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ファーブルフォト カマキリの幼虫 掃除ブラシと視線

NHK教育テレビのミクロワールドという番組、一度終わったかと思っていたら、再び始っていました。
2本分づつ放送していますが、一つ5分の短い番組なんで、見落としていましたよ。


今回のファーブルフォトは、去年撮った2cm程のカマキリの幼虫。
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翅が生える部分の翅芽(しが)がないので、1齢幼虫だと思います。
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小さくても、体の手入れはきちんとします。
特に獲物を見つけ捕獲するため、眼の掃除は大事で、大きなカマ(前脚)を使って丁寧に拭いています。
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今年に入ってから、ミクロワールドの「草むらのハンター カマキリ」を見ていて新たな発見をしました。
カマキリはカマの裏側を舐めては、眼をこする動作を繰り返します。

カマの裏側に細かい毛が生えている部分があり、それが複眼の掃除をするブラシの役割をするのだそうです。
考えてみれば、カマには鋭いトゲが多く生えているので、そのまま複眼をこすれば傷が付きます。

この事を知っていたら、ブラシの部分も撮影していたのに、と思いながら、去年撮った画像を見直していると、ブラシらしき毛が写っているカットがありました。
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左側のカマの内側に小さな毛が、モワッと生えているように見えます。
このような掃除ブラシはカマキリだけのモノなのでしょうか。
なんとなく、他の昆虫達も、このような掃除ブラシを持っているのではないか、という気がします。

カマキリの口に付いている白い糸のようなものはホコリです。
昆虫を捕獲してからファーブルフォトで撮ると、よくホコリが付くので困ります。
しかもこのようなホコリは肉眼ではほとんどわかりません。

野外で撮影する事も何度かありますが、ちょっとした風でブレるのでイライラします。
見ているときは無風なのに、いざ撮影しょうとすると、待ってましたとばかりに風が吹く。

あとピント合わせ、野外だと一脚なり三脚を動かしながらピントを合わせなければならないのが面倒。
できるだけ簡単に、少ないショット数で撮ろうと思っているのですが、そのような料簡ではなかなか思いどうりの画像は得られないようです。

庭で、カマキリの幼虫が何匹かいたので、ファーブルフォトを三脚で撮ってみました。
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カマキリは動き回る昆虫では無いので、ファーブルフォトで撮りやすい。
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カマキリの複眼は、六角形の小さな個眼が何万個も集まったドーム型の複眼です。
複眼を見ていると、常にこちらを見ているような黒い点があります。

ネットで調べると、この黒い点は「擬瞳孔」といって、実際に黒い点があるのではなく、光の反射でそう見えるのだそうです。
2008年度のミクロワールド「昆虫の眼 複眼の不思議」では、「ドーム状の複眼はほぼ360度を見ることができ、黒く見えているのが、こちらを見ている個眼」と説明されています。

後ろからでも、黒い個眼はこちらが見えているのかな。
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何となく、黒い個眼の視線がズレているような気がしますが。
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まぁ、360度視野があるのですから、複眼のどこかで見ているのでしょうね。
by kou_shino | 2010-02-28 01:03 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(2)

大阪府 万博記念公園 小鳥見散歩

ベアゴスティー二から「週刊 野鳥の世界」という雑誌が発売されました。
第一巻は、バインダーがついて290円とお得なお値段。

野鳥の知識を得るのに、ちょうどよいかなぁ、と思っていたら、なんと100巻まで出るらしい。
100巻というと、付いていたバインダー10冊分です。
う~ん、置く場所が無い。

日曜日、天気が良くなりそうだったので、万博記念公園へ小鳥見散歩に行ってきました。

まずは、梅林から。
ここでは、梅の花に集まるメジロを探します。
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ここの梅林、毎年来ていますが、一眼レフカメラを持っている人たち、年々増えてきているような気がします。
今年は、レフ板みたいな、丸いモノ持ってい人、結構いました。
すごいなぁ、気合い入っていますねぇ。

メジロたちも、人の熱気にたじろいでいるのではないでしょうか。
あまり、人が近づけない梅に来ていましたよ。
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梅林を退散してブラブラ歩き始めます。
スズメ、ヒヨドリ、ハクセキレイの他、地面を歩きまわっている、ツグミや、
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シロハラなどがよく見られます。
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カラスも多い。
ハシボソとハシブトが同じ場所で、集まっていました。

ハシブトガラスも鼻の穴を隠すように羽毛が生えています。
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まるで、鼻毛のみたい。
カラスも事は、今まであまり興味がありませんでしたが、鼻毛の存在に築いてから、少し興味を持つようになりました。

空中観察路「ソラード」に行くと、なんと工事中。
仕方がないので、カワセミが見られる池に行きました。

池の前では、超望遠レンズをセットした人たちが、ズラリと並んでいます。
少し、待っていると、すぐにカワセミが現れました。
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こんなに近くまで並んで、大丈夫なのか、と思いましたが、カワセミは案外平気で小魚を獲る為のダイビングを繰り返します。
何度か、カワセミがダイビングする撮影に挑戦しましたが、駄目でした。
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カワセミが、移動したので、こちらも移動。
ツバキの森へ。

ツバキの森も、メジロたちが花から花へ、花粉まみれになりながら飛び回っています。
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クチバシ周りから、喉にかけて花粉まみれ。
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鳥の足をよく見ると、関節が後ろに曲がっています。
人の関節(膝)は前に曲がるので、一見異様な感じがしますが、鳥の足も人の足も、基本的には同じ。

骨格標本なんかで見ると、鳥の膝も人と同じで前に曲がっています。
では、後ろに曲がっている部分は何だ、というと、あれは踵(かかと)なんですね。

人もつま先立ちすると、踵の部分は後ろに曲がっているようになります。
鳥の場合、つま先から踵までが発達し、膝はお腹に隠れて見えません。

鶴やフラミンゴなどは、つま先から踵までが異様に長い、という事になります。
逆にペンギンはとても短く、人に近い。
ちなみに「人鳥」と書いてペンギンと読むのは、立って歩くさまが人のようだから、という事らしい。

鳥に限らず、多くの動物は、つま先立ち歩きをしています。
むしろ、踵を地面につけて歩いている動物の方が少ない。

ネコも犬もつま先立ちで歩きます。
なぜつま先立ち歩きをするかというと、その方が走るとき速く走れるから、といわれています。

弱肉強食の自然界では、速く走ることが生き延びる事につながる。
いついかなる時でも、すぐに走れる態勢にはいれるように、つま先立ち歩きに進化したようです。

しかし、ここで疑問がわいてきます。
飛べる鳥は、走る必要がないのに、なぜつま先立ちなのか。

これは、翼をもつ前の、鳥の先祖がつま先立ち歩きをしていた、という事ですかね。
つまり恐竜も、つま先立ちで歩いていた。

恐竜の子孫が鳥になった、というのが現代の定説で、恐竜と鳥の骨格に共通点が多いらしい。
「恐竜は絶滅していない、鳥に姿を変え、現在も繁栄している」という話をよく聞きます。

小鳥たちを見る時も、こいつら恐竜の子孫なんだ、と思いながら見るのも面白いかも。
万博公園で見た、他の恐竜の子孫達は…

よく囀りながら、木から木へ飛び回るシジュウカラ。
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こちらはビンズイでしょうか。
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公園内でよく見かけるコゲラ。
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これは…、アトリのオスですかね。
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十数羽で、木の枝にとまっていた、カワラヒワ。
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帰りに、国立民族学博物館によるつもりでしたが、午後から急に暖かくなり、疲れがどっとでたのでやめました。
by kou_shino | 2010-02-24 18:44 | 大阪府(87頁) | Comments(0)

大阪府 箕面公園の猿

NHKの「龍馬伝」を見ていて、気になったことがあります。
三菱財閥の創業者、若き日の岩崎弥太郎が背中にいっぱい鳥篭を担いで売り歩いていたことです。

大量に鳥篭を背負い、激しく動き回っているのに、一つも落ちないのはなぜ?という事ではありません。

頭が良かったんだから、もっとマシな商売を考える事は出来なかったのだろうか、と考えるのは私だけではないはずです。
そもそも、鳥篭売りが商売として成立するのだろうか?買う人いてるか。

江戸時代の飼い鳥事情が書かれた「大江戸飼い鳥草紙」という本を読むと、江戸時代の後半、庶民の間でも鳥を飼うことが大流行していた事がわかります。
まぁ、江戸で大ブームが巻き起これば、地方へもブームが伝播したであろうし、土佐でも流行っていた、といわれても不思議ではありません。

「大江戸鳥飼い草紙」は「南総里見八犬伝」を書いた滝沢馬琴の馬琴日記から当時の飼い鳥事情が書かれているようで、馬琴自身無類の飼い鳥マニアだったらしい。
(滝沢馬琴の日記って、最近どこかで聞いた気が…、たしかNHKの「ブラタモリ」でちらっと聞いた…)

馬琴は「南総里見八犬伝」の構想をまとめようとするあたりから小鳥を飼いだしました。
忙しい執筆活動が続き、気を紛らわせる為、癒しを求めて小鳥を飼い始めたようです。
現代において、犬や猫を飼うのと同じですね。

馬琴は熱中する性格だったようで、鳥屋が毎日売りに来るものを、片っ端から買っていたために、いつしか飼い鳥の数は100羽前後まで膨れあがりました。
ウソ、カナリア、ホトトギス、カッコウ、ヨシキリ、サンコウチョウ、メジロなどの小鳥約70羽。
アオバト、キンバト、ギンバトなど鳩類8種17羽、その他鶏類から、コガモ、オシドリ、バン、シギ、といった、水鳥まで庭で飼っていた、というから凄まじい。

これでは、癒しどころか、鳥の世話をするだけで、逆にストレスが増すでしょう。
ある時、はっと我に返った馬琴はほとんどの鳥を売り払い、事なきを得たようです。
馬琴はその後、娘婿に絵を描かせて、鳥類図鑑「禽鏡」までつくったくらいですから、相当な鳥好きだったと思われます。

まぁ、馬琴の話は極端ですが、平安時代から続いた飼い鳥の習慣は、江戸後期にブームになったことは間違いないようです。
ただ、鳥篭だけを買う、という状況があり得るのか。

普通、鳥を買ったときに、一緒に鳥篭を買うでしょう。これは現代でも江戸時代でも変わりなかったはずです。
繁殖に成功したした人が、知り合いに分けるとか、鳥が増えた分鳥篭を買うくらいでしょう。
「大江戸鳥飼い草紙」にも、鳥篭屋と鳥屋はタイアップしていた、というようなことが書かれていました。

鳥篭だけを売り歩いても、儲けはあまり無いと思わざるをえません。
だから、貧乏だったという設定なんでしょうかね。

滝沢馬琴がこの世を去ったのは、ペリーが浦賀にやってくる5年前の事でした。

テレビ大阪で、いろんな野鳥の映像にその野鳥にまつわる話がナレーションで入る「野鳥JAPAN」という番組があります。
「絶滅危惧種の鳥たち」の放送で、気になるナレーションがありました。

「1853年、浦賀にペリー率いる艦隊が来航した。
その当時、日本の鳥たちはほとんど人を恐れなかったため、黒船の乗船員は多くの鳥を捕獲した。
日本政府は、日米和親条約の補則として、日本は鳥獣を保護しているので、捕獲することのないように、と要請した」

日米和親条約の補則とは下田条約の事で、確かに「アメリカ人が鳥獣を狩猟する事を禁ず」という内容の一文があります。

当時黒船で来ていた乗組員達が、人を恐れず近寄ってくる野鳥たちを、アメリカに持ち帰る為に捕まえたのか、鉄砲で狙い撃ちしたのか知りませんが、条約に入れるくらいですから、よほど目に余る行動があったのではないか、と想像できます。

江戸時代、鳥たちはあまり人を恐れなかった、という事は、今の鳥たちは人を恐れている、警戒心が強くなっている、ということなんでしょうね。
小鳥を見つけたり写真に撮るのが下手な私としては、危害を加えないから、もう少し近くまで来てくれないかなぁ、と思う今日この頃。


小鳥を見るために、大阪の箕面公園へ行きました。
しかし、小鳥を見るのも撮るのも下手なので、今回も惨敗です。

これは、何でしょう。
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この手の小鳥は、図鑑を見てもよくわかりません。

これはヒヨドリ。
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甲高い声でよく鳴いています。
「大江戸鳥飼い草紙」によると、雛から飼うとよく慣れて、飼い主の顔もちゃんと覚えるようです。

エナガも群れをつくって、飛び回っていました。
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他に、シジュウカラにヤマガラ等が見られました。

納得のいく写真が撮れず、まいったなぁ、と思いながら箕面の滝まで来ると、一匹のニホンザルが現れた。
売店の匂いで来たのか、観光客がたくさんいる滝の前で座り込みました。
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人前に出てきても、まるで動じず。落ち着いたもの。
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今年の4月1日から、箕面市の「猿の餌やり禁止条例」が施行されるようで、悪質な餌やりをした場合、一万円以下の罰金が科せられます。
観光目的で餌付けされ、箕面の猿として有名でしたが、今後見る機会が減るかも知れません。

箕面の滝の上から、自然研究路に入り、ダム湖、政ノ茶屋跡を経て、再び滝へ。

滝の近くにいたアオサギと、
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昆虫館の近くにいたコサギ。
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このコサギ、まだ2月というのに、もう夏羽?

仕方がないので、帰りに昆虫館によってから帰りました。
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by kou_shino | 2010-02-15 18:05 | 大阪府(87頁) | Comments(2)

奈良県 平城の水鳥たち カワウの鵜呑みとハシビロガモの渦

生き物の写真を撮っているとき、よくレンズを被写体の動物に向けた時、又は、ピントを合わせた瞬間に、その動物がプィッと逃げていく事がよくあります。
それまで何事もなくその場所に留まっていたにもかかわらず、レンズを向けた瞬間に何かを感じるのか、避けるようにどこかえ行ってしまうのです。

前々から感じていたんですが、これは、野生の動物たちは、人間の視線を感じる能力があり、視線を感じた瞬間に逃げて行くのだろう、と思っていました。
「視線を感じる」という感覚は、人間だけにあるのではなく、他の動物達も、人間以上に感じているのではないか、と思うのです。

しかし、視線を感じるとは、どういうことなんでしょうか。
それは、「虫の知らせ」のような超感覚的な現象なのでしょうか。

福岡伸一氏の「世界は分けてもわからない」を読み始めた時のこと。
その本の「視線とは何か」という件を読んだとき、仮説の話ですが「なるほどなぁ」と思われる文章がありましたので、一部抜粋させてもらいます。

「魚類を代表とされるいくつかの生物には、眼底の網膜の一層下部に“反射板”と呼ばれる特殊な構造体が備わっている」とあり、魚類ほどではないけれど、夜行性鳥類や哺乳類も、そしてネコも夜ライトを当てると目がギラリと光り、そして人間の目も光るのではないか、と書かれています。

暗闇でフラッシュを使って人物の写真を撮ったとき、被写体の人物の目が赤くなる「赤目現象」と呼ばれる事が起きます。
これは、暗い場所で眼の瞳孔が開いているとき、フラッシュの光が眼底の血管網に届き、その赤い反射光が写真に写る為、眼が赤くなる現象で、つまり人間の目も光が反射しているということになります。

そして「フラッシュのような強い光でなくても、ヒトの眼は外界の光を捉えて、弱いながらも光を常に反射していると考えられ」ます。
眼底の血管網から反射した赤い光の粒子は、その視線の方向に注がれる事になり、つまり、その反射光が「視線」ということになる、という。

昔から知られている「赤目現象」が視線につながるという発想は、今まで考えてもみませんでした。
ヒトの眼はかなり弱い光も感じ取る構造にできているらしいので、他の動物達も、当然人間の「視線(赤い光の粒子)」を敏感に感じ取っている、と考えられます。

もちろん野生動物達が感じているのは、「視線」だけでなく、「匂い」「音」「人の姿や動き」等もあるのですが、赤い光を吸収するサングラスをつけて、野生動物を見たらどうなるんだろう、と思う今日この頃。


今回は、平城遷都1300年祭が行われる、平城宮跡横の水上池周辺へ鳥見散歩。
去年と同じく、近鉄平城駅からブラブラと散策。

ハジカミ池に行くつもりが、道を間違え御前池に来てしまった。
池を覗くと、眼の前からカワセミが、ピャーッと飛んでいく姿が。
こんな近くにカワセミがいるとは思いませんでした。

この池には、マガモ、カルガモ、アヒル、カイツブリ等がいました。
伸びをするカルガモ。
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枯れ草に紛れ込むと目立たない、地味な色の羽を持つカモですが、翼鏡(よくきょう)と呼ばれる部分の羽は青く輝きよく目立ちます。
翼鏡は、カモ類の仲間が持つ羽で、飛翔時に目立つので、飛んでいるときに仲間を認識する為にある、という説があります。

隣の佐紀池を除くと、またしても眼の前からカワセミが…
どうもタイミングが悪いです。

カイツブリの姿は、よく見られました。
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各池に数羽ずついる感じです。

ウロウロと歩き回って、ようやくハジカミ池に。
カワウの横で、羽つくろいしているのは、ミコアイサのメスです。
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オスの姿を探しましたが、いませんでした。

突然、水面をバシャバシャたたくような、激しい音がしたので振り返ると、カワウが異様に暴れています。
何をしているんだろう、と思いよく見ると、なんと大きな魚を丸呑みしようとしていました。
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まさに「鵜呑みにする」という状況ですね。
カワウが大きな魚を、無理やり丸呑みにする、という事は知っていましたが、目撃するのは初めてです。

魚が暴れるようで、2回水中に潜りましたが、飲み込んだ所を見ることはできませんでした。
何となく、魚に逃げられたような感じがしました。
撮影条件が悪く、写真がブレてしまったのが残念。

池の周囲を歩いていると、1ヵ所に十数羽のカモが丸く集まり、グルグル回っていいます。
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ハシビロガモだと思いますが、懸命に何かを食べながら回っているようです。

後で調べたところ、ハシビロガモは集団で水面をグルグル回って渦を作り、その中心にプランクトン等の食べ物を集める習性があるのだとか。
数頭のザトウクジラが円を描きながら泡を出し、魚を海面に集めて捕食する映像をTVで見たことがありますが、ハシビロガモも似たような行動をするとは知りませんでした。

別の池に移動すると、ここにもミコアイサのメスがいました。
しかしオスの姿はなし。

ミコアイサは、ホシハジロと一緒に泳いでいました。
ホシハジロの群れに違うカモが混じっています。アカハジロかな?
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赤い目と赤っぽい頭をしているカモがホシハジロ。
アカハジロのようなカモは、あまり赤くありません。ホシハジロとの雑種かもしれません。

水上池では、黒い体に、白っぽいクチバシと額板(がくばん)が特徴的なオオバンがいました。
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カモの中では一番美味しいといわれているマガモ。
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隣の池には、コガモがたくさん羽を休めていました。
一本の足で、バランスを保ちながら休むコガモ。
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ここにもミコアイサのメスがいましたが、オスの姿なし。
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帰りは、復元された大極殿を眺めながら大和西大寺駅へ。
by kou_shino | 2010-02-09 17:28 | 奈良県(58頁) | Comments(2)

兵庫県 昆陽池 カワセミとミコアイサ、そしてヌートリア

毎冬、恒例のように訪れている昆陽池へ、今回も行きました。
昆陽池公園は、野鳥と人の距離がかなり近い所。

冬になると、オナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジ等のカモやユリカモメがたくさん越冬しにきます。
そして、昆陽池のオナガガモは、平気で人の足元まで寄ってきます。
睨んでいるようなキンクロハジ。
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元々、コブハクチョウとか怪我をしたコクガンが、自然放養されていて、餌が豊富にあるせいかも知れません。
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たくさんいるカモの中に、翼を痛めたカモがいました。
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羽が折れているのか、ズレていて、うまく広げることができないようです。
おそらく飛ぶことはできないでしょう。

今は、まだたくさんの仲間がいますが、春になると、みんな北へ帰ってしまいます。
このカモはいったい、どうなるんだろう。

コクガンのように、昆陽池に住み着くことになるのでしょうか。
オオタカに狙われたら、逃げるのは難しいかも。

ヌートリアの姿が見えないので、移動。

昼にベンチでパンを食べていると、スズメ達が近づいてきます。
しかし、あっという間に、スズメ達を蹴散らして十数羽のカラスが集まり、取り囲まれてしまいました。

ハシボソガラスでしょうか、今回初めて気付いたんですが、クチバシを半分覆うように羽毛が生えています。
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なんか、鼻の穴を隠しているみたいですね。
カラスは嗅覚より、視覚で餌を探す、といわれていますが、関係あるのかなぁ。

去年に比べて、かなり水位が低くなった昆陽池ですが、今年もミコアイサの姿が見られました。
ミコアイサも結構近くで見ることができます。
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そして、久しぶりにカワセミの姿も見ることができました。
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時々、プィッとどこかえ行ってしまいますが、しばらくするとまた現れます。
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カワセミの近くにミコアイサがいるので、どちらを撮ろうか悩ましい。
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ミコアイサは、オス2羽とメス1羽の3羽いました。

カワセミの姿、前から気になっていたんですが。
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横から見ると頭が大きく見えるのに、正面からだと頭が小さく見えます。
頭蓋骨は細長いのかな。

羽を伸ばした時、思わず口が開く。
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魚を捕るとき、ホバリングせず一気に水中に突っ込みますが、ちょうど手前に障害物があり、水中に入る瞬間が見られません。
一度ホバリングした瞬間を偶然に。
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ブレていて、ピントもイマイチですが、これが限界でした。

帰ろうと思った時、そういえばまだヌートリアの姿を見ていなかったので、再びカモ達の所へ戻ると。

出てきてましたよ、ヌートリア。
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後ろのカラスはハシブトガラスですね。

ヌートリアは、人間によって南米から連れてこられ、その後、必要ないと放置され、懸命に生き抜いたら、特定外来生物に指定された動物。
京都では、亀岡や嵐山から桂川流域で見たことがあります。
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ヌートリアは成長が早いらしいので、ひょっとしたら、去年見た赤ちゃんヌートリアが大きくなったのかも知れません。

コブハクチョウの食事時、カモ達に嫌われながらも、生きるために、黙々と餌を求めて泳いでいます。
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翼を痛めたカモを気にしつつ、帰途につきました。
by kou_shino | 2010-02-03 18:01 | 兵庫県(73頁) | Comments(1)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


by kou_shino

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粘菌―驚くべき生命力の謎


冬虫夏草ハンドブック


コケのふしぎ なぜコンクリートの隙間や塀に生えるの?原始的な陸上植物といわれるワケは? (サイエンス・アイ新書)


地衣類のふしぎ コケでないコケとはどういうこと?道ばたで見かけるあの“植物”の正体とは? (サイエンス・アイ新書)


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栗林慧全仕事―独創的カメラでとらえた驚異の自然


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