京都西山 善峰寺周辺散策
3月に入った最初の日曜日に、久しぶりの自然散策へ行きました。
今まで、一眼レフカメラ、交換レンズ、三脚と重い荷物を担いで歩いていましたが、これからは場所によってはコンパクトカメラだけで歩こうかな、と思っています。
コンパクトカメラは、使い慣れていないので、しばらくは説明書を見ながらの撮影となります。
今回は、コンデジの使い勝手を知るために、バスで善峰寺まで行き、寺には入らずその周辺をトコトコ散策してきました。
舗装された坂道を登っていくと、時々石が転がっているので、拾ってみると、小さな白いモノがくっついています。何だろう、コレ。
キノコ?でしょうか、何かの卵? さっぱり分かりません。
小さなヒョウタンツギのような、ニョロニョロのような、不思議な生命体。
別の石を裏返すと、小さなダンゴムシのような生き物がモゾモゾ。
これはムラサキトビムシの仲間かな。
こちらの石を裏返すと、二紋型のナミテントウが一匹だけ。
テントウムシは集団で越冬すると聞きますが、孤独なテントウムシもいるようです。
石の裏側にはいろんな生き物がひそんでいますね。
次々石を調べていくと、石の下に、黄色い卵を守るハサミムシの仲間を発見。
このハサミムシは、コブハサミムシという種類で、衝撃的な習性を持つ昆虫です。
ハサミムシ類のメスは、産んだ卵を幼虫が生まれるまで、こまめに面倒をみます。
アリなどのような社会性昆虫の他に、卵保護習性を持った昆虫は珍しいらしい。
しかし、コブハサミムシの習性はこれだけではありません。
コブハサミムシの母親は、孵化した幼虫たちに、なんと、自らの体を最初の食料として与えます。
コブハサミムシの幼虫たちは、母親を食べつくした後、繁殖場所から離れて単独生活へ移るらしい。
子供が親を食べて、世代交代していく生き物!他にもいたような気がするけど・・・。
この卵、もうじき生まれるようです。
岩盤に張り付いていたタマゴケ。
みずみずしくて、ふかふかしたコケ。
3月頃に、丸いさくを付けた胞子体が見られます。
朽ち木には変形菌の仲間、マメホコリがついていました。
枝で突っつくと、胞子がこぼれます。
沢沿いに転がっていた石英混じりの石を裏返すと水晶が。
1~4mm程の小さな結晶ですが、光が反射するときれいです。
善峰寺から少し下り、小塩(おしお)までくると、十輪寺の前にカンサイタンポポが咲いていました。
大原野にもセイヨウタンポポの進出も見られますが、まだカンサイタンポポが多い地域です。
ちなみに、十輪寺は、有原業平が晩年この寺に住んだ事から、別名なりひら寺とも。
本堂の裏手に、有原業平が塩を焚いた塩釜跡があり、小塩という地名の由来といわれています。
小塩からさらに下ると、柴犬の繁殖場があります。
覗くと、コロコロしたかわいい子犬がいました。
親犬も、性格がすごくおとなしく、柴犬が飼いたくなります。
じゃれる子犬たち。
かわいい子犬に癒されたあと、近くの大歳神社を見てから家に帰りました。
今まで、一眼レフカメラ、交換レンズ、三脚と重い荷物を担いで歩いていましたが、これからは場所によってはコンパクトカメラだけで歩こうかな、と思っています。
コンパクトカメラは、使い慣れていないので、しばらくは説明書を見ながらの撮影となります。
今回は、コンデジの使い勝手を知るために、バスで善峰寺まで行き、寺には入らずその周辺をトコトコ散策してきました。
舗装された坂道を登っていくと、時々石が転がっているので、拾ってみると、小さな白いモノがくっついています。何だろう、コレ。
キノコ?でしょうか、何かの卵? さっぱり分かりません。
小さなヒョウタンツギのような、ニョロニョロのような、不思議な生命体。
別の石を裏返すと、小さなダンゴムシのような生き物がモゾモゾ。
これはムラサキトビムシの仲間かな。
こちらの石を裏返すと、二紋型のナミテントウが一匹だけ。
テントウムシは集団で越冬すると聞きますが、孤独なテントウムシもいるようです。
石の裏側にはいろんな生き物がひそんでいますね。
次々石を調べていくと、石の下に、黄色い卵を守るハサミムシの仲間を発見。
このハサミムシは、コブハサミムシという種類で、衝撃的な習性を持つ昆虫です。
ハサミムシ類のメスは、産んだ卵を幼虫が生まれるまで、こまめに面倒をみます。
アリなどのような社会性昆虫の他に、卵保護習性を持った昆虫は珍しいらしい。
しかし、コブハサミムシの習性はこれだけではありません。
コブハサミムシの母親は、孵化した幼虫たちに、なんと、自らの体を最初の食料として与えます。
コブハサミムシの幼虫たちは、母親を食べつくした後、繁殖場所から離れて単独生活へ移るらしい。
子供が親を食べて、世代交代していく生き物!他にもいたような気がするけど・・・。
この卵、もうじき生まれるようです。
岩盤に張り付いていたタマゴケ。
みずみずしくて、ふかふかしたコケ。
3月頃に、丸いさくを付けた胞子体が見られます。
朽ち木には変形菌の仲間、マメホコリがついていました。
枝で突っつくと、胞子がこぼれます。
沢沿いに転がっていた石英混じりの石を裏返すと水晶が。
1~4mm程の小さな結晶ですが、光が反射するときれいです。
善峰寺から少し下り、小塩(おしお)までくると、十輪寺の前にカンサイタンポポが咲いていました。
大原野にもセイヨウタンポポの進出も見られますが、まだカンサイタンポポが多い地域です。
ちなみに、十輪寺は、有原業平が晩年この寺に住んだ事から、別名なりひら寺とも。
本堂の裏手に、有原業平が塩を焚いた塩釜跡があり、小塩という地名の由来といわれています。
小塩からさらに下ると、柴犬の繁殖場があります。
覗くと、コロコロしたかわいい子犬がいました。
親犬も、性格がすごくおとなしく、柴犬が飼いたくなります。
じゃれる子犬たち。
かわいい子犬に癒されたあと、近くの大歳神社を見てから家に帰りました。
by kou_shino
| 2014-03-05 18:19
| 京都西山(19頁)
|
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主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
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