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ファーブルフォト メダカの産卵と水槽の生き物

ヒヨドリの親子も、月曜日の集中豪雨をしのいだとみえ、朝からピーィピーィと鳴いています。
セミの頭が、玄関に転がっていましたが、きっとヒヨドリの仕業でしょう。

水槽のメダカの稚魚達も、順調に育っているいます。
猛暑が続いた時に、水槽の水がお湯のようになり、少し数は減りましたが・・・。

メダカの親達はというと、せっせと卵を産んでいます。
上から覗いても、お腹に卵を抱えている姿をよく見ます。

しかしメダカっていったい何個卵を産むのでしょうか。
田んぼの生き物図鑑によると、1回の産卵で数個から30個までを、最盛期には、ほぼ毎日のように産卵すると書かれています。

魚といえば1回で大量に卵を産むイメージがありますが、メダカは体が小さいので、少しづつ産み続けるようです。メダカの卵を触った感触は以外に固く、指でつまんでも簡単に潰れるような代物ではありません。

メダカの親が、お腹に卵を抱えている姿を撮るのは、かわいそうかな、と思っていましたが、あまりにも産卵回数が多いので、ファーブルフォトで撮ってみました。
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この場合、ファーブルフォトは固定で、メダカを入れた容器の方を手で持ちながら、メダカの動きにあわせてピントを見ます。
もう少し、簡単に撮影する方法はないもでしょうか。

メダカも動き回りますが、お腹にくっついた卵は、簡単にはとれないようです。
少し拡大してみました。
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卵を抱えた親メダカが、時々藻に絡まっているようなしぐさをしている時がありますが、その時卵を藻にくっ付けているのでしょう。

そして、目が大きくておちょぼ口の、かわいいメダカの稚魚が誕生。
ぽ~にょ、ぽにょぽにょ、メダカの子~。
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稚魚達は、どんなエサを食べているのでしょうか。
水槽の中の、小さな生き物たちを、ファーブルフォトで覗いてみました。

素早く動き回る小さな生き物、ケンミジンコの仲間のようです。
体の両側に付いているつぶつぶの入った袋は、卵のようです。
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こちらは小さなミジンコ。正面から。
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横から見ると、お腹に丸い色のついたもの入っています。
小さなツブツブが入っているように見えますが、卵にしては小さすぎるような・・・
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こちらのミジンコは種類が違うのか、体長はもっと大きい。
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卵を4つ抱えていますね。

メダカ達はミジンコが大好きで、競ってよく食べます。

これは、カイミジンコでしょうか。
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こちらは形が少し違いますが、貝の隙間から触手を伸ばして泳ぎます。
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カイエビもいるので、ひょっとすると、どちらかはカイエビの子供かも知れません。

ミジンコ達から比べると、かなり大きなユスリカの幼虫アカムシ。
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ユスリカは蚊によく似た姿をしていますが、蚊のように血を吸うことはないそうです。
よく川や池で、蚊柱を作っているのを見かけます。
アカムシもメダカの大好物。

ちなみに蚊の幼虫ボウフラはこちら。
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やがてボウフラはオニボウフラに。ボウフラがサナギになるとオニボウフラと呼ばれます。
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by kou_shino | 2008-07-31 22:20 | ファーブルフォト(107頁) | Comments(2)

滋賀県 野洲川散策

7月26日の朝刊を見ていたら、ジャズテナーサックス奏者のジョニー・グリフィンさんが25日に亡くなった、という記事を見ました。
私は、高校生の頃からジャズを聴きはじめたんですが、当時夢中になって聞いていたジャズプレイヤーの1人がジョニー・グリフィンさんだったので、ビックリしました。

ジョニー・グリフィンさんの演奏は、一度ライブを見に行った事があります。
その時の来日ライブは、東日本が中心で京都から一番近かったのが名古屋での演奏会。
学校が終わってから新幹線に乗って、名古屋まで聞きに行いきました。

当時、私は欧米のジャズプレイヤーが京都や大阪に来日した時は、たいがい見に行っていましたし、コンサートが終わった後は、楽屋や宿泊ホテルまで押しかけて、レコードジャケットにサインをもらっていました。
ジョニーグリフィンさんのライブに行った時も、レコードジャケットを10枚ほど持っていきました。

私は、ジョニーグリフィンさんが参加しているアルバムは、日本で購入できる分(輸入盤も含めて)全て持っていましたが、あまり多く持っていくと迷惑では、と思い10枚に絞り込んだわけです。

演奏が終わった後、グリフィンさんに10枚のレコードにサインをお願いすると、嫌な顔一つせず、むしろニコニコと笑顔で、全てのアルバムにサインをして頂き、ついでにその時着ていた白のデニムシャツの背中にもサインをしてもらいました。
あの時の事は、今でもよく覚えています。

今月の初めに、ジョニー・グリフィンさんと、これまた私の大好きなトランペッター奏者のロイ・エルドリッジさんが共演している、1975年のモントルージャズフェステバルでのベイシージャムのDVDを見た矢先の事だったので、本当に驚きました。

エー、日曜日に、滋賀県野洲川散策に行ってきました。
JR草津線の三雲駅から横田橋を渡り、そのまま野洲川沿いを歩いて、甲西中央橋を経て甲西駅までのコースです。

甲西駅から三雲駅に向かう途中、車窓から、田んぼにサギが十数羽ほど群れている姿を見ました。
良く見ると、そのうちの半分ほどのサギの頭が黄色っぽい。
ひょっとして、これはアマサギでは?

私はまだアマサギの姿をまだ見たことがなかったので、通り過ぎた田んぼが気になり、帰りに寄ることにしました。

横田橋から河川敷へ向かう途中の道には、真黒な羽をヒラヒラさせながら優雅に飛ぶハグロトンボが多い。
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こちらは、シオカラトンボのメス。
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川沿いに入る前に生えていた木の樹液にむらがるカナブンとキタテハ。
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ゴマダラチョウも黄色い口吻を伸ばしています。
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少し高い場所には、カナブンがいっぱい。
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夜になると、クワガタも現れるのでしょうか。

この辺りの野洲川の川岸は、古琵琶湖層群の地層がむき出しになっていて、約200万年前のゾウやシカの足跡が残っている、足跡化石として有名な場所です。
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琵琶湖博物館にも展示されていましたが、200万年前には琵琶湖の周りにゾウがいたんですね。
アケボノゾウに近い種類のゾウだそうです。
丸い跡がゾウの足跡化石でしょうか。
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メタセコイヤの切り株の化石?もあります。
黒く炭化している切り株。
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甲西中央橋を渡ると足跡化石メモリアルパークという小さな広場がありました。

このまま、川沿いに歩いて甲西駅まで歩いてもいいのですが、行きしに車窓から見たアマサギを確認したく思い、田んぼの方へ。

いましたいました。
しかし、どうも全て白いサギばかりのようです。
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おかしいなぁ、確かに頭が黄色っぽいサギがいたはずなのに、と思って近ずくと、近くにいたアオサギが飛び立った拍子に、全部近くの竹林へ飛んで行ってしまいました。

田んぼ沿いの溝を覗くと、小さなカエルやザリガニ、小魚とサギの食べ物になるような生き物がたくさんいます。
30cmくらいのナマズもいました。

田んぼの生き物図鑑によると、ナマズは田んぼで産卵するらしい。
滋賀県の田んぼでは、よくナマズの姿を見ます。

竹林を遠目で見ていると、白いサギに混じって、頭が黄色っぽいサギがいるような気がします。
それとも陰でそう見えるだけでしょうか。

少し近づいて望遠で撮影。拡大して見ると…
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うーむ、どうやらこれは、アマサギで間違いないようですね。
by kou_shino | 2008-07-28 18:23 | 滋賀県(79頁) | Comments(0)

ヒヨドリ 幼鳥への餌やり

2日前に見た、ヒヨドリの親子です。
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家の周辺をテリトリーとしているようで、時々幼鳥が親に餌をねだって、ピイピイと鳴く姿を見ます。

親が餌を探しに飛び立ちました。
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しばらくすると、何やら大きなモノをくわえて帰ってきました。
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場所を近くの塀の上にかえて。

見ていると、くわえてきたのは、クマゼミの腹の部分です。
頭や羽、足などは取り除いているようです。

親鳥は、空腹をアピールしていた幼鳥の口の中へ、少し大きいと思われる餌を与えました。
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でも少し大きすぎるのでは…
親鳥は、ちゃんと食べるか見ています。
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でも駄目だぁ。餌が大きすぎて飲み込めない!
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幼鳥が餌を吐き出そうとするので、親鳥が餌を取り上げました。
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幼鳥と少し距離を置いた親鳥は、しばらくクチバシで餌を噛んで?います。
幼鳥が飲み込める大きさにしているような感じです。
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そして、もう一度トライ。
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今度は、無事に飲み込めたようです。
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ヒヨドリの親は、幼鳥がちゃんと餌を飲みこんでいるか、確認しているのですね。
by kou_shino | 2008-07-25 23:30 | その他(10頁) | Comments(2)

ヒヨドリの幼鳥

毎朝、早くからクマゼミがうるさく鳴き、暑さと喧しさで目が覚める毎日です。

喧しいセミの鳴き声の合間から、ピイピイと鳥の鳴き声が聞こえてきました。
どうやら庭の木から聞こえてくるようす。

鳴き声のする木に近づき、ふと枝を見上げると、3羽の鳥がまるで人形のようにじっとしながらとまっていました。

ぴくりとも動かないので、生きていると思えないほどです。

最初、スズメかと思いましたが、色が違うし、姿形も違う。

どうやら、ヒヨドリの幼鳥のようです。
枝に止まって、身動きしないのは、私が近づき過ぎたせいで、警戒して動かなかったと思われます。

フッと緊張が途切れたとき、3羽の幼鳥は、他の場所に飛び立ちました。
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しかし、まだ飛ぶのは慣れていないようで、あまり遠くまで飛びません。
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近くの枝に止まって、ピイピイ鳴いています。
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うっかり驚かせてしまったので、しばらく幼鳥から離れていました。

しばらくして、見に行くと、再び3羽並んで枝にとまっています。
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近くに巣でもあるのでしょうか。

時々ピイピイ鳴いて親鳥を呼んでいる様子。
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すぐに親鳥がやってきて、なにやら黒い実を幼鳥たちに与えています。
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親鳥の大きさから見ると幼鳥たちは、まだまだ小さい。
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おそらく巣から出て間がないようです。

食事の後は、親鳥にうながされ飛ぶ練習でしょうか。
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何所か別の場所へ飛んで行きました。
by kou_shino | 2008-07-23 23:16 | その他(10頁) | Comments(0)

おおさか環状自然歩道 奥辺峠~札立山~飯盛山~みさき公園

去年の7月29日、能勢の府民牧場横の起点から歩きだした、おおさか環状自然歩道。
1年がかりで、ようやく最終回。

去年の歩きはじめも、暑い日でしたが、今回も暑い1日となりました。

JR六十谷(むそた)駅より、千手川沿いに山の中へ。
マップに無いハイキングコースに入り込んでしまい、観音山経由で奥辺峠へ。

林道で吸水するモンキアゲハ。
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見ていると、口吻から水を吸い、お尻から水分を放出していました。

山で鳴いているセミの多くはニイニイゼミです。
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山道に生えていた、これもマンネンタケ?
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クマバチが蜜を集めていました。
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奥辺峠のベンチに、小さなニョロニョロのようなキノコが。
ツノマタタケか。
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奥辺峠から札立山へ。
ササに枯葉と思いきや、蛾でした。
図鑑で見ると「カギバトモエ」という蛾に似ています。
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札立山までは、思ったより長く感じました。
暑さのせいか、あまり写真を撮ろうという気が起きません。

札立山でお昼を済ましてから飯盛山へ。

途中の木に粘菌の子実体が。
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山道で、真っ白なボールのようなものが転がっていた、と思ったら、キノコでした。
オニテングタケかな。
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ようやく飯盛山山頂へ。
山頂は影がなく、暑くてたまりません。
深日港が見えます。
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みさき公園までもうすぐ。

飯盛山を下り、最後のピークへ歩いていると、目の前に大きな鳥が横切りました。
キジです。
暑さで、ボーッとしていたので、写真に撮れませんでした。

展望台まで来ると、みさき公園の観覧車が見ました。
ここからは降りのみ。

アジサイが植えてある道を下ると、やがて住宅地に出ました。
住宅地を抜けて、南海みさき公園駅に到着して、おおさか環状自然歩道をとりあえず歩き終えました。
もう続きを歩かなくてよい、と思うと、なにか解放されたような気分。

ここまで来たついでに、みさき公園を抜けて、長松自然海岸へ。
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海岸には石と同じような色をした小さなカニがたくさんいます。
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しばらく海岸で波を見てから帰る事に。
道の横にある溝にも、カニがウロチョロしています。
溝の上には穴が開いていて、カニがこちらの様子を窺っていました。
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by kou_shino | 2008-07-20 23:27 | おおさか環状自然歩道(25頁) | Comments(0)

おおさか環状自然歩道 山中渓~雲山峰~大福山~奥辺峠

先週あたりから、ニイニイゼミの鳴き声が聞こえていましたが、12日の土曜日に今年最初のクマゼミの鳴き声を聞きました。
関西の梅雨明けはまだのようですが、クマゼミの出現は本格的な夏の到来と考えていいのではないでしょうか。

おおさか環状自然歩道歩きも、いよいよ大詰め。
とうとう紀泉アルプスまでやってまいりました。

日曜の早朝。
山中渓駅から、銀ノ峰ハイキングコースに入り、パノラマ台へ登り出すと、足元には梅雨の落し物、たくさんキノコ類が生えていました。
最近、キノコ関係に気が寄っているせいか、よくキノコの姿が目にとまります。
今見つけたいキノコは冬虫夏草。でもまだ見たことありません。

小枝に付いた2cm程のちいさなキノコ。
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地面に生えているのは、ホウキタケの仲間のようです。
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山道にトンボが落ちていたので拾ってみると、まだ生きていました。
チョウトンボです。羽がキレイ。
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パノラマ台まで登ると、大阪湾がより近くに見えます。
パノラマ台で一息し、銀ノ峰コースを離れ、雲山峰(うんざんぽう)へ尾根歩き。

起伏が少ないので、歩きやすい山道が続きます。
途中の森で、リスの姿を見ました。
おおさか環状自然歩道では、時々リスの姿を見る事ができますが、なかなか写真が撮れません。

朽木に粘菌(クダホコリ)の子実体。
先週見たのと同じ種類かな、と見ていると足の長いザトウムシが現れた。
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食べるのでしょうか。

やがて紀泉アルプス最高峰の雲山峰へ。最高峰といっても標高490m。
登り始めは曇っていましたが、山頂に着くと炎天下です。
ネムノキの花がさいていました。

この雲山峰から井関峠を経て大福山へ向かいます。

山道の横に転がっていた、朽ちた丸太に粘菌(ムラサキホコリの仲間)の子実体。
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幅30cm、長さ60~70cm程の面積にドッサリ粘菌の子実体が…。
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子実体になる前の粘菌は、変形体という大きなアメーバの姿をしています。
大きさは通常手のひら手のひら大、しかし50cm以上になることもあるらしい。
これは、さぞかし巨大な変形体だったのではないでしょうか。

井関峠へ向かう途中から、大きな川が見えます。
地図で確認すると、紀ノ川でした。

井関峠の手前に生えていた、真っ白で大きなキノコ。
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カサの直径は15cm程。シロニオイタケかな。
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山道から急に広い場所にでました。
きれいに整備された井関峠です。

井関峠から大福山へ。
木の横に生えていた、マンネンタケ。
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木から独立したサルノコシカケかと思いましたが、これが霊芝(レイシ)とも呼ばれるマンネンタケ。

マンネンタケを調べていると、おおさか環状・犬鳴山から桜地蔵の回でカサの無いキノコの写真を載せていましたが、あれはマンネンタケの幼菌のようです。
普通キノコは、最初から柄とカサがありますが、マンネンタケはまず柄が伸び、その後、先端が広がってカサになるらしい。

懺(せん)法ヶ嶽と籤(くじ)法ヶ嶽を越えると、大福山。
思わず大福餅(ツブアンの!)が食べたくなる名前だ。

大福山から、みさき公園方面の大阪湾を望む。
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山頂の地面に、赤い実がいっぱい落ちてる。
ヤマモモの実だ。山頂にはヤマモモの木が生えています。
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大福山から奥辺峠まで歩いて、今回はここまで。
いよいよ次回は、おおさか環状自然歩道の最終回、奥辺峠から飯盛山を経てみさき公園です。

奥辺峠から有功中道を通り六十谷駅へ。
下る道で見つけたキノコに直径1cm程のちいさなカタツムリ。
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山からでると、太陽が熱い、もう梅雨も終わりでしょう。
by kou_shino | 2008-07-14 19:29 | おおさか環状自然歩道(25頁) | Comments(0)

おおさか環状自然歩道 桜地蔵~四石山~山中渓

先月の終りに、古本屋さんでクリーヴ・バクスター著「植物は気づいている」という本を見つけました。
この本は、植物は人や動物に同調するという現象「バクスター効果」の実験について書かれた本です。

著者のバクスター氏は、植物学者ではなく、元CIA尋問官で嘘発見器(ポリグラフ)の第一人者。
ポリグラフ研究所で仕事をしていたバクスター氏が休息していた時、部屋に置かれていた鑑賞用の植物に水をやりながら、ふと思いつきました「水が根から吸い上げられて葉まで上昇する速度を測定する事は可能だろうか」と。

ポリグラフは皮膚の電気抵抗の変化を記録するものなので、それを植物にとりつけて受験して見たわけです。

植物にポリグラフを取り付けて、グラフ曲線をみたところ、人間に尋問した時のグラフ曲線に似ていたので、人間と同じルールで試す事にしました。
電極を取り付けてある葉に隣り合った別の葉の先を、熱いコーヒーに浸してみましたが、目に見えるような変化が現れなかったので、どうするか思案していた時、ふとある考えが頭に浮かびました。
「植物を脅かすには、マッチで葉を焼くのがいいな」と。

その瞬間、ポリグラフの記録ペンが表の一番上まで跳ね上がったのです。
これは、偶然なのか、それとも植物は人の心を読むことができたのか。

いろいろ実験した結果、植物は確かに人の感情に反応をしている事がわかりました。
今では、よく聞かれる話ですが、当時はかなりセンセーショナルなことだったでしょう。

確か何年か前に、日本でも植物と会話できるグッズがTVで取り上げられ、東急ハンズにも売っていましたね。
ランプが2~3つ付いていて、どれかのランプがついたら、喜んでいるとか怒っているとか…
詳しくは忘れましたが。
(ネットで調べたら、エポック社から出ていた植物感情センサー プラントーンという商品のようです)

私がこの「バクスター効果」というものを初めて知ったのは、もっと前の話で、ライアル・ワトソンという動物学者の本で知りました。
たしか「アースワークス」という本だったと思います。

ライアル・ワトソン氏は、世界中の不思議な出来事に関心を持っておられたようで、「バクスター効果」の他「グリーンハンド」や「ファントムリーフ現象」なども氏の本で知りました。
学生の時に見た、ドキュメンタリー番組「ライアル・ワトソンの生命潮流」には、カルチャーショックを受けました。
今だに、生き物の不思議な世界が好きなのもそのせいです。
粘菌という生物を初めて見たのもこの番組でした。たしか細胞性粘菌だったと思います。

ただワトソン氏は、超能力やオカルトの世界まで話を広げられたので、ついていけない所もあったのは事実です。

7月4日、朝刊の死亡欄にライアル・ワトソンさん6月25日死去 という訃報が載っていました。
6月25日といえば、古本屋で「植物は気づいている」という本を見つけ、久しぶりにライアル・ワトソン氏の名前を思い浮かべた日ではなかったか、と思う今日この頃です。

えー、前置きが長くなりました。

おおさか環状自然歩道歩きの続きです。
天気予報では晴れマークが出ていたので、傘も持たずに出かけましたが、南海樽井駅に着いた時、上空は今にも降りそうな雲。
100円バスで、桜地蔵に着いた時は、しょぼしょぼ雨が降っていました。

道端に、黒いむかごを付けた植物が生えていました。花は咲いていませんが、オニユリだと思います。
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桜地蔵から楠畑川沿いに歩いていると、本格的な雨になってきたので、しばらく樹木の陰で雨宿り。
3~40分ほどすると、雨がやみ、上空の雲の切れ目からも青空がのぞいきました。

アザミの茎にアブラムシがついています。
後脚を上げて、逆立ちするような恰好でしがみ付いている奴もいます。
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アブラムシの図鑑によると、日本には240種ほどのアブラムシがいるらしいです。

集落の近くには、アジサイが咲いています。
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アジサイの葉には毒があり、最近アジサイの葉を食べて中毒する人が増えていると新聞に載っていました。
味はどうなんでしょうか?

集落を過ぎると、山の中へ。
雨が降った後なので、草木は濡れて厄介な感じです。

何日か前に、ニュースでヤマビルの特集を見たせいか、ジメジメした山中ではヤマビルがいないかとても気なります。
今回は、結局ヤマビルにあう事はありませんでしたが。

山道で見つけた生き物たち。
まだ尾っぽが残っているアマガエル。
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こちらはモノサシトンボかな?
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森の中で、やたら飛んでいたホタルガ。
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そういえばなんとなくホタルに似ていました。

スギの木の根元に、若木の時切った後でしょうか、トイレのような形がありました。
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スギの芽も4本生えてます。

やがて槌ノ子峠へつきました。
ここから四石山を登ります。

槌ノ子峠から反対側には昭和山への道が続いています。
最初、つづら畑から昭和山を経て四石山と歩く予定でしたが、何冊かのガイドブックを見ても昭和山へのルート解説がありません。

「関西の山・日帰り縦走」という本にのみ昭和山へのルートが記載されていましたが、それによると、「かすかな踏み跡を、わずかな赤テープと府県境標石、そのうえ動物的な山勘を頼りに、複雑に入り組んだ尾根を、たえず地形図と磁石をにらめっこしながら辿らねばならない」と書かれていました。
うーむ。

しかしこの本は10年前に書かれた本です。
今現在はどうなんだろうとネットで調べてみましたが、どうやら10年前とあまり状況は変わっていないようです。
大阪最後の秘境などとも呼ばれているようです。

このようなルートは、おおさか環状自然歩道にえらばれることは無い、と考え、今回は楠畑川沿いの道を選びました。

昭和山は、また機会があれば、という事で四石山へ。

四石山への登り道では、雨の後とあってか、たくさんのキノコがでていました。
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どれも結構大きなキノコです。

四石山の頂上から、大阪湾が見えました。
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山道に咲いていたジャノヒゲの花。
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四石山からわんぱく王国へ下山。

朽木に派手な色。粘菌クダホコリの子実体でしょうか。
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沢近くに生えていたキノコ。
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天気が良くなり、暑いくらいですが、雨のあとなので湿気が多く、おまけに風が無いせいか、蚊の大群が寄ってくるので、ひたすらわんぱく王国へ。
わんぱく王国の恐竜の滑り台の所までくると、蚊の姿もなくなりました。

JR山中渓(やまなかだに)まで歩いて、今回はここまで。
by kou_shino | 2008-07-06 18:17 | おおさか環状自然歩道(25頁) | Comments(2)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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