ファーブルフォト アカハライモリ
今週の日曜日は、積もり積もった疲労がピークに達していたため、完全休養にして一日中寝ていました。
たっぷり寝たら疲れも多少マシになったので、来週は出かけることができると思います。
今月のファーブルフォトは、アカハライモリ。
以前、ハ虫類のヤモリをファーブルフォトで撮った後、次は両生類のイモリをと思っていました。
しかし、撮った後にファーブルフォトで撮る必要があったのか、マクロレンズでもよかったんでは、と思ったり、撮影途中でイモリが脱走してしまい、中途半端な画像しか撮れなかったので、しばらく保留していました。
日本固有種のアカハライモリは、昔、田んぼの溝や池に多くいたような気がしていましたが、最近はとんと姿を見ません。
しかし、山里近くの水路や池を覗くと、よく見られる時があります。
アカハライモリというだけに、腹の方は、一面赤と黒のまだら模様があります。
これは毒を持っているぞ、という警告色。
皮膚から出るイモリの毒は、フグ毒のテトロドトキシンに近い成分といわれています。
この毒のおかげで、イモリを食べる動物は少ないようです。
毒性は弱いようですが、アカハライモリを触った後は手洗いが必要。
後脚。
前脚には4本、後脚には5本の指があります。
親指?のあたりを拡大。
指の輪郭に透明の縁のようなモノが見られますがなんでしょう。
イモリといえば、体の一部を失っても、再生する能力の高さが有名です。
手や足、尻尾の再生はもとより、眼球、脳、心臓、骨なども再生してしまうようです。
再生能力の高い生物としては、プラナリアが有名ですが、脊椎動物の中ではイモリの再生能力が驚異的で、その仕組みがわかれば、再生医療にも応用できるのでは、とも言われています。
正直、アカハライモリにこのような再生能力があるとは、最近まで知りませんでした。
たっぷり寝たら疲れも多少マシになったので、来週は出かけることができると思います。
今月のファーブルフォトは、アカハライモリ。
以前、ハ虫類のヤモリをファーブルフォトで撮った後、次は両生類のイモリをと思っていました。
しかし、撮った後にファーブルフォトで撮る必要があったのか、マクロレンズでもよかったんでは、と思ったり、撮影途中でイモリが脱走してしまい、中途半端な画像しか撮れなかったので、しばらく保留していました。
日本固有種のアカハライモリは、昔、田んぼの溝や池に多くいたような気がしていましたが、最近はとんと姿を見ません。
しかし、山里近くの水路や池を覗くと、よく見られる時があります。
アカハライモリというだけに、腹の方は、一面赤と黒のまだら模様があります。
これは毒を持っているぞ、という警告色。
皮膚から出るイモリの毒は、フグ毒のテトロドトキシンに近い成分といわれています。
この毒のおかげで、イモリを食べる動物は少ないようです。
毒性は弱いようですが、アカハライモリを触った後は手洗いが必要。
後脚。
前脚には4本、後脚には5本の指があります。
親指?のあたりを拡大。
指の輪郭に透明の縁のようなモノが見られますがなんでしょう。
イモリといえば、体の一部を失っても、再生する能力の高さが有名です。
手や足、尻尾の再生はもとより、眼球、脳、心臓、骨なども再生してしまうようです。
再生能力の高い生物としては、プラナリアが有名ですが、脊椎動物の中ではイモリの再生能力が驚異的で、その仕組みがわかれば、再生医療にも応用できるのでは、とも言われています。
正直、アカハライモリにこのような再生能力があるとは、最近まで知りませんでした。
by kou_shino
| 2010-12-15 23:59
| ファーブルフォト(105頁)
|
Comments(4)
脊椎動物の中ではイモリの再生能力が驚異的・・存じませんでした。動物界にはまだまだ秘密がありそうですね。
0
Commented
by
kou_shino at 2010-12-20 18:49
Commented
by
顕微鏡下のふしぎ
at 2010-12-23 11:54
x
アカハラトカゲの再生能力は、ホントすごいですね。いずれ、その機能を模倣した技術(バイオミミクリー?)が開発され、人類に恩恵をもたらすでしょう。生物多様性を守ることは重要です。
Commented
by
kou_shino at 2010-12-23 23:21
顕微鏡下のふしぎ さま
皮膚から毒を出すため、捕食者が少ない、といわれているのに、何故このような再生能力を持ったんでしょうね。
皮膚から毒を出すため、捕食者が少ない、といわれているのに、何故このような再生能力を持ったんでしょうね。
主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
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