奈良県 大国見山 桃尾ノ滝とミヤマウズラ
ヒョウタンがかなり大きくなってきました。
前回紹介した時は、手も届かないほど高い所に生っていました。
あれから日増しに成長し、先週は重みで手が届くところまで下がってきました。
今週は、一気にずり落ちて、あわや地面に激突かというところまで成長。
紐で吊り上げ、なんとか落下だけは防ぎましたが、かなり重い。
どこまで大きくなるのかなぁ。
今回は、奈良県の大国見山へ行きました。
近鉄天理駅からバスで桃尾ノ滝入口で下車。
沢沿いの道を進む。
帰化植物のアレチウリが茂っていたので、マクロレンズで花を撮ろうとするも、画像を見ると真っ白け。何度撮っても露出オーバー。
最初カメラ本体を疑いました。オーバーホールしたばかりなのに、また壊れたのか!
しかし、レンズを変えるとちゃんと写る。という事は、今度はマクロレンズが故障した?
マクロレンズを見ると、絞りがユルユルで全く制御できていません。ガックリです。
一気に憂鬱な気分になりました。修理するとなると、またお金がかかる!
しかも連休前なので、直るのに時間がかかりそうです。
しばらくマクロレンズ無しで我慢。
アレチウリの雄花。
アレチウリは繁殖力が強く、特定外来生物に指定されています。
ウリ科の植物ですが、その実はトゲトゲで、ウリらしくありません。
少し歩くとすぐに落差23mの桃尾ノ滝へ。
滝とは、川や湖の一部が段差になり、水が落下している場所。
しかし、滝の姿は人を魅了させる不思議な力があるようです。
TVで言っていましたが、人に人格があるように、滝には滝格がある、らしい。
そのポイントは2つで、滝が落ちてくる「落口」と落下を始めた水が様々な姿を見せる「流身」。
「落口」と「流身」を考察して、滝の品格を見極めるようです。
桃尾ノ滝の落口。
水現れて落ちにけり、です。
角度を変えて見ると、滝筋がまっすぐになりました。
滝を離れて、さらに進むと大親寺。
大親寺の入口で咲いていた、シュウカイドウの花と、
ギボウシの花。
大きな木に囲まれた境内は苔が生えていて、ひっそりとしていました。
境内のもみじ。
大親寺から山道に入り、急坂を登ると大きな岩が点在する大国見山の山頂へ。
山頂からは、天理市内が見渡せます。
山頂付近で、見つけた小さな植物。
これが、なぜか妙に気になりました。
花が咲いているのか、ツボミなのか、それとも花が終わった後なのか分かりづらいのですが、ネジバナに似ているような気がしてなりません。
ネジバナに似ているという事は、これはひょっとして、野生ランでは?
この時は、まだ野生ランかどうか判断がつかなかったのですが、大国見山から少し下った所で、しっかりと花を咲かせている株を見つけました。
後で調べたところ、ミヤマウズラのもよう。
やはりシュスラン属の野生ランでした。
葉に白い斑が入っていて、ウズラの羽に似ているからミヤマウズラと呼ばれているようです。
鳥が翼を広げたようで、かわいらしい花です。
低い山でもよく見られる、との事ですが初めて見ました。
山道にも小さなカエルが、ピョンピョン跳ねていましたが、落葉の上にはアカガエルがいました。
落葉にそっくりで、少し目を離すと、どこにいるかしばらく分からないほどです。
このような保護色を持ったカエルは、あまり動きません。
動いた方が目立ってしまうからです。
動かないのをいいことに、魚眼レンズをカエルの鼻先2cmまで近付けて撮影。
山道を抜けると田んぼの横にでました。
田んぼの反対側の藪は、びっしりとクズが覆い尽くしています。
クズの花。
上に花が残っている状態で、下にはもう豆が生っています。
近くにいた、ショウジョウトンボ。
トンボもゆっくりと近づくとけっこう逃げません。
この時も2cm近くまで近付きました。
あまり近づくと迷惑そうなそぶりをします。
帰りは、岩屋の集落を抜け、東海自然歩道に出会ってから、再び天理駅へ。
前回紹介した時は、手も届かないほど高い所に生っていました。
あれから日増しに成長し、先週は重みで手が届くところまで下がってきました。
今週は、一気にずり落ちて、あわや地面に激突かというところまで成長。
紐で吊り上げ、なんとか落下だけは防ぎましたが、かなり重い。
どこまで大きくなるのかなぁ。
今回は、奈良県の大国見山へ行きました。
近鉄天理駅からバスで桃尾ノ滝入口で下車。
沢沿いの道を進む。
帰化植物のアレチウリが茂っていたので、マクロレンズで花を撮ろうとするも、画像を見ると真っ白け。何度撮っても露出オーバー。
最初カメラ本体を疑いました。オーバーホールしたばかりなのに、また壊れたのか!
しかし、レンズを変えるとちゃんと写る。という事は、今度はマクロレンズが故障した?
マクロレンズを見ると、絞りがユルユルで全く制御できていません。ガックリです。
一気に憂鬱な気分になりました。修理するとなると、またお金がかかる!
しかも連休前なので、直るのに時間がかかりそうです。
しばらくマクロレンズ無しで我慢。
アレチウリの雄花。
アレチウリは繁殖力が強く、特定外来生物に指定されています。
ウリ科の植物ですが、その実はトゲトゲで、ウリらしくありません。
少し歩くとすぐに落差23mの桃尾ノ滝へ。
滝とは、川や湖の一部が段差になり、水が落下している場所。
しかし、滝の姿は人を魅了させる不思議な力があるようです。
TVで言っていましたが、人に人格があるように、滝には滝格がある、らしい。
そのポイントは2つで、滝が落ちてくる「落口」と落下を始めた水が様々な姿を見せる「流身」。
「落口」と「流身」を考察して、滝の品格を見極めるようです。
桃尾ノ滝の落口。
水現れて落ちにけり、です。
角度を変えて見ると、滝筋がまっすぐになりました。
滝を離れて、さらに進むと大親寺。
大親寺の入口で咲いていた、シュウカイドウの花と、
ギボウシの花。
大きな木に囲まれた境内は苔が生えていて、ひっそりとしていました。
境内のもみじ。
大親寺から山道に入り、急坂を登ると大きな岩が点在する大国見山の山頂へ。
山頂からは、天理市内が見渡せます。
山頂付近で、見つけた小さな植物。
これが、なぜか妙に気になりました。
花が咲いているのか、ツボミなのか、それとも花が終わった後なのか分かりづらいのですが、ネジバナに似ているような気がしてなりません。
ネジバナに似ているという事は、これはひょっとして、野生ランでは?
この時は、まだ野生ランかどうか判断がつかなかったのですが、大国見山から少し下った所で、しっかりと花を咲かせている株を見つけました。
後で調べたところ、ミヤマウズラのもよう。
やはりシュスラン属の野生ランでした。
葉に白い斑が入っていて、ウズラの羽に似ているからミヤマウズラと呼ばれているようです。
鳥が翼を広げたようで、かわいらしい花です。
低い山でもよく見られる、との事ですが初めて見ました。
山道にも小さなカエルが、ピョンピョン跳ねていましたが、落葉の上にはアカガエルがいました。
落葉にそっくりで、少し目を離すと、どこにいるかしばらく分からないほどです。
このような保護色を持ったカエルは、あまり動きません。
動いた方が目立ってしまうからです。
動かないのをいいことに、魚眼レンズをカエルの鼻先2cmまで近付けて撮影。
山道を抜けると田んぼの横にでました。
田んぼの反対側の藪は、びっしりとクズが覆い尽くしています。
クズの花。
上に花が残っている状態で、下にはもう豆が生っています。
近くにいた、ショウジョウトンボ。
トンボもゆっくりと近づくとけっこう逃げません。
この時も2cm近くまで近付きました。
あまり近づくと迷惑そうなそぶりをします。
帰りは、岩屋の集落を抜け、東海自然歩道に出会ってから、再び天理駅へ。
by kou_shino
| 2009-09-19 19:05
| 奈良県(46頁)
|
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主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
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