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奈良県 御破裂山~飛鳥

日曜日に、桜と紅葉で有名な談山神社奥にある御破裂山へ行き、明日香ハイキングコースをたどって彼岸花が咲き乱れる明日香村へ行ってきました。

近鉄桜井駅からバスで多武峰バス停、そこから歩いて談山神社(たんざんじんじゃ)へ。
談山神社の東門を過ぎたあたりで咲いていたアキチョウジの細長い花。
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坂道を登ると、梵字で「アーク」と刻まれた、重要文化財の摩尼輪塔がありました。
近くの空き地で見かけた、シラネセンキュウの花にハチ。
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談山神社は、紅葉で有名ですが、今はまだ早い。
神社の前にある案内板を見ていると、神社の境内の中から御破裂山へ辿る道が続いているようです。

談山神社に入るのは、入山料が必要ですが、ふと気になることが目に留まりました。
入口に「足の弱い人コース」と書かれているのです。

別に入山料を惜しむわけではないのですが、「足の弱い人コース」があるという事は、普通のコースもあって然るべきです。それに「足の弱い人コース」と書かれていると、入るのに抵抗を感じる。

受付で聞いてみると、最初は答えにくそうでしたが、他にも御破裂山へ行くルートがあるようなので、教えてもらいました。別に入山料を惜しんでいるわけではないのですが、特に足が弱いというわけではないので、そのルートへ回ることにしました。

談山神社の前の坂道を登り切ると、橿原市内が見える場所に出ました。
民家が三軒程あり、栗畑のクリも大きく実りはじめています。
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林道に入り、いつ山道に入るんだろう、と思いながら歩いて行くと、談山(かたらいやま)への分岐が現れ、正面に神社のようなものが見えます。
なんだろう、と近づいて見ると、なんとここが藤原鎌足のお墓がある御破裂山の山頂でした。

木の上で、ガサガサ音がするので、周りを観察しながら、ゆっくり裏側へ回ると、リスが森の中に駆け込む姿を見ました。
御破裂山の裏側からの展望。
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大和三山が見えます。
左奥の二つのコブのような山は二上山だと思います。

最初、リスを探していて気がつかなかったのですが、ふと足元を見るとツチアケビが生えているのを見つけました。
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ツチアケビは、腐生ランの仲間で、葉っぱが無いので光合成をしません。
ナラタケの菌糸に共生し、夏に花が咲き、秋にイモのような赤い実がなります。

前から一度見たい見たい、と思っていた植物ですが、今までまだ見た事はありませんでした。
思いがけなく目の前に現た、という感じです。

すでに枯れかけているようで、あまりきれいではありませんが、ここにある、ということがわかったのは収穫です。
来年はぜひ、花が咲いているところが見たいものです。

御破裂山でお昼を食べた後、談山に寄ってみました。
談山(かたらいやま)は、その昔、中大兄皇子と藤原鎌足が、極秘に蘇我入鹿暗殺計画を練るために談合した場所、といわれています。大化の改新ですね。

談山までの道に咲いていたイヌショウマ。
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こちらはホコリタケかな。
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談山から元来た道を戻り、再び林道を歩いて西口の分岐へ。
林道に咲いていたオトコエシと
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ミズヒキ。
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西口の分岐から、明日香ハイキングコースを辿って山道を下りました。

山道の途中で見つけた、シリアゲムシとコノシタウマ。
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シリアゲムシは、サソリのようなお尻を持った虫で、英語でスコーピオン・フライ(サソリバエ)と呼ばれます。
2億年以上の昔から、その姿を変えていない原始的な昆虫らしい。

コノシタウマは、カマドウマの仲間。

山道を下り終わる辺りで咲いていたノブキの花。
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ノブキは、外側の花だけが実をつけ、真ん中に集まっている花は実をつけない。
外側に広がった実は、粘りが出て、「ひっつきむし」となります。

山道を下り終わると、もうこの森がある気都倭既神社へ。
藤原鎌足が、大化の改新で暗殺した蘇我入鹿の首に追われて気都倭既神社のあたりまで逃げ込み「もう来ぬだろう」と腰をおろした場所だから「もうこの森」だとか。

気都倭既神社を過ぎると、棚田が現れました。
畦には、彼岸花がいっぱい咲いています。
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明日香ハイキングコース沿いの、いたるところに彼岸花で真赤でした。
蘇我馬子の墓と言われている石舞台古墳まで来ると、白い彼岸花もあります。
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石舞台で少し休んでから、遊歩道を歩いて行くと、今度は田んぼ跡にホテイアオイがいっぱい。
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そして、亀石を見てから帰りました。
by kou_shino | 2008-09-29 22:54 | 奈良県(58頁) | Comments(0)

旧福知山線廃線跡~大峰山

NHKの「知るを楽しむ」という番組の、「生きものの豊かな田んぼ」というタイトルが気になったので、録画しておきました。

あまり期待もせず見始めたのですが、これがちょっと驚きの内容でした。
今まで思っていた常識を覆された感じがして、実に興味深い。

番組のテーマは、岩澤さんという人が長い間研究し、普及させようとしてきた「不耕起栽培」。
「不耕起栽培」とは、簡単にいうと「耕さない田んぼ」の事。

私は農業についての知識はありませんが、稲作というものは田んぼを耕すことから始まる、と思っていました。
田んぼを耕すことで、大きく、栄養があり、美味しいお米がたくさん収穫される、と思い込んでいたのです。

それが違う、というのです。

耕さずに硬い土に植えた稲の方が、力強く根を張り、冷害にも干ばつにも病害虫にも強い、というのです。
耕さない方が、除草剤も農薬も肥料も必要のない、地球にやさしく、生き物が豊かな田んぼになり、安全、安心で、美味しいお米が採れるというのです。

なんかもう「耕さない田んぼ」は、日本の暖化問題、環境問題、食料問題、エネルギー問題まで、一気に改善しそうな言いようです。
こんな良いことずくめのやり方が、本当にあるのでしょうか。
「耕さない田んぼ」、今後の展開がどうなるのか、ちょっと頭の片隅にでも置いておこう、と思う今日この頃です。


秋分の日に、JR武田尾駅から生瀬駅までの旧福知山線廃線跡コースと大峰山を歩いてきました。

旧福知山線は、武庫川渓谷沿いにあり、子供のころ、夏休みに田舎へ行くときに利用していた記憶があります。蒸気機関車に乗ったとき、トンネル内で車窓を開けてしまい、車両内が煙で真っ黒になった事もありました。今では懐かしい思い出です。

武田尾駅から廃線跡コースへ。
かって汽車が通った枕木を踏みながら、武庫川沿いのコースを進みます。
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トンネルを2つ抜けると、桜の園「亦楽山荘」の入口。
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「亦楽山荘」は桜博士と呼ばれた故笹部新太郎氏が昭和40年代頃まで、桜の研究をするための演習林として利用された場所で、現在は、里山林として整備され、周囲には散策コースがあります。
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周遊道の脇に、大きな白いキノコが生えていました。
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桜の園から、大峰山への標識に従い「さくらの道」を登ります。

ヒヨドリバナにホタルガが集っていました。
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ヒヨドリバナは、ヒヨドリが鳴くころに咲く花、といわれています。
昔、ヒヨドリは冬鳥として日本を訪れる渡り鳥だったそうですね。

道沿いに咲いているのは、シラヤマギクでしょうか。
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休憩所のある分岐へ出ると、大峰山道と滝見の道への標識があります。
滝は後で見に行くことにして、大峰山道へ足を進めました。

山道に入ると、イノシシの仕業か周りの土が掘り起こされているのが目につきます。
また、前日に雨が降ったせいか、やたらとキノコが生えていて、種類も多いように思いました。

大峰山山頂付近に生えていた、大きなキノコ。
シロテングダケでしょうか、つばの名残が、風に吹かれてひらひらと揺れている。
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魚眼で見ると…
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大峰山山頂で昼食を済ませ、元来た道を下山。
休憩所の分岐から滝見の道を辿り、満月瀧を見に行きました。

思ったより、小ぶりだった満月瀧。
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再び休息所に戻り、「もみじの道」を通って廃線跡へ。

桜の園と大峰山で、たくさんのキノコを見つけたので、一部を紹介します。
大峰山近辺で見つけた、小さなキノコ達。
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桜の園近辺で見つけた、変わったキノコ達。
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廃線跡コースに戻り、鉄橋や長いトンネルを抜けて生瀬駅方面へ。
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途中に2つほど、中に入って行くと出入り口が見えなくなるトンネルがあります。
そのトンネルの中では、一寸先も真っ暗になるため、懐中電灯が必要です。

長いトンネルを、懐中電灯を頼りに歩いていると、何か小さいものが1つぶら下っているのを見つけました。
コウモリです!コウモリがぶら下っている!
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キクガシラコウモリでしょうか、寝ている所を起こしてしまった模様。
変わった顔をしていますね。
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キクガシラコウモリは、超音波を鼻から出すために、鼻の周りに「鼻葉」というヒダのある特殊な顔をしています。
「鼻葉」で、超音波の方向や広がりを調節すると考えられているようです。

また、この「鼻葉」の形が菊の花に似ているので、菊頭蝙蝠(キクガシラコウモリ)と呼ばれています。

一匹だけでしたが、最後にコウモリを見ることができてラッキーでした。
by kou_shino | 2008-09-24 23:52 | 兵庫県(73頁) | Comments(0)

和歌山県 加太~城ヶ崎方面散策

この実、何の実だと思いますか。ヒントは後ろの葉っぱ。
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葉っぱを見たらわかりますよね。
ササではなくて、これは竹の実です。
この竹の実、京都洛西の竹林公園で撮りました。

竹に実がなるなんて、初めて聞きましたが、やはり世界は広いですね。
インド東北部・バングラデシュ・ミャンマー西部に生息するメロカンナ・バクシフェラ、という竹は、長さ8.5センチ、直径5センチほどの実が生るのだそうです。
写真の実は、直径2センチほどなので、まだ成長途中かな。

マダケの花は、120年周期で一斉に咲き、咲いたらその竹は枯れるんだそうです。
そして、花が咲いても小さな実しかつかないそうです。
私は子供のころに竹の花を見たような記憶がありますが、マダケだったかどうかは覚えておりません。

このメロカンナ・バクシフェラの開花周期は48年。
つまり、48年毎に花が咲き、実をつけるのだそうです。

ネットで調べたら、竹林公園では、今年の5月に実がなり、6月に自然落下した実を植えた所、7月に芽を出したそうです。
おまけに、元のメロカンナには大小約30個の実がついたらしい。

この写真に撮った実は、ひょっとしたら最後の実かもしれませんね。
次に見られるのは、48年後か…
たぶん、私はもう見ることはないでしょう。

竹林公園は、家から歩いていけるところなのに、ちっとも知りませんでしたよ。
普段から、もっとニュースをチェックしなければなりませんね。

さて、台風一過の土曜日に、和歌山県の加太方面を散策してきました。

南海加太線の終着駅、加太からぶらぶらと歩いて城ヶ崎へ。
台風が去った後のせいか、快晴で夏のように暑い。
いや、夏はもっと暑いのかな。

城ヶ崎で風に靡いていた紫色の花。ツルボの花でしょうか。
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城ヶ崎の海岸。
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今は潮が満ちている時期なのかな、もっと潮が引いた時の方が面白かったのですが・・・

城ヶ崎を後にして、国民休暇村方面へ行ってみることにしました。

途中の浅瀬で魚が泳いでいるのが見えます。
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右の黒丸が付いているのがクサフグの稚魚かな、背中に渦のような変な模様があるのはコトヒキという魚だと思います。

海岸に咲いていた、ハマナデシコの花。
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国民休暇村へ行く山道を歩いて行くと、海岸へ出られる遊歩道の入口があったので、入ってみました。
山の中では、ツクツクボウシが盛んに鳴いています。

途中の砲台跡と書かれた場所によって見ると、ここには友が島と同じ砲台跡がありました。
明治32年から昭和20年の終戦時まで、友が島海峡一帯が要塞地帯として機能していた時の名残です。

砲弾倉庫でしょうか、レンガで造られた、つわものどもの夢の跡です。
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暗い倉庫にひそむ、マダラカマドウマ。
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大きなゲジゲジもいましたが、写真は・・・やめておきます。

砲台跡から階段を上がると、展望台にでました。

前の島が地ノ島、左奥が友ヶ島。一番奥が淡路島です。
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トビが数羽、海上を舞っていました。
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展望台から海岸へ降りる道をたどっていくと、海岸近くの沢の周りにアカテガ二が多く生息していました。
アカテガ二は、加太の民家の玄関先にもウロウロしていますが、山の中にはもっとたくさんいます。

写真上左は、穴に隠れようとするも、先客がいる。
上右は、どちらが穴に入ろうかと、一触即発状態?睨み合ってます。
下左は、他のカニの脚を食べている!
下右は、これも共食いをしょうとしている所。
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海岸へ出て、フナムシがザワザワいる海岸で生き物観察。

写真左上は、20cmほどある何かの骨?背骨だとしたらかなり大きな生物です。
右上は、イソギンチャク。
左下は、ヤドカリ。
右下は、岩の割れ目に沿って着生しているカメノテ。
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カメノテを食べる地域もあるようですね。

私は、魚と海藻以外の海産物は苦手です。
海の生き物を観察するのは好きですが、食べるのはダメです。
ウニ、ナマコ、ホヤ、カメノテなど、まったく食べたいとは思いません。

しかし、行き当たりばったりの散策なので、何にも調べていませんでしたが、次から、干潮かどうかよく調べる必要がありそうです。
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日が暮れる前に、帰途につきました。
by kou_shino | 2008-09-21 19:47 | 和歌山県(9頁) | Comments(1)

ファーブルフォト ヨコバイ・ウンカ・ハゴロモ

最近チリメンモンスターというのが流行っているらしい。
略してチリモン。

チリモンとは、チリメンジャコに混ざっているシラス以外の魚の稚魚や甲殻類の幼生などのことです。
タツノオトシゴの稚魚なんてのも見つかることがあるらしい。

昔は、よくチリメンジャコの中に、エビやタコを見つけては、喜んでいた記憶がありました。
確か探偵ナイトスクープでも、チリメンジャコに混じっている他の魚などを探していた回があったように思います。

その事が頭にあったので、ファーブルフォトを購入した時も、最初にチリメンジャコを撮ろうと思ったのですが、最近のチリメンジャコには、昔のようにあんまり他の種類の生き物が混じっていませんね。
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あれは、シラス以外の生き物が入っていると、多くの人が気持ち悪がって食べないから、丁寧に除去しているようなのです。

しかし、ネットやTV、新聞等で取り上げられたせいか、ネット販売で、わざわざチリモンが多く混じっているチリメンジャコが販売され、予約で一か月待ち、なんて状況らしいですよ。

まぁ、私としては、干物よりも生きている姿を見る方が好きなんですが・・・。

今月のファーブルフォトは、ヨコバイ・ウンカ・ハゴロモの仲間。

いずれもカメムシ目(半翅目)の昆虫。
体は小さいが、セミによく似た姿をしています。

鮮やかな黄色に黒い斑点が付いている、ツマグロオオヨコバイ。
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ヨコバイの仲間は、危険を感じると、横這いに歩いて葉っぱの裏側に隠れます。
黄色と黒紺色のツートンカラー。
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よく木の枝に並んでいるアオバハゴロモ。
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薄い青緑の翅を持っています。
学名に“Geisha distinctissima”とゲイシャ(芸者)の名前を持つことで有名。
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しかし、ファーブルフォトで見るとバルタン星人の親戚という面だ。
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キレイな黄緑色の羽を持つ、ミドリグンバイウンカ。
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体長は約5mmほどですが、これもセミによく似ています。
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透けた大きな翅を持つ、スケバハゴロモ。
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翅が大きいので、一見、蛾と見間違えます。
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顔は、やはりセミに似ています。
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この中では一番大きな、ツマグロスケバ。
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何とも面妖な面構えだ。
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眼の下の部分が気になるので、拡大して見ると…
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なんだなんだ!この細いヒョロヒョロとした触角の根元の、キノコのような突起物は!

小さな昆虫達の顔を拡大してみると、宇宙人やモンスターのキャラクターなど、いくらでも作れそう。
昆虫のことを英語で“bug”(バグ)というので、ファーブルフォトで見た昆虫達はバグモンですね。
by kou_shino | 2008-09-19 18:48 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(2)

京都 甘南備山

台風の影響か、晴れると思っていた祝日が今にも雨が降りそうな感じになり、朝も早く起きられなかったので、当初予定していた場所を変更し、甘南備山へ行ってきました。

甘南備山は一休和尚で有名な酬恩庵一休寺の近くにある、標高200m程の低い山です。

酬恩庵から川沿いの道を進み京奈和自動車道をくぐると、田園地帯に出ました。
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田んぼの畦に咲いていた黄色い花。ヒレタゴボウかな。
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道路沿いには、クモの巣がたくさんありました。
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やがて甘南備山登山道と刻まれた石柱へ。
右は工事中に付き通行禁止と書かれていたので、左の道から登りました。

山の中に入ると枝道がいくつかありますが、標識に従えば迷うことはありません。
とりあえず、山頂(神奈備神社)へ。

神社の横にアワタケでしょうか、イグチ科のキノコが生えていました。
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展望台へ向かう途中に、クモの巣に葉っぱのようなものがぶら下っています。
近くで見ると、葉っぱではなくてアケビコノハでした。
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何故か、最近よくアケビコノハに会うなぁ。
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翅がボロボロなので、てっきり死んでいると思っていましたが、クモの巣から外すと急に息を吹き返して、森の中へ飛んでいってしまいました。

展望台で甘南備山のマップを見ると、先ほどの神社がある山頂は雄山。
他に三角点のある雌山があるので、いったん引き返して雌山へ。

雌山から「昆虫の森」過ぎ、ヒノキの小道を下っていくと、工事中の看板が!
通行禁止かぁ、と思いながら進むと、祝日なので工事現場には誰もいませんでした。

工事現場を過ぎた辺りの沢沿いに、ツリフネソウが群生しています。
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ツリフネソウの葉っぱに、シュレーゲルアオガエルがいました。
穴のあいた葉っぱから覗いて見ることに。
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カエルをツリフネソウの花に乗せて…
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再び甘南備山登山道と書かれた石柱に出ました。
ぐるりと一周したようです。

田んぼの横を歩きながら、稲穂を近くで見ると、小さなバッタがたくさんいます。
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畔に彼岸花が咲いているのを見つけました。
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まだツボミが多いので、咲き始めたところでしょうか。
奥の山が、甘南備山です。

しかし…、このあたりの田んぼの案山子は、妙にリアルな物が多い。
遠くから見ると、人がいるように見えます。

夜に見たら、ちょっと怖いかも…、特に右の案山子が…
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by kou_shino | 2008-09-16 01:26 | 京都府(99頁) | Comments(0)

京都 貴船散策

叡山電鉄鞍馬線の貴船口駅から、貴船川に沿って上流へ散策してきました。

貴船は観光地だけありまして、川沿いの道は車やバスが多い。
何でこんなせせこましい所に人が集まるのか、と思ったりもしますが、やはり歴史があるからでしょうね。

歩き始めたところで見つけたジョロウグモ。
食事中のメス、横にいる小さなクモはオスでしょう。
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車の往来に気をつけながら歩いていると、道端に花が咲いていました。
キツネノマゴ科のキツネノマゴ。
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同じくキツネノマゴ科のハグロソウ。
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そして三役そろい踏み、ではありませんが、キツネノマゴ科のスズムシバナ。
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道端で見つけたとき、数日前の新聞に載っていたのですぐにスズムシバナとわかりました。
新聞には、たしか京都府立植物園でスズムシバナが咲いているという記事だったと思います。

スズムシが鳴くころに咲くからスズムシバナ。
車道沿いに、ちらほら咲いていましたが、京都では絶滅危惧種のようです。

上3種類ともキツネノマゴ科ですが、花の形は違いますねぇ。

貴船神社の近くまで来ると、川床料理旅館が並びます。
貴船神社から少し歩くと、樹齢1000年とかかれた相生の杉が現れました。
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「相生の杉」は同じ根から生えた二本の杉、とあります。

さらに歩くと、貴船神社「奥の宮」。
境内に生えている連理の杉。
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連理とは別々の木が重なって一つになるという意味らしい。
スギとカエデが仲良く並んで生えています。

奥の宮を過ぎると、観光客の姿は極端に少なくなります。

右手の崖から石ころが落ちてきたので見上げると、崖の上でガサゴソ音がした。
どうやら、野生のシカがこんな所まで来ているようです、姿がチラリと見えました。

川沿いにさらにブラブラと歩いていると、マムシグサの実を見つけました。
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まだ緑色ですが、秋が深まると赤くなります。

色づき始めたノブドウの実。
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ブドウといっても、この実は食べられません。

滝の上に咲いていた、ツリフネソウ。
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ハナバチが盛んに飛び回っていました。

アソガ谷から流れてくる沢。
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ここらあたりで、折り返します。

滝谷峠への分岐付近で見つけた黄色い花と、
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赤い花。
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どちらも特徴があるのですが、何の花でしょうか?
どこかで見たような感じがあるのですが。

追記--------------------------------
黄色い花は、サンシチソウの花。
赤い花は、マルミノヤマゴボウの花と判明しました。
-------------------------------------

毎週ウロウロと歩きまわって、いろんな植物や動物などの生き物に出会いますが、名前のわからない生き物が多いこと多いこと…
手持ちの図鑑に載ってないと、お手上げです。

ネットで調べるにも、名前がわからないと、調べようがありませんものね。
by kou_shino | 2008-09-14 19:14 | 京都府(99頁) | Comments(0)

淀川あし原~鵜殿散策

土曜日に水瀬から山手へと歩いたので、日曜日は水瀬の隣、上牧駅から淀川河川敷の鵜殿へ散策。

淀川の堤防にたどりつき、河川敷を眺めると、一面草が伸び放題の覆い茂っています。
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何処をどう歩いていけばいいのだろうか、と少し途方に暮れましたが、とりあえず堤防を降りて周りの草木を眺めてみました。

草むらに、見慣れない昆虫が急ぎ足で歩きまわっています。
何の虫かな?
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後で調べたら、マメハンミョウと判明。

このマメハンミョウは、「カンタリジン」という毒を持っているので、触ると水膨れができる危険な虫らしい。
ネットで調べると、忍者が毒薬に使ったとも言われているようだ。
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最初、一匹だけかと思っていたら、いるわいるわ、うじゃうじゃいる。
手で触らなくて、ほんと正解でした。

積乱雲が見られますが、上空は快晴。
1m~3mほどある草むらの中を歩いていても、暑いだけであまり面白くありません。

この日は、鳥が目当てでしたが、鳥も暑さでよし原の中に隠れているようです。
これは、ホオジロかな。
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葉っぱを丸めて巣を作っているのは、カヤネズミでしょうか。
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何種類かの小さな花が咲いていましたが、代表してクサネムの花。
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河原に出られる道を探しながら歩いていると、ツマグロヒョウモンのアベックがいました。
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上の翅の色が黒っぽくなっているのがメス。
飛ぶときは、オスが羽ばたいて、メスは翅を閉じてじっとぶら下っていました。
メスの翅の模様は、毒をもった蝶「カバマダラ」に擬態しているといわれています。

ようやく河原へ降りてみました。
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この河原には、江戸時代の「くらわんか船」の茶碗の破片が見つかるらしい。

空を見ると、積乱雲がどんどんと発達していて、太陽を覆い隠す勢いです。
積乱雲の中では、ゴロゴロと雷が鳴り響いています。
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見ていると、どす黒い積乱雲が淀川の下流の方へどんどん流れていき、大阪市内辺りが灰色になって、かなり雨が降っているように見えました。

鵜殿をぐるっと一周していると、再び上空に積乱雲が発生。
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大雨に降られてはかなわん、と早々退散。

鵜殿から帰った後、ルス録していたTV番組「そこまで言って委員会」を見ていると、最後の方で「大阪府大阪市に大雨、洪水警報が発表されました」というテロップが流れたので、間違なかったようです。
by kou_shino | 2008-09-08 17:38 | 大阪府(89頁) | Comments(0)

若山神社~やまぶき渓谷 散策

晴れなのか、雨が降るのか、よくわからん日々が続いています。
今日の天気も良くないのでは、と思い、雨を覚悟して近場へ散策に行きましたが、なんと晴れました。

阪急水瀬駅から、テクテク歩いて若山神社へ。
若山神社のシイ林は、大阪みどりの百選に選ばれており、太閤道ハイキングコースの起点でもあります。

裏手に回ると、小さな池があるので覗いて見ると、カエルがドボン、ドボンと飛び込みました。
池の底には、不思議な影が動きまわっています。
e0035757_0352416.jpg

4つになったり6つになったりしながら、形を変えて動き回るこの影は、アメンボの影でした。

と、細いモノがスーっと動いた。
ヘビです。
e0035757_0354479.jpg

頭を水面から出しています。
カエルの様子を窺っているのでしょうか、時々細長い舌をヒョロヒョロと出しながらじっとしています。

動かないので、顔のアップを撮りました。
e0035757_036463.jpg

若山神社の周りを少し歩いた後、やまぶき渓谷の乙女の滝まで歩くことにしました。

途中の集落までの竹林で、キノコを何種類か撮影。
竹林に生えていた、赤いキノコ。
e0035757_0373167.jpg

クヌギの木からまとまって生えていたキノコ。
e0035757_0374581.jpg

山の中では、ツクツクボウシとミンミンゼミがまだまだ喧しく鳴いています。
竹林を抜けると、田畑見えてきました。
畑の畔にニラの花が咲いています。
e0035757_038841.jpg

橋を渡ると、尺代の集落。
橋から川を見ていると、カワセミが下流へ飛んでいくのが見えました。

ハイキングコースに沿って、やまぶき渓谷の乙女の滝へ。
e0035757_0382712.jpg

乙女の滝は、草木に隠れて一部しか見えません。
e0035757_0402660.jpg

折り返して歩いていると、足元で、ジーッジーッとセミの鳴き声がします。
見ると、ミンミンゼミがいました。

もう死にかけているのかな、と思いながら見ていると、セミの顔の横に三角の顔が動いている。
よく見ると、このミンミンゼミは、カマキリに捕らえられ、食われている最中でした。
e0035757_0404522.jpg

不覚にも、最初カマキリの姿が保護色で見えませんでした。

ミンミンゼミも抵抗していますが、もう顔の一部を食べられているので、もう手遅れです。
e0035757_041047.jpg

再び集落に戻り、水瀬川に沿って、帰路へ。
川沿いに咲いていた、ヤブランの花。
e0035757_0411931.jpg

さらに歩くと、妙な虫を見つけました。
蛾の幼虫ですが、奇妙な姿で擬態?している様子。
e0035757_0413386.jpg

後で調べたら、枯葉にそっくりな蛾、アケビコノハの幼虫でした。
大きな目玉2つもつけて、蛇にでも擬態しているのでしょうか。
by kou_shino | 2008-09-07 00:47 | 大阪府(89頁) | Comments(0)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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