滋賀県 三島池散策
先週の木・金曜日に、京都でも雪がちらついたので、雪景色でも見られるか、と思い、滋賀県三島池に行きました。
近江八幡辺りからうっすらと雪景色が見られましたが、残念なことに、米原まで来ると雪は無し。
JR米原駅のホームで、近江長岡行きの電車を持っていましたが、時間になっても電車が来ない。
アナウンスによると、別の列車が小動物と接触したため、遅れが出たもよう。
おかげで、近江長岡駅から三島駅に向かうバスに間一髪間に合わず、駅から歩いて行く羽目になりました。
改札から出た時に、出ていくバスの後姿を見送る情けなさは、今回に限った事ではありません。
駅前に並んだタクシーを尻目に殺し、30分ほどトボトボ歩いて三島池へ。
雪化粧した伊吹山はよく見えましたが、三島池の湖面は、微風のせいか波で揺らぎ、逆さ伊吹は見られず。
三島池は、今から約700年前に農業用水池として造られた池ですが、マガモ自然繁殖の南限地として、県の天然記念物に指定されています。
いわば、マガモの池です。
池にやってくる多くの方々が、カモに餌やりに来ているようですが、餌に集まって宴会を楽しんでいるのは、主にヒドリガモ、オナガガモ、アイガモたちです。
多くのマガモ達は、宴会に参加することなく、反対側の木の下で休んでいました。
マガモの頭部の緑色も構造色で、光の加減によっては、紺色に見えたり、青緑に見えたりします。
宴会の主役はヒドリガモ達、2月まではオナガガモも多数いたようですが、ほとんどが北へ渡ったあとで、十数羽しか残っていませんでした。
餌をまく人たちが現れたら、あっちへ行ったりこっちへ飛んだりけっこう忙しそう。
マガモと同じ模様で大きなカモが数羽いましたが、これらはアオクビアヒルか、それともアイガモでしょうか。
三島池には、田んぼから逃げたアイガモもいるそうなので、アイガモかも。
マガモとアオクビアヒルの雑種がアイガモらしいのですが、アオクビアヒルとアイガモの区別がつきません。
今回はアイガモとして扱います。
まゆ毛のあるアイガモ。
マガモに比べると、アオクビアヒルやアイガモの模様は、雑然としているように見えます。
突如始まった、アイガモの交尾。
途中から別のオスが横やりを入れてきて、二羽でメスの頭部を水面下に沈めるので、メスがかわいそうになります。
こいつもアイガモでしょうか?
一緒にいたアイガモのオスと同じように、首に白い輪がありますが色が全然違う。
エクリプスでもない感じで、そもそもこいつは、オスなのかメスなのか。
エクリプスとは、派手な色合いの羽を持つカモ類のオスが、繁殖期をすぎた後、メスに似た地味な羽に変わった状態の事。
他のアイガモと比べると。
(左側がアイガモのオスとメス)
比べて見ると、オスのようにも見えますが、メスと同じような鳴き方をしていました。
アイガモのニューハーフですかね。
池の周りを歩くと、のら猫も数匹寝ているのを見かけました。
ノラ猫も多いようです。
途中で散らばっていた大量の羽毛、カモが猛禽にやられた跡でしょうか。
それとも猫か?
上空には、何種類かの猛禽類が飛んでいます。
写真は分かりにくいですが、羽が白っぽいのでミサゴかなぁ。
よくわかりません。
池にある人工島を双眼鏡で覗くと、オシドリの姿が見られました。
オシドリは20数羽いるもよう。
オシドリ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ並んでいったい何を見ている?
午後になっても、水面の波は止まず。
快晴ですが、三島池は最後まで鏡になってくれませんでした。
寒いし、花粉のせいか鼻がむず痒いし、逆さ伊吹は諦めて帰ることに。
最後に、三島池でウロウロしていたノラニャンコ達の一部。
猫というのは、すごい表情でアクビをするのですね。
近江八幡辺りからうっすらと雪景色が見られましたが、残念なことに、米原まで来ると雪は無し。
JR米原駅のホームで、近江長岡行きの電車を持っていましたが、時間になっても電車が来ない。
アナウンスによると、別の列車が小動物と接触したため、遅れが出たもよう。
おかげで、近江長岡駅から三島駅に向かうバスに間一髪間に合わず、駅から歩いて行く羽目になりました。
改札から出た時に、出ていくバスの後姿を見送る情けなさは、今回に限った事ではありません。
駅前に並んだタクシーを尻目に殺し、30分ほどトボトボ歩いて三島池へ。
雪化粧した伊吹山はよく見えましたが、三島池の湖面は、微風のせいか波で揺らぎ、逆さ伊吹は見られず。
三島池は、今から約700年前に農業用水池として造られた池ですが、マガモ自然繁殖の南限地として、県の天然記念物に指定されています。
いわば、マガモの池です。
池にやってくる多くの方々が、カモに餌やりに来ているようですが、餌に集まって宴会を楽しんでいるのは、主にヒドリガモ、オナガガモ、アイガモたちです。
多くのマガモ達は、宴会に参加することなく、反対側の木の下で休んでいました。
マガモの頭部の緑色も構造色で、光の加減によっては、紺色に見えたり、青緑に見えたりします。
宴会の主役はヒドリガモ達、2月まではオナガガモも多数いたようですが、ほとんどが北へ渡ったあとで、十数羽しか残っていませんでした。
餌をまく人たちが現れたら、あっちへ行ったりこっちへ飛んだりけっこう忙しそう。
マガモと同じ模様で大きなカモが数羽いましたが、これらはアオクビアヒルか、それともアイガモでしょうか。
三島池には、田んぼから逃げたアイガモもいるそうなので、アイガモかも。
マガモとアオクビアヒルの雑種がアイガモらしいのですが、アオクビアヒルとアイガモの区別がつきません。
今回はアイガモとして扱います。
まゆ毛のあるアイガモ。
マガモに比べると、アオクビアヒルやアイガモの模様は、雑然としているように見えます。
突如始まった、アイガモの交尾。
途中から別のオスが横やりを入れてきて、二羽でメスの頭部を水面下に沈めるので、メスがかわいそうになります。
こいつもアイガモでしょうか?
一緒にいたアイガモのオスと同じように、首に白い輪がありますが色が全然違う。
エクリプスでもない感じで、そもそもこいつは、オスなのかメスなのか。
エクリプスとは、派手な色合いの羽を持つカモ類のオスが、繁殖期をすぎた後、メスに似た地味な羽に変わった状態の事。
他のアイガモと比べると。
(左側がアイガモのオスとメス)
比べて見ると、オスのようにも見えますが、メスと同じような鳴き方をしていました。
アイガモのニューハーフですかね。
池の周りを歩くと、のら猫も数匹寝ているのを見かけました。
ノラ猫も多いようです。
途中で散らばっていた大量の羽毛、カモが猛禽にやられた跡でしょうか。
それとも猫か?
上空には、何種類かの猛禽類が飛んでいます。
写真は分かりにくいですが、羽が白っぽいのでミサゴかなぁ。
よくわかりません。
池にある人工島を双眼鏡で覗くと、オシドリの姿が見られました。
オシドリは20数羽いるもよう。
オシドリ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ並んでいったい何を見ている?
午後になっても、水面の波は止まず。
快晴ですが、三島池は最後まで鏡になってくれませんでした。
寒いし、花粉のせいか鼻がむず痒いし、逆さ伊吹は諦めて帰ることに。
最後に、三島池でウロウロしていたノラニャンコ達の一部。
猫というのは、すごい表情でアクビをするのですね。
by kou_shino
| 2011-03-08 23:01
| 滋賀県(70頁)
|
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主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
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