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奈良県 御所市 巨樹巡り

ブログを更新しようと、パソコンを立ち上げ、少し目を離していたら、勝手にWindows10のアップグレードが始まっていました。
前から、アップグレードのウィンドウが出ては消していたのですが、ついに強硬手段にでたようです。
元に戻すのも面倒で、とりあえず動いているようなので、このままにしておこうか、と思う今日この頃。

5月4日に奈良県御所市へ巨樹巡りに行ってきました。

御所駅から柳田川沿いに進み、葛城川への合流地点を北に進むと、車道の横に大きな木が見えてきます。
西伯町のサイカチの巨樹です。
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幹周3.10m 樹高11.6m

サイカチはマメ科の落葉高木。
マメ科の中では最も原始的な木なんだそうだ。

樹液がよく出て、カブトムシやクワガタムシがよく集まるとの事。
関東方面では、カブトムシのことをサイカチムシと呼ぶ地域があるらしい。

サイカチには、雌木と雄木があり、白龍大明神にあるのが、雄木。
近くに雌木もある。
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幹周3.6m 樹高8.8m

こちらは、主幹が途中で折れ、幹の中は空洞になっています。
実にサポニンを含み、石鹸として使われていたらしい。

西伯(さいかし)町の名前は、このサイカチが由来となっているという。

葛城川の豊年橋から真っ直ぐ歩き、JRの踏み切りを渡ると、追着神社が見えてきます。
民家に囲まれた小さな神社の境内に生えている、クスノキ。
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幹周3.85m 樹高21.9m

再び、葛城川に戻り、鴨都波神社へ。
ここのイチイガシは前回紹介したので、今回はパス。

葛城川沿いを南に進むと、蛇穴のアカメヤナギ。
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幹周4.20m 樹高16.2m
私有地内にあり、入れませんでした。

名柄方面へ歩いていると、ケーンとキジの声が。
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見ると、川向こうにキジが歩いています。
いいところです。

道を歩いていると、名柄神社が現れました。
長柄神社のケヤキ。
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幹周5.37m 樹高28.8m

長柄地区には、ケヤキの巨木が何本かあります。

次のケヤキを見に行こうとすると、神社の訪問者に、長柄神社の説明をしている人に呼び止められました。
その人は、いろいろと地元の歴史を勉強し、趣味でガイドボランティアのような事をしている方だと思います。

話が面白そうなので、長柄神社の説明を聞くことにしました。
長柄神社の本殿屋根の裏側に描かれた、龍の絵。
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たぶん、聞かなければ一生見ることがなかったかもしれません。

旅先で、その地の歴史に詳しい人のガイドがあると、面白いし、思わぬ見識が増えます。
そして、その人の知識は留めなく、次から次に溢れ出します。

困った事になってきました。
次へ進もうと思っても、なかなか話が終わりません。

長柄や御所の歴史などの話を聞くのは、予定外の事態です。
まだ見に行く所があり、全て徒歩で廻っている者としては、あまり長時間一箇所に留まれません。

「次回来た時は、とことんお話に付き合うので、今回はこの辺で…」と心の中で思いながら、先へ。

そのせい…ではありませんが、近くにある「祇園社」のケヤキを見落としてしまいましたよ。
長柄で1番大きなケヤキだったのに!

次に多太神社へ。
入り口の鳥居横に生えているムクロジ。
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幹周4.40m 樹高14.6m

境内のイチョウ。
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幹周4.32m 樹高21.5m

元の道に戻り、さらに南へ行くと、佐田春日神社へ。
佐田春日神社のムクノキ。
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幹周4.80m 樹高25m

すぐ近くに高木神社があります。
高木神社のムクノキ。
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幹周4.70m 樹高33.5m

以前葛城古道を歩いた時、高木神社の横を歩いたことを思い出しました。

再び北へ向い、一言主神社へ。
2012年の4月に葛城古道を歩いた時、一言主神社のイチョウが幹の腐朽で倒伏の恐れがあると、その年の夏に樹医による再生治療をする、とありました。

その後、イチョウがどうなったのか気になっていたので、4年たって見に行く事に。
かなり変貌しているかなぁ、と思っていましたが、思ったより変わりがないように感じました。
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樹齢1200年、幹周4.30m 樹高24m
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前回とは違いは、大きく膨らんだ幹に添え木があること。
次は紅葉時期に来たいです。

石段下の、参道横にあった、推定樹齢400年のカヤ
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一言主神社から葛城古道を進み、御所駅へと戻りました。
by kou_shino | 2016-05-23 01:38 | 奈良県(58頁) | Comments(0)

兵庫県 龍野市 鶏籠山から的場山へ

5月1日に兵庫県龍野市の、鶏籠山と的場山を歩いてきました。

姫路駅から単線の姫新線に乗り換え、本竜野下車。
龍野市は、「あかとんぼの歌」と「うすくち醤油」とそうめん「揖保乃糸」が有名らしい。

駅前から歩き出すと、龍野橋の手前で遭遇した、ヒヨドリの水浴び。
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ヒガシマルの醤油工場を横目に、揖保川に架かる龍野橋を渡ると、龍野城の城下町に入ります。

下川原商店街に入ると、古い町並みが続きます。
商店街に飛び交うツバメが巣を作っていました。
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水路の横の白壁にいた、ヒゲナガカワトビケラと
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フタツメカワゲラの仲間。
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やがて龍野城の城門が見えてきました。
櫓門の横にクスノキが枝を伸ばしている。
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龍野城は、戦国時代の鶏籠山城(山城)と江戸時代の平山城があります。
山麓の櫓門をくぐると、甲冑を身に着けた方が歩いていました。
ゴールデンウィーク期間のサービスでしょうか。

本丸奥に、鶏籠山への登山口があるので、そこから山道に入ります。
山道に落ちていた、やや長い松ぼっくり。
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道は分岐していましたが、古城方面へ登ります。
山道にいたヨツモンクロツツハムシ
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削平地、二の丸を経て鶏籠山山頂の本丸跡へ。
本丸跡の裏に八幡宮跡があり、石畳や石段、鳥居の一部などがありました。
丁寧に探せば、戦国時代の遺物も見つかるようです。

石段から両見峠に下りたら、今度は的場山への急坂が始まります。
ゆっくり登っていくと、やがて丸太階段になり、国交省の無線中継所へ。

もう一息登ると、隣にテレビの中継アンテナがある山頂に着きました。
下山は、無線中継所の横から、急な坂道を下ります。

下り道で見つけた、金属光沢のコガネムシ。
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アオウスチャコガネ?かな。

近くにいた、ハラヒシバッタ。
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ハラヒシバッタは、どこでもいる小さなバッタですが、体の模様の変異が多様で知られています。

枝で囀っているのは、ホオジロか。
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木の幹にいた、緑色のクモ。
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ホシミドリヒメグモでしょうか。
ホシミドリヒメグモも体色変異が多く、見分けづらいクモです。

坂道を下り終わると、野見宿禰を葬った古墳がある野見宿禰神社へ。

出雲出身の野見宿禰は、相撲の力士の始祖と伝えられる人物。
大和国で当麻蹴速との相撲に勝ち、出雲に帰る途中、播磨国で病死。
龍野で葬られたらしい。

古墳の前に石の扉が付いた鳥居があります。
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「石の扉の紋章は、野見宿禰と関わりのある出雲大社千家氏の家紋」との事。

今度は、ゆっくり城下町を歩いてみたい気がしました。
by kou_shino | 2016-05-14 17:29 | 兵庫県(73頁) | Comments(0)

滋賀県 八幡山散策 百々神社から日牟禮八幡宮へ

4月17日の日曜日に、滋賀県近江八幡の八幡山を歩いてきました。
JR近江八幡駅からバスで、ユースホステル前下車。

少し歩いて、百々神社の横が登山口。
百々神社から日牟禮八幡宮までの縦走コースです。

百々神社は「ももじんじゃ」と読むらしい。

山道をしばらく登ると、オオイワカガミが咲いていました。
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湖南地方の里山でよく見かける植物です。
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白花のオオイワカガミ。
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さらに進むと、オオイワカガミとショウジョウバカマの群落地、と書かれた標識がありましたが、ショウジョウバカマの花期はとっくに終わっていて、オオイワカガミも少ししか咲いていません。

近くにいた、ニワハンミョウ。
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山道を進んで2つ目の展望台、望西峰から見た西の湖方面。
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正面に見える、西の湖に近い小さな山が安土山。
織田信長が築城した、豪華絢爛たる安土城があった場所。

安土城があった当時、安土山の麓まで琵琶湖が広がっていて、安土山は琵琶湖に突き出した半島だったらしい。

安土山右後方の高い山が、観音寺城跡がある繖山。
滋賀県の平らな湖東平野に、いくつかの山がポツポツと飛び出るようにあります。

八幡山を含むこれらの山々は、湖東流紋岩で出来ています。

湖東流紋岩は、火山の噴火による火砕流によってできた岩石で、約8000万年前の火山活動で出来たらしい。
約8000万年前の中生代は、まだ日本列島の形さえ無い時代で、恐竜がウロウロしていた頃です。

しかし現代の滋賀県を上空から見ると、巨大な火口の痕跡が見えるという。

展望台近くの朽ち木に生えていたキノコがスナフキンに見えました。
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鞍部を過ぎた辺りで見つけた、クリの芽と葉の虫こぶ。
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赤く膨らんでいるのが、クリメコブズイフシで、クリタマバチの虫こぶ。
葉に付いたプツプツが、クリハイボフシで、クリフシダニの虫こぶ。

北の庄城跡の近くで見つけた、変形菌のマンジュウドロホコリ。
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木の高い所についていた、黄色いドロホコリの仲間。
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こちらも変形菌に仲間かな?
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再び鞍部へ。

途中にあった切り株に、不思議な模様が。
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キノコの菌糸が作った模様でしょうか?

こちらの朽ち木からは、種が芽を出しています。
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森の世代交代ですね。

やがて、豊臣秀次の居城だった八幡山城跡の石垣が見えてくると、観光客の声が聞こえてきました。
八幡山城跡へは、ロープウエイがあるので、観光客が多い。

ロープウェイ入り口の横から下山。
ぷらぷらと下り終われば、日牟禮八幡宮へ。

日牟禮八幡宮参道横のムクノキ。
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樹齢約250年、幹周4.1m、樹高25m

こちらは「たねや」の前に生えているエノキ。
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樹齢約300年、幹周3.5m、樹高14m
後は駅まで歩いて帰途へ。

by kou_shino | 2016-05-04 00:51 | 滋賀県(79頁) | Comments(0)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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