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ファーブルフォト ルイスアシナガオトシブミ

今年最初の、今月のファーブルフォトは、オトシブミシリーズ9種類目、ルイスアシナガオトシブミです。
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以前も書きましたが、オトシブミの仲間には、ルリオトシブミ族、アシナガオトシブミ族、オトシブミ族、マダラオトシブミ族、クビナガオトシブミ族の5種類。
今回は、オトシブミの仲間では、首のくびれがないアシナガオトシブミの仲間、ルイスアシナガオトシブミ。
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姿は、アシナガオトシブミに似ていますが、一回り小さい。
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体色はアシナガオトシブミより薄いオレンジ色で、とにかく顔の様子が違います。
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アシナガオトシブミの頭部全体が黒いですが、ルイスアシナガオトシブミは、頭部全体が黒くありません。
目から口元にかけて黒いだけです。
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特に前足のチカラコブが目立ちます。
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オトシブミの中でも、一番チカラコブがあるのではないでしょうか。
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ルイスアシナガオトシブミ、この名前の「ルイス」は、人名ではないか、と思われます。
気になるのでネットで調べて見ました。

やはりルイスは、明治初期に日本に訪れた、イギリス茶の貿易商で昆虫学者、ジョージ・ルイス氏の名前から付けられたもよう。
ジョージ・ルイスというと、ニューオーリンズ生まれのジャズ・クラリネット奏者を想像しますが、同姓同名。

昆虫学者のジョージ・ルイスさんは、1869~1871年と、1880~1881年の2回来日していて、茶の貿易を営むかたわら、日本各地で昆虫を採集したようです。
昆虫界のシーボルトともいわれ、その成果は、日本の昆虫研究の基盤を作ったともいわれています。

ルイスアシナガオトシブミに出会うまで、ジョージ・ルイスさんのことは知りませんでした。
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調べてみると、「ルイス」の名を持つ日本の昆虫は多い。
ルイスジンガサハムシ、ルイスハンミョウ、ルイスオサムシ、ルイスオオゴミムシ、ルイスツブゲンゴロウ、ルイステントウ…。
「ルイス」の名前を持つ昆虫は、数十種類いるもよう。

すべて、ジョージ・ルイスさんが発見し、命名した昆虫たちなんでしょうか。
もし、そうだとしたら、ジョージ・ルイスさんは、とてもスゴイ人です。

とてもスゴイ人なのに、小説にもなっていないし、大河ドラマにもなっていません。
もっと、クローズアップされてもよいのでは、と思うのですが…。

この、ルイスアシナガオトシブミですが、どこで見つけたかよく覚えていません。
山を歩きながら、あちらこちらでオトシブミの揺籃を集め、プラケースに入れておいたら、気がついたら羽化していました。
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ケヤキやハルニレ等の葉を揺籃にするもようです。
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by kou_shino | 2013-01-21 18:17 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(2)

奈良県 平城京跡鳥見散策 ハシビロガモの集団採餌

3連休の中日に、奈良県平城京跡周辺へ、鳥見散策へ出かけました。
ここも冬になると訪れるコースです。今年で4回目かな。

2年ぶりだったせいか、途中で道を間違えてしまい、違う池のへ出てしまいました。
住宅地に入ると、よく間違えます。別の池に出てしまいました。

そこにいたのは、モズのよう。
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過眼線が黒くないので、メスでしょうか。

池には、カイツブリが数羽。
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なんとなく、カモの姿が少ない感じ。

ウロウロ歩いて、ようやくハジカミ池へ。
池の中に、何故かカーブミラーが突き出ている池です。
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このカーブミラー、来る度に気になって仕方がありません。
高さはガードレールとほぼ同じ、やや下を向いているので、道路側からは見づらいミラーです。
なぜ、ここにある?なにコレ珍ですね。

ハジカミ池には、クチバシが大きいハシビロガモがたくさんいました。
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この池では、ハシビロガモが集団グルグル回り採餌する行動が見られます。

前に見たときは、一集団だけでしたが、今年は集団がいくつもみられます。
多く集まれば大きな集団になる、というわけではなく、10~30羽程のグループに分かれるもよう。
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ハシビロガモは、水面につけたクチバシを細かく動かしながら、水中のプランクトンや草の実等を食べます。
集団でグルグル回ると、プランクトン等が、渦の中心に集まりやすいらしい。

他のカモは少なく、ホシハジロらしいのが2羽と、ミコアイサのメスが2羽ほど。
ハジカミ池のミコアイサと、
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近くの池にいたホシハジロ。
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水上池の方にも回りましたが、カモの数も少ない感じです。

ハジカミ池の横にいたシメ。
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何かの実を食べているもよう。

木の実を求めてシジュウカラもやってきました。
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周辺には、柿の木があり、まだたくさん実を残しています。
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今まで残っているということは、たぶん渋柿でしょう。
鳥も食べないのか。

しかし、今まで残っているということは、干し柿状態なので、だんだんと甘味がでてきているのでは。
柿の実を見ていると、少しずつ野鳥がやって来るのを見ることが出来ます。

まず、ツグミがやってきました。
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食べています。

これは、柿の実が甘くなってきている当然、ヒヨドリや、
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メジロも来ます。
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柿木は、小鳥たちの食卓になってきているようです。

シロハラでしょうか。
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他にムクドリなんかも来ていましたよ。
by kou_shino | 2013-01-14 18:58 | 奈良県(58頁) | Comments(0)

兵庫県 昆陽池 ユリカモメの折れたクチバシ

撮りためたデジカメ画像を保存するハードディスク(500GB)が満タンになったので、今年から新しいハードディスク(1TB)を購入しました。ついでに、画像処理ソフトもバージョンアップ。

そして新年早々SF映画のブルーレイが出る。枝雀さんのDVDブックも出る。
なんだかんだで、出費の多い年明けです。

今年は、伊丹市の昆陽池へ初詣。
お昼前に着きましたが、池のほとんどが結氷していました。
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毎冬のように来ていますが、昆陽池が結氷しているのは初めてです。

ユリカモメも、氷に滑ってズッコケていました。
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ユリカモメはそこそこ多かったですが、カモは来るたびに減ってきている感じ。
オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、カルガモ等がいました。

やや小ぶりのキンクロハジロは潜水する、ぬいぐるみのようなカモ。
潜水艦のごとく、水面に浮上したキンクロハジロ。
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こちらは、昆陽池に住んでいるコクガン。
羽根を念入りに手入れした後、豪快に水しぶきをあげていました。
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なんとも気持ちよさそうに羽根をつくろっているオナガガモ。
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寝てる?

小さなカラス?と思ったら、黒いハト。
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周りにカラスが多くいると、いじめられないようにハトの体色が黒化する、という話を聞いたことがあります。
これも保護色なんでしょうか?

コブハクチョウも、昆陽池に住んでいます。
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時々、不思議なポーズをします。

一番元気に飛び回っているのは、やはりユリカモメ。
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餌をやりに来る人たちも多く、そのたびにユリカモメ達は狂喜乱舞。
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バックの建物は伊丹昆虫館です。

乱舞しているユリカモメの中にいると、糞爆弾を落とされるので、退避しながら撮影。
あれ、このユリカモメ、クチバシがなんか変。
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口は閉じているのに、クチバシは開いています。

どうしたんだろう、と近づいてみると、なんとクチバシが折れています。
餌の取り合いで、どこかにぶつかり折れたのでしょうか?
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下のクチバシがブラブラしていて、これでは、ちゃんと採餌ができません。
他のユリカモメと同じように飛びまわっているので、体力はまだ落ちていないようです。

しかし、お腹が減っているのか、他のユリカモメよりも餌を撒いている人に近づいています。
それでも、カモに取られたりしていますが、ひたすら人の前に出て食べ物をねだっているもよう。

その姿は、いじらしく、痛々しく、切ない。

何とかしたくても、何も出来ません。
昆陽池では、毎日のように餌を与える人が来るので、何とか生きられるでしょうが、自然の中では難しいでしょう。

他にもいないかと見てまわると、このユリカモメの口元も何か変。
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何か赤いモノが刺さっているのか、奇形なのか。

ユリカモメの群れをよく見ると、ユリカモメより一回り大きなカモメも混じっていました。
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昆陽池で、カモメを確認したのは初めて。
いままで、全部ユリカモメだろうと、よく見ていませんた。

カモメは少なくとも2羽混じっていました。
人が餌を撒いても、カモメは人に近づかないようすです。

カモメは、賢明ですね。
by kou_shino | 2013-01-06 17:30 | 兵庫県(73頁) | Comments(0)

2013年 巳 へび

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
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数年前に、虚空蔵山で撮影したヤマカガシのペア。

蛇の姿は、あまり気持ちの良いモノではありませんが、生命力の象徴として医学のシンボルにもなっています。
今年も健康な年でありますように。
by kou_shino | 2013-01-01 00:32 | 干支(13頁) | Comments(0)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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