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ファーブルフォト ヨコバイの幼虫

労働による疲れ+腰に少し違和感(何かの拍子に痛みが出ます)があり、先週に続いて今週も出かけられず。2週連続のファーブルフォトに。
今週末もどうなるか・・・。

その間に、古本屋で一冊105円で買った「深海のYrr(イール)」という長編SF小説(全3冊)を読み終え、その流れで、「コンタクト」とか「アビス」といったSF映画もDVDで見ました。
たぶん「深海のYrr(イール)」も映画化されるらしいけど、大津波シーンどうするんだろう、と思う今日この頃。

ツマグロオオヨコバイの成虫は以前に載せたことがありますが、その幼虫です。
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裏から見ても、全身まっキイロ。
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成虫もキイロベースですが、胸部から頭部にかけて黒い点々があり、どれが目玉か分かりにくい模様でした。
幼虫は、複眼の一部が、まるで黒眼のように黒くなっています。
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複眼を拡大して見ました。
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ニコッと笑っているような感じ。

この幼虫、おとなしくジッとしているワケは、
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口吻をササの葉っぱに突き刺して、食事中のもよう。
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後の脚でも支えているようですが、前脚を上にあげて、口吻だけで浮いているようにも見えます。
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もう一種類、ヨコバイの仲間の幼虫。
これの種類が分かりません。
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尻先が二つに分かれているのは、ブチミャクヨコバイ科の特徴らしい。
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ツマグロオオヨコバイの幼虫とは、風貌が異なります。
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複眼がウルトラマン形。
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頭部から腹部までブツブツがあって、あまり可愛くありません。
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尻先が二つに分かれているのには、何か意味があるんでしょうね。
by kou_shino | 2011-10-27 18:31 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(6)

ファーブルフォト セモンジンガサハムシ

雨の後の日曜日は、とてもいい天気に恵まれましたが、朝起きても体全身に気だるい疲れが残り、出かける準備はしていたのですが、結局何へも行けませんでした。
そんなワケで、今月のファーブルフォトに。

今回はカメノコハムシの仲間、セモンジンガサハムシ。
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カメノコハムシの仲間は、ハムシ科の中でも、他のハムシと異なり、前翅や前胸部の延長に透明のシールドバリヤが、足もとまで張られており、防御力が高そうな姿をしています。
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アリなどが近づくと、頭も脚もシールドに隠して、葉っぱに張り付くそうです。
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触覚だけ出して、警戒しながら動いています。
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まるで、亀のようでもあり、ユニークですね。
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セモンジンガサハムシの特徴は、脊中に(X)と輝く、黄金のエンブレム。
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金色の(X)部分を拡大して見ました。
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横から見たら。
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腹側から見ると、こんな姿。
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顔をアップに。
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なかなか愛嬌のある顔をしています。
脚の裏(附節)も変わった形です。
by kou_shino | 2011-10-18 19:03 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(4)

奈良県 鳴川峠越え 異形のムシ現る

秋晴れの天気のいい日曜日に、奈良県の元山上口駅から、生駒山系の鳴川峠を越えて大阪府の枚岡駅まで歩いてきました。

元山上口から、住宅地を抜けて棚田が見える里へ。
道端に落ちた、熟した柿にスズメバチが。
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こちらはキタテハ。
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昆虫たちが集まっています。

道端にはカラフルな実が。
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トゲがあるので、ママコノシリヌグイかと思いましたが、イシミカワという植物の実らしい。

赤トンボも飛んでます。
これは、マユタテアカネ?
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こちらは、アキアカネかな。
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バックには、刈りいれ間近の稲穂が、風にそよいでいます。

草むらのササの葉には、クロウリハムシが。
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同じく草むらに、スズメウリ。
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そういえば、去年も生駒山系の室池でスズメウリを見てます。

のどかな里山の秋を楽しみながら歩いていると、目の前に異形のムシが現れました。

蝶や蛾の幼虫である、芋虫・毛虫系は苦手なため、ほとんど写真には撮らないのですが、苦手意識を上回る程の興味深い姿や習性がある場合には、写真に撮ることもあります。

この日見つけた蛾の幼虫には、その異形の姿に驚きました。
最初、アケビコノハの幼虫に似ているかなぁ、と思っていたんですが、枝に触れると、身を反り返して丸くなりました。
その時動いた、肢の長いこと!
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何なんでしょう、長い肢をうごめかせるコイツは、まるでエイリアン。
蛾の幼虫に、あってはならない肢の長さ。

調べると、シャチホコガという蛾の幼虫でした。
エビ反りした姿が、お城の上に飾られているシャチホコに似ている、という所から名づけられたもよう。

角度を変えると、長い肢を広げるように伸ばしています。
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長い肢が、触覚のようにも見えます。これは、擬態でしょうか。
何か別の昆虫に擬態しているようにも見えますが、よく分かりません。

清滝石仏群がある集落を抜け、千光寺への分岐を鳴川峠へ。
渓谷沿いに山の中を進みます。
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うっそうとした森の中ですが、時々日当たりの良い所へ出ます。
ミゾソバの花に、ハラナガツチバチの仲間が蜜を舐めに来ています。
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フワフワ飛んで来たのは、ミドリヒョウモンのメス。
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ミドリ色が輝いて、きれいな翅です。

脊中の白い斑点が目立つ、ツマジロカメムシもいました。
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光沢があり、こちらも光ってます。

ゴロ石のある坂を登りきり、信貴生駒スカイラインをくぐると鳴川峠。
進んで生駒縦走コースに入ると、大阪府です。

後は、府民の森・なるかわ園地から、枚岡神社へ下山するだけ。
下山途中で見つけた、トビナナフシ。
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たぶんメス。
トビナナフシも、単為生殖するらしく、オスの姿はほとんど見られないんだとか。
エダナナフシと比べると、太短い胴体です。

枚岡神社で寝ていたニャンコの頭をなでたら、しばらくしてから起きだして、大きなアクビを一つしました。
by kou_shino | 2011-10-11 22:31 | 奈良県(58頁) | Comments(2)

兵庫県 多田銀銅山跡 アサギマダラが舞う里

今回は、兵庫県猪名川町の多田銀銅山跡を散策。

多田銀銅山と言えば、豊臣秀吉が4億5千万両を隠したという埋蔵金伝説があり、確か今年の8月頃に坑道へ探査ロボットを潜入させて埋蔵金を探す、というニュースがありました。
その後、どうなったんでしょう。

日生中央駅からバスで、白金2丁目で下車。
ここから案内板にそって進み、螺旋階段を下りて、採掘工場跡の前へ。

ハイキングコースの車道横に咲いていたイヌホウズキ。
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サシガメの幼体がいました。

キク科のヤクシソウも咲いています。
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前回夏に訪れた時、青木間歩の坑道へ入ると、とても涼しかったんですが、今回は屋外も涼しい気温だったので、坑道内の涼しさはあまり感じませんでした。
青木間歩の近くで見つけた、キボシマルウンカ。
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キボシマルウンカは、テントウムシに擬態しているといわれています。
大きさもテントウムシくらい。

台所間歩方面へ足を運ぶと、ヒヨドリソウにアサギマダラが舞っていました。
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2か所で、10匹ほど飛んでました。
こんな多くのアサギマダラを見たのは久しぶり。
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アサギマダラは長距離飛行をする蝶として有名で、移動調査する時に、翅にマーキングして調べるそうですが、まだマーキングされた個体は見たことがありません。

多田銀銅山は、奈良時代に大仏造立の際に銅が寄進された、という伝承があり、古くから開発された鉱山のようです。
大阪城の台所を潤した台所間歩や、秀吉から千成瓢箪の馬印を立てることを許された瓢箪間歩を見学。

周囲には、鉱山指標植物とも云われている、重金属濃度の高い土壌でよく見られるシダ植物のヘビノネゴザが多く群生しています。
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しかし、ヘビノネゴザは、一見他のシダ類と区別がつきにくい姿。
昔の人は、どうやって区別したんだろうと、不思議でした。

ネットで調べると、他のシダは、冬でも枯れないけれど、ヘビノネゴザは冬になると枯れるらしい。
鉱脈師達は、冬に枯れたシダを探していたんですね。

台所間歩の近くにいた、ヤマカガシ。
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口先は平らで、舌を出し入れする穴が開いています。

近畿自然歩道を進み栗畑と田んぼの間の道を進みます。
道端には、ツリガネニンジンなどの花が咲いています。
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オオムラサキツユクサも咲いてました。
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花びらでハナバチが休んでますね。

池を横切り、砂利の多い谷筋へ。
ここらあたりでは、青い石が見られます。
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これらは、青鉛鉱やクジャク石らしい。
探せば、銀も見つかるのか?

薄暗い谷筋の道を進むと、公園へ散歩するような姿の人たちも歩いてきます。
何故だろうと地図を見ると、低い山を一つ越えた隣は、住宅地でした。

大きな池が見えると、やがて舗装道路へ。
道路で、二匹のスズメバチが、何故かもつれあっています。
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ケンカしている様にも見えますが、よくわかりません。
お互いを攻撃するかのような行動を、この姿勢で行っていました

総合公園を抜けてバス停へ。
総合公園で咲いていた、ホソバウンラン。
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ホソバウンランは、ヨーロッパから観賞用や薬用として輸入された帰化植物、ゴマノハグサ科の唇形花ですが、普通に野生化していました。

唇形というより、大きな舌を出してるみたい。
英名ではトードフラックス(toadflax)、ヒキガエルに似た花ということらしい。
by kou_shino | 2011-10-04 19:46 | 兵庫県(73頁) | Comments(2)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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