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京都府 大文字山 コカマキリと粘菌マメホコリの子実体

10月も半ばを過ぎ、かなり肌寒くなってきているのに、いまだに蚊がブンブンと飛んできます。
これから寝ようとしている時に、顔の周りでブ~ンと音をたてられては、とてもゆっくり寝てられません。

それも、1匹2匹でおさまらず、次から次へと現れてきているようで、金曜日にはとうとう、仕舞っていた蚊取り線香を引っ張り出して焚いている始末。
昔は、9月過ぎたら蚊などほとんど見なかったように思うのですが…

寒さに強いチカイエカなんて蚊が増えてきているようで、冬も蚊の心配をしなくてはいけないのか、とうんざりする今日この頃。


久しぶりに大文字山を歩いてきました。

京都一周トレイルで、大文字山へ行った時は蹴上からスタートしましたが、今回はJR山科駅からのルートです。
山科駅から琵琶湖疏水を渡り、毘沙門堂を目指して北へ。

毘沙門堂横の道沿いに生えている葉っぱに、モゾモゾ動く小さなゴミの塊は…
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クサカゲロウの幼虫でした。

車道を進むと、大きな切り株があり、所々に粘菌オオムラサキホコリと思われる子実体が付いています。
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少し古い子実体のようで、胞子はほとんど残っていません。

舗装道路が終わると細い道になり、右手の山道へ。
大文字山一帯は、けっこう枝道が多いようです。

坂道に転がっていた朽木の穴から小さなキノコが。
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道沿いのシダの上には、黒褐色のカマキリがいました。
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カマの内側に模様があるので、コカマキリのようです。
コカマキリは、茶色っぽいモノが多く、緑色の個体は少ないとの事。

別のコカマキリが、何かをムシャムシャ食べています。
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犠牲となったのは、カメムシの仲間のサシガメでした。
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山道で跳ねていたミヤマフキバッタ。
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翅が退化した飛べないバッタです。

坂を登り切ると、山火事跡の見晴らし場に到着。
見晴らし場から少し進むと、前方からカブスカウトらしき小さな子供たちが来たので、「こんにちは」と声をかけようとすると、「アンニョンハセヨ」と言われて驚いた。
それまで日本語で話していたはずなのに、なぜ急に「アンニョンハセヨ」?

やがて道は京都一周トレイルの道と合流。
トレイルコースは、ハイカーの団体や山道を走っている人など賑やか。

木の幹に、2cm程の白いヒゲのようなモノが付いていました。
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先が膨らんでいるので、昆虫の卵でしょうか?

鹿ヶ谷分岐から少し登れば大文字山の山頂。

山頂の手前に横たわる朽木に付いていた、粘菌マメホコリの子実体。
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赤っぽいのは、変形体から子実体になったばかりの幼菌。
こちらの幼菌は、押されて中身が少し出たような感じですね。
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大文字山山頂からは京都市内が一望できます。

火床から銀閣寺に下山するコースは、前回歩いたので、今回は再び鹿ヶ谷分岐に戻り、トレイルコースの鹿ヶ谷へ下山。

白い縁取りが目を引くキノコ。
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谷筋を下って行くと、石の下から水が流れ出している桜谷川の源流がありました。
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石の上には小銭が置かれています。

沢沿いにくだっていくと、上に木が生えている大きな岩に遭遇。
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さらに進んで、急な階段(迂回コースあり)を下ると桜門の滝へ。
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雨が少なかったせいか、水量は少ないようです。

下山後は、哲学の道から南禅寺を経て、地下鉄東山駅まで歩いて帰途。
by kou_shino | 2009-10-26 18:07 | 京都府(99頁) | Comments(1)

兵庫県 虚空蔵山 ヤマカガシのペアと菌輪?

最近、パソコンの調子が非常に悪い。
頻繁に再起動するので、なにかのエラーが多発しているもようです。

ブログ更新中に再起動されたら、ほんと、ガックリしてしまいます。
起動後、1~2度再起動し、少し安定してからでないと、安心して更新できません。

この時期にWindows XPの調子が悪くなるのは、早くWindows 7を買え!ということか。
そんな、マイクロソフトの陰謀説を妄想してしまう今日この頃。


今回は日曜日に、兵庫県丹波の虚空蔵山へ行ってきました。

虚空蔵は、虚空蔵菩薩(梵名アーカーシャ・ガルバ)から来ているようで、虚空蔵山という名前の山は、日本各地にもあるようです。
虚空蔵菩薩は知恵や知識、記憶の面で利益をもたらす菩薩との事。

JR福知山線、藍本駅で下車。
人気がある山と見えて、無人駅なのに降りるハイカーは多い。

駅を左に折れ、趣のある酒垂神社の前を通過し、田んぼ沿いの道を進み、ツバメの巣が付いている自動車道の高架をくぐると、すぐに登山口。
登山口の横に、ネジバナが咲いているのを見て、ちょっと驚いた。
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今まで、ネジバナは7月頃に咲く花、とばかり思っていましたが、10月中旬なのに咲いている。
遅咲きのネジバナ?

しかし、後で図鑑を見ると、ネジバナの花期は4月から10月と書いてある。
こんなに花期が長いとは知りませんでした。

登山道を入ってすぐの所に、朽ちた木が祭ってありました。
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山の神のようです。

石舟で手を清め、ズンズンと登って行くとやがて虚空蔵堂へ。

紅葉はまだ早いですが、足元には小さな紅葉がチラホラ…
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10月に入ってから、山道でやたらと大きなヘビに出会います。
朝夕冷え込んだ体を、日当たりの良い山道で、日向ぼっこしているためでしょうか。

この日も、虚空蔵堂の手前で、ヘビが日向ぼっこしていました。
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1匹にしては妙だなぁ、と思ってよく見ると、大小2匹のヘビがいる。
最初、大きなヘビが小さいヘビを襲って食べようとしているのかと思いましたが、どうもそんな感じではありません。

近寄ると、2匹はスーッと離れて逃げようとしましたが、再び寄り添うように体を絡ませました。
これは、ヤマカガシのペアですね。
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顔を寄せ合って、仲が良さそう。

ヤマカガシは、冬眠前にペアになり、翌夏に産卵するようです。
おそらく、大きい方がメスで小さいのがオス。

虚空蔵堂へ上がる階段の下にいた、マダラカマドウマ。
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保護色でわかりにくい。

虚空蔵堂の境内横では、リンドウの花が咲いていました。
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虚空蔵堂からは、急な坂道を登って山頂へ。
山頂近辺でよく見られる花は。

センブリと、
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コウヤボウキの花。
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虚空蔵山の山頂は、大きな岩があり、周囲の山々を見渡すことができます。
しかし、この日は人が多く、ゆっくりとできそうにないので、山頂からさらに進んだところの岩場で休憩。

眼下には、武庫川流れる藍本の里。
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帰りは、草野駅への道を下山。

赤い実がよく生っているのが見られました。
これは、ヤブコウジかな。
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ひたすら下山すると、ようやく池が見えてきます。
池を回り込んで、うっそうとした林道を抜けると、すぐに草野駅。こちらも無人。

林道の中で見つけた、キノコ。
なんとなく回るい円を描くように生えています。
菌輪でしょうか。
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菌輪とは、胞子から発芽した菌糸が土の中で放射状に伸び広がり、菌糸の先端部に繁殖のためにキノコを生やした状態の事。
地中に障害物がなければ、キノコがきれいな円を描いて生えます。

ヨーロッパでは、フェアリーリングとよばれ、丸く生えたキノコの中で、夜に妖精たちがダンスをする、なんていうファンタジーな話もあります。

芝では、よく発生するのを見られるようですが、森の中では中々見つけることができません。
毎回、探してはいるのですが…
by kou_shino | 2009-10-21 19:16 | 兵庫県(73頁) | Comments(0)

京都府 三上山 冬虫夏草と白いスライム?

8月末に実をつけたヒョウタンですが、もう完全に熟しているのか少し不安でしたが、台風18号が来る前日に収穫しました。
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大きい方で、約2キロ。

ヒョウタンの中身を取り除くには、水で腐らせるのが一般的ですが、とても臭いらしいので、今回は「バイオひょうたんごっこ」を使用しました。
「バイオひょうたんごっこ」はヤクルト薬品工業の製品で、ヒョウタンの中身を臭いもなく2日で取り出せるという酵素です。
しかし、種はかなり取れましたが、朝夕がかなり涼しいせいか、2日くらいでは完全に中身をとり切れそうもありません。
ヒョウタンに耳を当ててみると、中で酵素が働いているのか「グツグツ」と音がします。

というワケで、日夜ヒョウタンにお湯を継ぎ足しながら、少しずつ中身を取り出している今日この頃。


京都府南部の三上山(さんじょうさん)を歩いてきました。
京都から木津駅を経て加茂駅で下車。

奈良まで行く場合は、普通近鉄電車で行きますが、今回はJR奈良線を利用。
JR奈良線って、まだ単線だったんですねぇ。
ちょっと驚きました。

加茂駅から木津川を渡り、恭仁京跡(くにきょうあと)の横手から、山裾へ入り、加茂神社を経て山の中へ。
山の中は、台風の影響か、少し荒れている感じ。

山道を登りはじめて、ふと朽ちた木を見ると、妙なモノが付いていました。
これは、冬虫夏草では!
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冬虫夏草は昆虫やクモを殺し、その養分を吸収してキノコを生やす菌類。

冬虫夏草にも生える場所によって分けると、
地中の宿主から発生する「地生型」、
木や葉の裏に着生する宿主から発生する「気生型」、
朽木の中に住む宿主から発生する「朽ち木生型」に分かれます。
これは、宿主が木にとまった蛾なので「気生型」冬虫夏草のガヤドリナガミツブタケだと思います。

ガヤドリナガミツブタケ、長くてわかりにくい名前ですが、漢字で書くと「蛾宿長実粒茸」
冬虫夏草ハンドブックによると、「宿主の体中から、ハリネズミ状に白いストローマを突き出した未熟な状態で越冬した後、翌夏、ストローマ上に裸生する黄色い子嚢果つけて成熟する」とあります。

ストローマというのは冬虫夏草のキノコの事で、子嚢果は胞子のはいった袋のこと、で良かったかな?

冬虫夏草は、特別な条件の生息地にしかいないように思っていましたが、ただ気が付かないだけでけっこう身近にもいるようです。
このガヤドリナガミツブタケも、大きくて目立ちやすく、よく見られる普通の冬虫夏草なんだとか。
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このガヤドリナガミツブタケは、ネットや図鑑で見るガヤドリナガミツブタケよりもストローマが長いように思います。
よく台風で飛ばされなかったなぁ、と思いながらさらに登ると、分厚いサルノコシカケが。
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よく見ると、ヘビの抜け殻が乗っています。

さらに登って、海住山寺の境内を通り抜け、森林公園方面へ。
朽木に生えていた、ロクショウグサレキン。
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朽木も緑青色に染まっています。

谷筋を下り、沢を渡ると林道へ。
林道の近くに転がっていた、これは何?キノコの仲間?
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大きさは7~8cmほどで、柄も無く地面に付いているようでもなく、コロンと転がっていて、触るとブヨブヨと柔らかい。
近くに皮が破れているのもありましたが、中はドロリとしたゼリー状で気持ち悪い。
白いスライム?

林道を進み、冒険の道と書かれた山道へ。
山道の入口にあったこちらは、まるで馬糞のようなキノコ。
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スライムといい、馬糞といい、手持ちのキノコ図鑑を見ても、種類がさっぱりわからない。
本当にキノコなんだろうか??

山道を登っている時に見つけた、1cm程の小さなツチグリのようなキノコ。
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これはヒメツチグリの仲間でしょう。

リスの影がチョロチョロ見え隠れする坂を登り、林道を2~3度横切ると三上山山頂。
木製の展望台からは、周囲360度見渡せます。

帰りは、JR奈良線棚倉駅方面へ。
かいがけの道をひたすら下山。

雑木林を過ぎるとやがて竹林へ。
台風の風のせいで、登り始めから下山まで、木の実や緑の葉を付けた小さな枝が散乱している山道。
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薄暗い林道に咲く、コウヤボウキ。
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道にはアケビの実の皮がたくさん落ちていました。

竹林の道に2本並んで生えていた、大きなキノコ。
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傘の直径10cm以上、高さ20cm以上。
カラカサタケだと思います。
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大きくなると傘の径25cm高さ30cmになるという。

竹林を抜け池の横を進めば、すぐに棚倉駅に到着。
久しぶりに見た子猫。
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帰りに京都のビックカメラへ。
ようやく、修理に出していたマクロレンズが戻ってきました。
by kou_shino | 2009-10-12 19:03 | 京都府(99頁) | Comments(0)

滋賀県 飯道山 アケボノソウの蜜腺とゼニゴケの胞子体

雨雨と連日雨ですが、日曜だけはポツンと晴れてくれたので、甲賀忍者の修業の場だった、といわれる滋賀県飯道山を歩いてきました。

草津線貴生川駅から飯道山への道標に沿って歩いて行くと、特に迷いもせずに登山口へ。
途中の川にはミゾソバの花が咲いており、多くの蝶が飛び交っていました。
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登山口から山道をダラダラ登って行くと川の横に休憩所がある岩壷不動尊。
そこから沢沿いの道を進むと、リンドウ科センブリ属のアケボノソウの花が多く見られます。
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花びらの、紫色の点々と黄緑色の丸い模様が2つ並んでいる様子を、夜明けの星空に見立ててアケボノソウと名付けられたとか。

面白い模様だなぁ、としばらく見ていたら、花にやって来る昆虫達の動きが何か変。
花の蜜を求めているのならば、花の中心に集まる必要があるのに、彼らは花びらの丸い模様に顔をうずめている。
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どうやら、花びらの黄緑色の丸い模様から蜜が出ているもよう。
アケボノソウの蜜腺(腺体)は花の中心ではなくて、花びらの中にあるようです。

面白い構造ですね。
受粉のための蜜腺なのか、アリを誘う為の蜜腺なのか。
花が咲いている時だけなので、やはり受粉なんでしょうね。

山道にポツンと咲いていたのはアキギリ?
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図鑑では花が密集して咲いているのに、こいつは2つだけ。しかも小さい。

沢沿いなので、コケ類も多い。
マクロレンズがあればもっとコケを撮りたかったけれど、まだ修理から戻ってきません。

こちらはケゼニゴケ。
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丸いのは雄器床。

雨が続いていたので、キノコ類も探したかったけれど、あまりキノコの姿は見られませんでした。
松茸山のせいか風に乗って松茸の匂いがするような…

目に付いたキノコは、オレンジ色が鮮やかなヒイロチャワンタケと、
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ドングリそっくりなエリマキツチグリかな。
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雌器床と雄器托が乱立したゼニゴケ発見。
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ヒトデ型が雌器床で、平たい皿のような形が雄器床。
ゼニゴケは雌雄別株なので、雌器床と雄器床が同じ所に生えているのを見るのは少ない。

よく見ると雌器托に黄色い胞子体が付いているのがいくつかありました。
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盛口満氏の「コケの謎」という本では、「ゼニゴケの胞子体は非常に稀なもの」と書かれています。
ゼニゴケの「雄、雌が10センチ以内にないと受精ができない。普通は、雄、雌が絡み合う程度に接近していないと受精ができない」ということらしい。

ゼニゴケは雄株と雌株が受精して胞子で繁殖する方法と、無性芽から繁殖する方法があり、無性芽で増えた場合はクローン繁殖なので雄株からは雄株しか生まれません。
雄株だけの群れや雌株だけの群れが増えると、胞子体を見ることはできなくなります。

ツルリンドウやガンクビソウを見ながら急坂を登ると、杖の権現休憩所。
ガンクビソウ。
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もう一息坂を登れば飯道山山頂へ。
山頂は人が多くて、とても賑やか。

山頂から飯道神社へ寄り、杖の権現分岐を経て林道を下山。
林道で何度かアサギマダラの姿を見かけました。
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林道に生えていたキノコの群れ。
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センブリの花も、かたまって咲いていました。
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センブリはアケボノソウと同じ属なので、なんとなく花も似ています。
花をよく見ると…
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こちらも花びらの根元に黄緑色の丸い蜜腺が2つづつある。

下山後、庚申山を経て信楽高原鉄道沿いに歩き、貴生川駅戻りました。
by kou_shino | 2009-10-06 22:22 | 滋賀県(79頁) | Comments(0)

ファーブルフォト オータムセージ 花の中に隠れたオシベ

再びファーブルフォトの画像です。

今月のファーブルフォトは、庭で咲いていた赤い花のハーブ、オータムセージです。
又の名をチェリーセージ、和名はアキノベニバナサルビア。
e0035757_23563563.jpg

これはコンデジで撮影。
今までのファーブルフォトでは、頑なにファーブルフォトで撮影した画像のみで紹介していましたが、それでは全体像が分かりにくい、という場合があるので、今後は必要に応じてコンデジで撮った画像も入れていきます。

顔を近づけて花を見ると、なんとなくホトケノザに似た花と、上にくるっとした輪が気になったので、さっそくファーブルフォトで観察。
e0035757_2357138.jpg

花の中を覗いて見ても、オシベやメシベが見当たらず、なんか声帯のようなものが見えるだけ。
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先ほどの丸くなっている部分をゆっくり引いてみると…
おや、袋状になった花びらから、なにやら出てきました。
e0035757_23582861.jpg

これは…?メシベかな???

さらに、グイッと引くとオシベが出てきた。
e0035757_23584495.jpg

オシベは花びらの袋の中に隠れていたようです。
e0035757_23585897.jpg

強く引っ張りすぎたようで、元に戻らなくなってしまいました。
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自然の中では、こういう事態にならないようで、オシベが出たままの花はありません。

オシベを拡大。
e0035757_2359492.jpg


さらにオシベを取り出して見ると。
オシベの花糸は、中間部分で花びらと密着していています。
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初めに、花びらの奥に「声帯」のようなモノが見える、と書きましたが、どうやらそれはオシベの花糸だったようです。
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これは、おそらくハナバチなどの昆虫が、花の蜜を舐めようとすると、花糸の下の部分が押され、花びらの袋の中からオシベの葯が現れて、昆虫の背中に花粉を押し付ける、といった構造になっていると思われます。

実際に、花の奥に爪楊枝を押し当てると、ヌッとオシベが出てきます。
そして、引くと再びオシベは隠れます。

なぜ、オータムセージはオシベを隠す必要があるのでしょうかね?
花粉を食べられないようにするためかな。

メシベ?の丸くカールした部分は何なのでしょうね?
出てきたオシベを再び花の中に戻すバネのような役割をしているのかな。

またまた謎が増えてしまいました。
by kou_shino | 2009-10-04 00:05 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(2)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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