滋賀県 畑の棚田
畑の棚田は、滋賀県で唯一、日本棚田百選に選ばれた棚田です。
「安らぎに満ちた里山」とか「心を癒す日本の原風景」といわれているようなので、お盆の暑い時期ですが、散策に行ってきました。
畑の棚田は一つ一つ柵に囲まれていて、山側には、しっかりした金網の柵でおおわれています。
動物誘導電気柵というのでしょうか、山から来る野生動物の食害対策と思われます。
棚田の土手の所に、穴があいれいるので、何がいるのかなぁ、と見ながら歩いていると、いきなり目の前にヘビがいたのでびっくり。
ヘビもびっくりして、すぐ穴の中に隠れてしまいました。
気を取り直して、棚田の生き物を探しながら散策。
ゲンノショウコの花にやってきたアリ。
ゲンノショウコ(現の証拠)は江戸時代から下痢止めの妙薬として利用されていた民間薬。
花は白花と紅花の両方咲いていました。
トンボも多い。
顔に黒い斑紋があるので、マユタテアカネ。
まだ赤くなっていないマユタテアカネか、それともナツアカネか?
歩くたびに、バッタが飛びます。
一番よく見かけた、ツマグロイナゴ。
こちらはツマグロイナゴの幼虫かな?
蝶がクモの巣に引っ掛かっていました。
帳もかなり暴れたようで、羽がかなり傷んでいました。
蝶はまだ生きていたので、クモの巣から放してやりましたが、もう飛ぶことはできないようです。
草の茎にしがみついていたのは、アワフキムシの仲間。
エンマコオロギの幼虫が出てきました。卵管があるのでメス。
棚田の山側に、小さな実をつけた、大きな木がありました。
新しい休憩所もあり、春や秋には写真を撮りに来る人で賑わうようです。
棚田の稲穂に花が咲いています。
奥の山は比良の山。釈迦岳かな。
山寄りの棚田には、沢から水を引いているせいか、サワガニがいました。
最初、赤いのが動いているので、ザリガニがいるのかと思いました。
田んぼでサワガニを見たのは初めてです。
電線には、ツバメがたくさんとまっています。
ほとんどは、巣立ったばかりの幼鳥のようです。
電線にとまったままで、親鳥に餌をねだっていました。(写真3点並べてます)
棚田をぐるりと一回りしましたが、暑さのせいか、農家の人は2~3人しか見ませんでした。
スギの巨樹がある八幡神社に入っても無人なのか人の姿は見られません。
神社の拝殿にいくと、アブのようなハチのような小さな虫がいっぱい飛びまわっています。
そして拝殿の中から、ブーンブーンという羽音が絶え間なく聞こえてくる。
ひょっとして、拝殿の中にミツバチが巣を作っているのかも。
神社でしばらく休んだあと、「棚田オーナーほ場」とかかれた場所をぶらりと歩いて帰路へ。
炎天下の中の散策でしたが、山に囲まれた棚田は、日本人の心にある原風景であることは間違いないようです。
「安らぎに満ちた里山」とか「心を癒す日本の原風景」といわれているようなので、お盆の暑い時期ですが、散策に行ってきました。
畑の棚田は一つ一つ柵に囲まれていて、山側には、しっかりした金網の柵でおおわれています。
動物誘導電気柵というのでしょうか、山から来る野生動物の食害対策と思われます。
棚田の土手の所に、穴があいれいるので、何がいるのかなぁ、と見ながら歩いていると、いきなり目の前にヘビがいたのでびっくり。
ヘビもびっくりして、すぐ穴の中に隠れてしまいました。
気を取り直して、棚田の生き物を探しながら散策。
ゲンノショウコの花にやってきたアリ。
ゲンノショウコ(現の証拠)は江戸時代から下痢止めの妙薬として利用されていた民間薬。
花は白花と紅花の両方咲いていました。
トンボも多い。
顔に黒い斑紋があるので、マユタテアカネ。
まだ赤くなっていないマユタテアカネか、それともナツアカネか?
歩くたびに、バッタが飛びます。
一番よく見かけた、ツマグロイナゴ。
こちらはツマグロイナゴの幼虫かな?
蝶がクモの巣に引っ掛かっていました。
帳もかなり暴れたようで、羽がかなり傷んでいました。
蝶はまだ生きていたので、クモの巣から放してやりましたが、もう飛ぶことはできないようです。
草の茎にしがみついていたのは、アワフキムシの仲間。
エンマコオロギの幼虫が出てきました。卵管があるのでメス。
棚田の山側に、小さな実をつけた、大きな木がありました。
新しい休憩所もあり、春や秋には写真を撮りに来る人で賑わうようです。
棚田の稲穂に花が咲いています。
奥の山は比良の山。釈迦岳かな。
山寄りの棚田には、沢から水を引いているせいか、サワガニがいました。
最初、赤いのが動いているので、ザリガニがいるのかと思いました。
田んぼでサワガニを見たのは初めてです。
電線には、ツバメがたくさんとまっています。
ほとんどは、巣立ったばかりの幼鳥のようです。
電線にとまったままで、親鳥に餌をねだっていました。(写真3点並べてます)
棚田をぐるりと一回りしましたが、暑さのせいか、農家の人は2~3人しか見ませんでした。
スギの巨樹がある八幡神社に入っても無人なのか人の姿は見られません。
神社の拝殿にいくと、アブのようなハチのような小さな虫がいっぱい飛びまわっています。
そして拝殿の中から、ブーンブーンという羽音が絶え間なく聞こえてくる。
ひょっとして、拝殿の中にミツバチが巣を作っているのかも。
神社でしばらく休んだあと、「棚田オーナーほ場」とかかれた場所をぶらりと歩いて帰路へ。
炎天下の中の散策でしたが、山に囲まれた棚田は、日本人の心にある原風景であることは間違いないようです。
by kou_shino
| 2008-08-15 00:05
| 滋賀県(70頁)
|
Comments(0)
主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
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