奈良県 室生の里 大師の道散策
5月11日の日曜日に、初瀬街道から室生寺への参道となる、大師の道を歩いてきました。
大師は弘法大師、つまり空海の事。
女性の参詣が許され「女人高野」の別名がある室生寺は、役行者が開創し、空海が復興したと伝えれています。
三本松駅から、宇陀川沿いに歩き、室生橋を渡って、滝谷川の橋を渡る手前で田んぼ沿いの小道に進み、水路沿いの山道に入ります。
溝沿いの小道には、イトトンボの仲間が多く見られます。
翅の色が茶色いカワトンボの仲間なかま。
こちらは、翅が透き通った、金属光沢のあるカワトンボ。
アサヒナカワトンボでしょうか。
飛んできたのはニワハンミョウです。
山道を登っていると、小さなキノコが生えていました。
山道から車道に出ると、滝谷花しょうぶ園の横に出ます。
周囲の森から、ハルゼミの鳴き声が盛んにしました。
人の多い花しょうぶ園を過ぎ、集落の合間を抜けて、先を進みます。
風が吹いて、枯れ葉がヒラヒラと舞い飛ぶと、まるで枯れ葉が飛ぶのと同じように舞う蛾がいました。
姿も枯れ葉とよく似ています。
ツマキリエダシャクでしょうか。
奈良南部から和歌山に多い、ルリセンチコガネもいました。
再び、沢沿いの山道へ。
沢にたくさん生えていた、カンムリタケ。
登り道から下り道へと進むと、葉が斑入りのナンテンショウの仲間が。
先週歩いた生駒山系では、ウラシマソウばかりでしたが、こちらではウラシマソウの姿はありません。
山道を出て、車道を進むとバス停が見えて、室生寺前の店街へ。
室生寺の前を過ぎて、さらに進むと、龍穴神社横の而二不二(ににふに)の杉がありました。
幹周8.5m、樹高30m、樹齢約1000年。
仏教用語で、
「煩悩(迷い)と菩提(悟り)は而二不二といって、二つであってしかも二つではないと説く」
とあります。
分かったようで分かりづらい言葉を持つ一本の杉は、途中から二つになっていました。
パワースポットとして有名らしい、龍穴神社の境内にも、巨大な杉が並んでいますね。
こちらは、二本の杉が途中でくっ付いた、連理の杉。
夫婦杉ともいわれているもよう。
このような木、たまにあります。
龍穴神社からさらに歩いて、山の中の林道を進むと奥宮の鳥居があり、少し下った拝殿の向かいに、岩盤にあいた吉祥龍穴が現れます。
龍穴には、龍王が住む、といわれています。
龍穴に近づくと、妙な音が聞こえてきました。
最初、録音された音楽が流れているのか、と思いましたが、龍穴の下に太鼓とギターを持った方がお二人、民族音楽のような即興音楽?を絶え間なく奏でているもよう。
奥宮の鳥居の近くに生えていたナンテンショウの仲間。
これは、葉が広いナンテンショウのようですね。
大師は弘法大師、つまり空海の事。
女性の参詣が許され「女人高野」の別名がある室生寺は、役行者が開創し、空海が復興したと伝えれています。
三本松駅から、宇陀川沿いに歩き、室生橋を渡って、滝谷川の橋を渡る手前で田んぼ沿いの小道に進み、水路沿いの山道に入ります。
溝沿いの小道には、イトトンボの仲間が多く見られます。
翅の色が茶色いカワトンボの仲間なかま。
飛んできたのはニワハンミョウです。
周囲の森から、ハルゼミの鳴き声が盛んにしました。
人の多い花しょうぶ園を過ぎ、集落の合間を抜けて、先を進みます。
風が吹いて、枯れ葉がヒラヒラと舞い飛ぶと、まるで枯れ葉が飛ぶのと同じように舞う蛾がいました。
姿も枯れ葉とよく似ています。
奈良南部から和歌山に多い、ルリセンチコガネもいました。
沢にたくさん生えていた、カンムリタケ。
山道を出て、車道を進むとバス停が見えて、室生寺前の店街へ。
室生寺の前を過ぎて、さらに進むと、龍穴神社横の而二不二(ににふに)の杉がありました。
仏教用語で、
「煩悩(迷い)と菩提(悟り)は而二不二といって、二つであってしかも二つではないと説く」
とあります。
分かったようで分かりづらい言葉を持つ一本の杉は、途中から二つになっていました。
パワースポットとして有名らしい、龍穴神社の境内にも、巨大な杉が並んでいますね。
こちらは、二本の杉が途中でくっ付いた、連理の杉。
このような木、たまにあります。
龍穴神社からさらに歩いて、山の中の林道を進むと奥宮の鳥居があり、少し下った拝殿の向かいに、岩盤にあいた吉祥龍穴が現れます。
龍穴に近づくと、妙な音が聞こえてきました。
最初、録音された音楽が流れているのか、と思いましたが、龍穴の下に太鼓とギターを持った方がお二人、民族音楽のような即興音楽?を絶え間なく奏でているもよう。
奥宮の鳥居の近くに生えていたナンテンショウの仲間。
by kou_shino
| 2014-05-17 17:47
| 奈良県(47頁)
|
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主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
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