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大阪府 オオタカが舞い、ギンリョウソウが咲く里 穂谷

兵庫県黒川に続き、大阪府から「にほんの里100選」に選ばれた穂谷を歩いてきました。

枚方市からバスで穂谷に向かうと、山沿いにフジの花がたくさん咲いているのが見られました。
バス停の近くにもフジの花が咲いていたので、まずはそちらから。
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奥にも紫色の花が咲いているので、見に行くとこちらはキリの花。
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農道にそって、段々畑や棚田沿いに登って行くと、双眼鏡を持ったハイカーの方が「オオタカがいるよ」と教えてくれました。

最初は、どこにいるのかよくわかりませんでしたが、よく見ると木の上にタカらしき鳥がとまっています。
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しかし遠すぎて、よくわかりません。(これではシルエットですね)

教えてくれた人は、「飛んでいるところから、ずーっと見ていたので、オオタカに間違いない」とのこと。
そして、穂谷でもオオタカが見られるのは、非常に珍しいのだとか。

しばらくすると、もう一羽オオタカが飛んできました。
写真を撮ろうとするも、うまく撮れず。

しばらく見ていると、先ほど飛んで行ったオオタカが戻ってきて、とまっている方に近づいてきました。
これはどうやらペアです。

ひょっとして決定的瞬間!?
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残念なことに鮮明な写真は撮れませんでしたが、このオオタカは穂谷で子育てをする可能性が高いのではないでしょうか。
近くの工事現場が気になりますが、無事子育てをしてもらいたいものです。

オオタカがどこかに飛んでいってしまったので、バス停まで戻り、山沿いに散策。
穂谷の山沿いには、小さな棚田や段々畑が点在しているようです。

田んぼの畦には、スミレが多く、小ぶりな白いスミレもたくさん咲いていました。
土手で咲いていたのは、タツナミソウか。
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写真の数が多くなるので省略しますが、他にもキランソウやトキワハゼ、ツクバキンモンソウ、ムラサキキケマンなど、唇形の花が多く咲いていた。

滋賀県の田んぼには、水が張ってあったので、穂谷の棚田も水が張ってあるかと期待してきたのですが、まだでした。
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田んぼにいたのはコチドリかな。
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用水池には、メダカがたくさん泳いでいました。

レンゲ田んぼ。
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レンゲにはミツバチが来ていました。
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白いレンゲソウを一つ見つけたよ。


次に山道へ。

落葉が敷き詰められた山道を歩いて行くと、落葉を押しのけて、ギンリョウソウが生えていました。
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葉緑素を持たない腐生植物。
ベニタケ属の菌類に寄生して生きています。

花が竜の頭に見えるため、銀竜草といわれているようですが、馬にもにています。
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珍しい植物と思いきや、山道を見ていると、あちらこちらでキノコの如く生えているのが見られました。
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ウラシマソウも群生。
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仏炎苞から異様に長い鞭のようなヒゲが伸びています。
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何のためにこんなに長いのでしょう。
この長いヒゲが、浦島太郎の釣り糸のようなので、ウラシマソウという名前になったんだとか。
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by kou_shino | 2009-04-30 21:23 | 大阪府(82頁) | Comments(2)

滋賀県 箕作山 巨大な岩とイワカガミ

土曜日は1日雨でしたが、日曜は何となく晴れそうな感じになったので、箕作山へ行ってきました。

JR近江八幡駅から近江鉄道に乗り換え。
ゆるキャラ「ひこにゃん」にあやかってか「いしだみつにゃん&しまさこにゃん号」という長い名前の電車に乗って太郎坊宮前駅へ。

券売機すらない無人駅の太郎坊宮前駅から、まっすぐ参道を歩くと、すぐに三角形の赤神山が見えてくる。
赤神山(太郎坊山)の中腹にあるのが太郎坊宮こと阿賀神社。
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赤神山は、新緑の間から見える山肌から、巨大な岩山と思われます。

本殿まで740段ある階段を登ると、夫婦岩と呼ばれる二つに割れたような巨岩があり、その割れた間を通り抜けられるようになっていました。
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ここの展望台でしばらく休息。

夫婦岩から少し下った所に、箕作山へのハイキングコースの入口があるので、ここから山の中へ。

前日の雨のせいで、桜の花びらは全て散り落ちたもよう。
ミツバツツジの花もたくさん落ちていました。

足元でひっそりと咲いていた、ツクバネウツギ。
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すでに花を終えたショウジョウバカマは、実を付けていました。
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途中の分岐からゴツゴツした岩がある赤神山山頂へ。
山頂からの眺め。
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右の山がこれから行く、箕作山の山頂。
琵琶湖からの風がとても強くてすごく寒い。

山頂を折り返して、少し進むと、今度は聖徳太子が建てたといわれる瓦屋寺との分岐。
瓦屋寺へは寄らずに、箕作山へ。

雨上がりの後なので、周りの新緑はとてもきれい。
コケも新緑?
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ササユリが咲いている坂を登れば、やがて箕作山山頂。
山頂は、団体さんが食事中だったので、すぐに通過しました。

しばらく歩くと、足元にイワカガミの花が咲いてた。
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雨のせいか、イワカガミの花がたくさん落ちていました。

花の色も赤いのから白っぽいものまでいろいろ。
これは赤いイワカガミ。
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こちらは少し白っぽい。
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イワカガミは比較的高い山に咲く花ですが、低山でもまれに見ることができます。
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箕作山から隣の小脇山まで、数か所分布していました。

小脇山の近くでイワカガミを撮っていたら、小雨が降り出してきた。
それまでも、降ったり止んだりしていましたが、本格的に降り出したもよう。

岩戸山付近まで来ると、再び異様にデカイ岩が現れた。
だだっ広い湖東の平野に、島のように点在する山には、巨岩が多いような気がします。

巨大な岩の上から、湖東を眺める。
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右上の、白っぽい線が琵琶湖湖面です。

岩戸山を下ると、十三仏。
巨大な岩壁に、聖徳太子が爪で刻んだ、といわれている十三体の磨崖仏があるらしい。
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巨岩の横を抜けて、麓へ。

山を下って、竹やぶを抜けると、目の前は麦畑。
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山沿いを歩いていると、フジの花が咲いていました。
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左は、白いフジ。

最後に万葉の森・船岡山へ。
ここには、

「茜さす 紫野行き 標野行き 野守りは見ずや 君が袖ふる」(額田王)
「紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻故に われ恋ひめやも」(大海人皇子)

の相聞歌歌碑がありました。
この近くで詠まれたものらしい、聞いたことのあるような和歌です。
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by kou_shino | 2009-04-27 23:05 | 滋賀県(78頁) | Comments(0)

兵庫県 台場クヌギの里山 黒川

大阪北部と兵庫県南東部に広がる北摂の山里は、開発されているイメージもあるのですが、雰囲気の良い里山も残っています。

今年、日本の里100選なるものが選定されたようなので、関西地区の里を見ていたら、北摂地域から2か所も選ばれていました。
一つは大阪府能勢町の三草山山裾に広がる棚田を有した「長谷」、そして、もう一つが兵庫県川西市の妙見山山裾の「黒川」です。
黒川と長谷は府県の違いはあれど、直線距離で10キロも離れていません。

地図で見ると、黒川は、大阪府の長谷よりも西にあります。
なんか県境が妙見山の山頂を通過するように引かれたため、兵庫県側に入ってしまったような所です。

長谷は三草山へ行った時に、何度か訪れましたが、妙見山へ行った時に、黒川は訪ねたことがありません。
そもそも黒川がそんな有名な里山だとは、今まで知りませんでした。

という訳で、今回は「日本一の里山」「本物の里山」と書かれている黒川を歩いてきました。

能勢電妙見口駅から、高代寺へのハイキングコースをとり、ウグイスの鳴き声を聞きながら山の中へ。
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足元にはスミレが咲き乱れ、雑木林の中には台場クヌギも見られます。
道沿いに生えていたハナイカダの雄花。まだ芽の状態。
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竹藪を抜け、閼伽井御神泉と書かれた湧水が出る所の近くには、樹齢400年程のヒガンザクラの木がありましたが、花はすでに散っていました。

樹齢1050年のコウヤマキがある高代寺の境内を横切り、本堂横から黒川へ。

下り道で咲いていたチゴユリの花。
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小さくてうつむいているので、見落としてしまいそうです。

センチコガネもモゾモゾと動いていました。
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山を下ると、所々に切り株が突っ立っている開けた場所にでました。
ごく最近に切られた、台場クヌギの林です。
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台場クヌギとは、薪や炭を作る材木やシイタケ栽培のホダ木にするために、人為的に植えられたクヌギの木で、切る時に上写真のように、ある程度の高さの切り株を残して切ります。
残った切り株は枯れずに、周囲から新芽(ヒコバエ)が伸びて来ます。

近くの斜面に生えていた台場クヌギ。細いヒコバエがたくさん伸びています。
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やがて、この新しい幹が太く育つと、再び伸びた幹を切り、薪炭の材木やホダ木にします。

これを、8~10年ごとに何度も繰り返す事によって、土台の部分だけが大きな台場クヌギができるわけです。
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新しく幹を切った所は、菌類などが付きやすくなり、朽ちて洞になり、様々な生き物たちに理想的な環境を作りだします。

かくて、台場クヌギのある雑木林は、多様な生き物たちが暮す、魅力的な里山となる訳です。
台場クヌギは里山のシンボル的存在なのかも知れません。

滋賀県マキノで見た台場クヌギには、「山おやじ」という名前が付けられていました。
「山おやじ」は写真家の今森光彦さんが付けられた名前だそうですが、NHKのドキュメンタリー番組などでも使われているため、全国的に広がっているようです。

新しく切られた台場クヌギの近くに、もう芽を出すことがなくなり、役目を終えて朽ちた台場クヌギがありました。
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洞の中に、紙垂というのでしょうか、折った紙が供えられてありました。

黒川の雑木林の中には、シイタケ栽培のホダ木が組並べられていますし、今も菊炭と呼ばれる炭が作られています。
黒川の里に炭を焼く煙が上がる。
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徳林寺前の車道沿いで、保存されている古い窯跡を見ることもできます。
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後ろの山は、台場クヌギの林になっています。

黒川の里を一周すると、様々な花や生物が見られましたが、その中からほんの一部。
蝶の翅のように並んだ花びらのハクサンハタザオ。
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ハクサンハタザオにアブのような虫が付いていたので、裏を見るとハナグモに捕らえられていました。
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台場クヌギに巻きついて咲いていた、アケビの花。
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現在は公民館として使用されている、明治時代に建てられた木造小学校の近くで、コゲラが木の幹に穴を開けて巣作りをしていました。
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器用にきれいな穴を開けるものですねぇ。

黒川は、台場クヌギが今も現役で活動している里山でした。
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にほんの里100選が選ばれた時、候補地が2000件以上あったらしいですが、関西地区の候補地だけでも知りたいものです。
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by kou_shino | 2009-04-19 16:58 | 兵庫県(72頁) | Comments(2)

ファーブルフォト 花びらの無い花 ヒトリシズカ

ファーブルフォトが壊れた。
2度目だ。

ピント調整の動きがどうも悪いので、さわっていたら何やら四角いモノがこぼれ落ちた。
何か分からなかったのですが、なんとか動くのでしばらく使っていたら、今度は四角いモノが3つも出てきた。

何か支柱部分の動きにかかわるパーツが外れただけだろう、と思い、ニコンのサービスセンターへと梅田へ。
前に訪れた場所は、コンビニに変わっていたので、少しあせったが、カタログから住所を調べ、なんとか新しいサービスセンターへ持ち込むことができました。

まぁ、バラして組み立てたら治るだろう、と安易に思っていたのですが、見積もりを聞くと意外と高かったので、かなりショック。しかし、新しいファーブルフォトEXを買う余裕もないので、約2週間の入院と相成りました。

何も買ってないのに、次から次へと出費が続く、悲しくなる今日この頃です。


今月のファーブルフォトは、春になると、地面からムクムクと飛び出てきて、白い花を見せるヒトリシズカ。
数年前までたくさん咲いていた場所は、数が少なくなり、今年は全く別の場所に群れて姿を現しました。
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生える時は、束のように群れて咲きますが、どのようにして移動しているのでしょう。

白くて細長い花びら、と思っていましたが、これは花びらではありません。
ガクと花びらの事を、花被(かひ)といいますが、花被のない花(無花花被、又は、裸花)を持つ植物は結構多い。
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ヒトリシズカの花にも、ガクも花びらもなく、白い部分はオシベの花糸(かし)です。

花糸とは、オシベの支柱部分の事で、通常、胞子が入った葯(やく)を上に乗せています。
しかし、ヒトリシズカのオシベは、花糸が3本に分かれ、両側2か所の根元に葯を付けます。

3つに分かれた花糸を持つオシベと短いメシベが一組に。
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オシベとメシベが穂状に並んで1つの花になっています。
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花糸の根元についている黄色い袋が葯。
上の方についている葯は破れて、花粉が出ています。
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下の方は、まだ袋の中。
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やがて花糸は落ちて、メシベの部分のみが残り種子を作ります。
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これは、花穂を包むように生えたいた葉。
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どのような種ができるのか、これはファーブルフォトが直ってから、になるのかな。
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by kou_shino | 2009-04-17 17:31 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(0)

京都西山  鹿の食害で減少か! 小塩山のカタクリ

ここ数日、身の周りでトラブルが立て続けに起きています。
風呂は壊れるは、ファーブルフォトは壊れるは、おまけに去年詰めた奥歯が外れた!

こういう時は、あまり遠くに行く気が起きません。
しかし、天気がとっても良いので、小塩山へカタクリの花を見に行きました。

つい最近、アライグマが出没していると新聞に出ていた大原野神社から、レンゲ・タンポポが咲き乱れる田畑を横切り山の中へ。3年ぶりの小塩山です。

京都市内周辺で、ギフチョウが舞うカタクリ群生地は、小塩山ぐらいなんだとか。
昔は、大和葛城山まで行かなくては、見ることが出来ないと思っていました。

渓流沿いにスミレやムラサキケマンなどが咲く山道を、ひたすら登るとすぐに汗が吹き出ます。
黄色が鮮やかなミヤマキケマンの花。
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何度か林道に会いながら、山頂近くのカタクリの谷へ降りてみると…
3年前に比べると、かなりカタクリの数が少なくなっています。
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カタクリの保護活動?をしている方がいたので聞いてみると、ここ数年、野生の鹿が増え、かなりのカタクリが食べられているようです。
防獣ネットで囲った所は、安定してカタクリが咲いていますが、それ以外の谷では、カタクリ壊滅も時間の問題なんだとか。

最近、あちらこちらで鹿が増えていると思っていたら、カタクリも被害にあっているようです。
いかにも美味しそう?なカタクリの花。
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全ての群生地に防獣ネットを張るには、お金がかかるので、現在、防獣ネットカンパの受付をされていました。

カタクリの他に、ニリンソウも咲いています。
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エンレイソウも咲いていました。
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カタクリの花が、木の根元に咲いている場合もよく見かけます。
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なぜ、木の根元にカタクリが生えるのか。
これは、カタクリの種にヒントがあるようです。

調べてみると、カタクリの種には、エライオソームというアリが好む物質が付いています。
これは、以前ファーブルフォトで見た、ホトケノザの種と同じで、アリ散布の植物というのがわかります。

つまり、木の根元に巣を作ったアリが、カタクリの種を巣まで運び、エライオソームを食べて種だけを巣の近くに捨てるので、木の根元に生えるカタクリもある、ということですね。

ギフチョウも何匹か舞っているのですが、なかなか近くに来てくれません。
しばらく待っていたら、ようやく近くに来てくれました。
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残念ながら反対側にとまった。

枯れ落ち葉の中にとまると、なかなか見つけにくい。
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ギフチョウの幼虫は、カンアオイの葉を食べて成長するので、カンアオイも必ず近くにあるはずです。

防獣ネットで囲んだ群生地へ行くと、カンアオイの葉も出ていました。
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カンアオイも種にエライオソームが付くアリ散布植物です。

エライオソームで調べてみると、ミヤマキケマン、ニリンソウ、エイレンソウ、スミレ等もアリ散布植物でした。
春は、アリさん大忙し、ですね。

防獣ネットの中は、他と比べるとカタクリの花はかなり多い。
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しかし、防獣ネットをしてからまだ2年程なので、これからまだまだ増えるのではないでしょうか。
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谷の方には、エンレイソウやミヤマカタバミも群生していました。
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3年前に来た時、咲いていた白いカタクリは、もう以前咲いていた場所には、姿形がありません。
しかし、別の場所を探すと…

ありました。真っ白なカタクリが。
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2株見つけました。
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探せばもっと見つかるかも知れませんね。
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by kou_shino | 2009-04-13 00:26 | 京都西山(24頁) | Comments(3)

愛知県 日本モンキーパークのプリティ・モンキー・ベイビー

今回も足を伸ばし、前々から見に行きたかった、愛知県の日本モンキーパークへ行ってきました。
日本モンキーパークには、70種類以上700頭のサルを集めた世界屈指のサル専門動物園です。

特に見たかったのが、「ワオランド」と「リスザルの森」で、ワオキツネザルやリスザルがウロウロしている施設の中に入り、間近で彼らを見る事ができます。

犬山遊園駅から桜を見ながらブラブラ歩いてモンキーランドへ。
動物園へ入るなり、まずワオキツネザルのいる「ワオランド」へ直行。

ワオランドの入口付近には柵がありますが、外の通路側には柵はなく、浅い池があるだけ。
ワオキツネザルは水が苦手なので、池が檻の役目をはたしているようです。

しゃがみこんで草を食べたり、じゃれあったり、飛び跳ねて遊ぶワオキツネザル達の姿をしばらく眺めて楽しみました。結構ジャンプ力があります。
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ぶつかりそうになるほど近くを走り回る姿は、動物園で仕切り越しに見るよりも小さい感じがします。

そろそろ、次へ移動しようか、と思っていたら、おなかに何かがくっついているのがいます。
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どうやら、ワオキツネザルの赤ちゃんが、親ザルにしがみ付いているようです。
係の人の話では、今年生まれた赤ちゃんを抱いたワオキツネザルが2匹いるとの事。

この2匹が赤ちゃんを抱いているワオキツネザルです。
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長い尻尾で隠していますが、赤ちゃんの姿が少し見えます。

赤ちゃんがしがみ付いている所は、よく見られるのですが、なかなか顔を撮ることができません。
赤ちゃんの顔が現れると、他のワオキツネザル達が赤ちゃんのもとへ集まってくるからです。

赤ちゃんの顔をなんとか撮ろうと、カメラを覗いていると、急にカメラが揺れました。
何だろうと目を向けると、一匹のワオキツネザルがカメラを引っ張ったようです。
そのワオキツネザルは、係の人にえらく怒られていました。

赤ちゃんを抱いた母ザルが近くに来たので、赤ちゃんが顔を出すのを待っていたら、またもや一匹(先ほどと同じ奴か?)が寄ってきて、私の靴を齧ったり舐めたりし始めました。

再び、係の人が、そのワオキツネザルをきつく叱る。そこまで怒らなくても、と思うほど…

おかげで、赤ちゃんを抱いた母ザルも離れてしまったので、がっかりしたのですが、「ワオランド」内では、人もワオキツネザルも、お互い触ってはいけない、という厳しいオキテがあるようです。

母ザルの脇の下から、ようやく顔を出した赤ちゃん。
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懸命に親に抱きつく、ワオキツネザルの赤ちゃん。
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次に、ボリビアリスザルがいる「リスザルの島」へ。
ここも、周囲は浅い池で囲まれているだけです。

森の中では、ボリビアリスザル達が自由気ままに動き回る姿があります。
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リスザルの島の外からでも、リスザルの姿を見つけられます。
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リスザルの島に入ると、触れそうな所までチョロチョロとやってきますが、ここもサルに触るのは厳禁です。
見物人を見物するリスザル。
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リスザル達は、小さな虫や木の実などを食べているようです。
なにか、いい匂いでもするのかな。
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リスザルの赤ちゃんは見られませんでした。

リスザルの森の横に、頭上をサルたちが自由に行き交うスカイウェイ(空中回廊)があります。
ジェフロイクモザルのスカイウェイとシャマンというテナガザルのスカイウェイが交差する、モンキースクランブルです。

ジェフロイクモザルの赤ちゃんがいました。
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親ザルの尾に、自分の尾を巻きつけています。
ジェフロイクモザルの指は、親指が退化してなくなり、4本しかありませんが体を支える強い尾を持っています。
尾の先に指があるように見えますね。

ジェフロイクモザルの赤ちゃんが4本指の手を広げています。
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お昼前頃、賑やかに吼えていたシャマンの空中散歩。
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足元に赤ちゃんがしがみ付いています。
落ちるなよ~。

最後に、シロガオマーモセットの双子の赤ちゃん。
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この日、日向ぼっこデビューなんだとか。
バスケットの中から不思議そうに外を眺めてる。
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マーモセットの仲間は、通常双子を出産するんだそうです。
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二重まぶたなんですねぇ。
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by kou_shino | 2009-04-06 19:12 | 愛知県(6頁) | Comments(3)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


by kou_shino

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