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奈良県 額井岳から戒場山 粘菌とオハツキイチョウ

8月13日は桂枝雀生誕70年記念落語会に行ってきました。

昼の部と夜の部、両方見ましたが、内容が違っていたので両方楽しめました。
桂米朝さんが再び入院との事で、息子の米團治が出ていましたが、やはり米朝さんの話も聞きたかったです。

落語は、昼が桂紅雀「七度狐」、桂雀松「マキシム・ド・ゼンザイ」、桂南光「あくびの稽古」、笑福亭松之助「軒づけ」、夜が桂紅雀「普請ほめ」、桂雀三郎「ちしゃ医者」、桂ざこば「厩火事」、桂三枝「誕生日」でした。

南光さんの「あくびの稽古」はなかなか面白かった。
中にはこちらが「あくびの稽古」をしそうな時もありましたが…

しかし、ビデオで見る枝雀さんの落語の方が面白かったなぁ。
枝雀さんのビデオ落語は昼「道具屋」で夜は「時うどん」

特に「道具屋」は、めちゃめちゃ面白かった。
落語大全の「道具屋」より弾けていていましたね、ここまでやるか!と。
あれはぜひDVDで出してほしい一席、と思う今日この頃。


暑い日が続きますが、今回は奈良県の額井岳(ぬかいだけ)から戒場山へ歩いてきました。
20年くらい前に一度歩いていますが、戒長寺という寺と山辺赤人の墓くらいしか記憶に残っていません。

榛原からバスで天満台東3丁目で下車、住宅地を抜けると棚田が広がる集落へ。
棚田の稲は、もう頭を垂れておりました。
棚田から見た額井岳と戒場山。
e0035757_20454483.jpg

左の方が大和富士の名を持つ額井岳。

十八神社までは、ジリジリと暑い道のりでしたが、山に入ると涼しい風が心地良い。
やや湿気た道を登っていると、苔の中で動いているキセルガイの仲間を見つけた。
e0035757_20462333.jpg

体はカタツムリに似ていますが、貝が細長くて緑色。
貝の長さは5cmくらい。

山道にはマムシもいました。
e0035757_20465360.jpg

土手に細長いキノコのようなモノが生えています。
e0035757_20471871.jpg

後で気が付きましたが、これは冬虫夏草ではないでしょうか?
違うかな。
今度見つけたら、堀起こして調べてみましょう。

山の中では、ギーギーとセミが鳴いています。
エゾゼミでしょうか。
やかましく鳴いていますが、声はすれども姿は見えず。

セミの鳴き声を聞きながら額井岳山頂に到着。
しばし休んで、戒場山へ。

戒場山への道に、朽ちた倒木が多く転がっていたので、覗いてみると…
いましたよ、粘菌(変形菌)が。
e0035757_20482045.jpg

まるで朽木から滲み出ているようです。
これはキフシススホコリの変形体でしょうか。

拡大すると、やはり朽木の中から出てきてる途中のようです。
子実体になるために移動しているのでしょうか。
e0035757_2049983.jpg

巨大なアメーバ「変形体」は1時間で約1cm動くそうです。

こちらは、子実体になろうとしているキフシススホコリかな。
e0035757_20502418.jpg


これも多分変形菌だと思います。
e0035757_20521096.jpg

団子のようになっていますが、たくさんの子実体に分かれる途中では?

ムラサキホコリの仲間の子実体が大量に。
e0035757_20523677.jpg


この子実体は、風に揺られて胞子を飛ばしていました。
e0035757_2053145.jpg

粘菌は森の中によくいる、といわれますが、あまり見つけられません。
こんなにたくさんの粘菌を見つけたのは初めてです。

ヒノキ林の戒場山山頂でお昼をとり、戒長寺へ下山。
下山途中に見つけた、ソウメンタケのような赤いキノコと、
e0035757_2054328.jpg

お地蔵さんのように、二つ並んで生えていた小さなキノコ。
e0035757_2054559.jpg

キノコもたくさんの種類がありましたが、また次の機会に撮ることに。

湿気た坂を下ると、戒長寺へ。
戒長寺の境内には、県指定天然記念物のオハツキイチョウがあります。
e0035757_2057246.jpg

イチョウは、一種しかない植物ですが、稀に葉っぱに実をつける突然変異のイチョウがオハツキイチョウと呼ばれています。
もっとも、すべての実が葉っぱにつくわけではないようです。

そして、どういうワケか、オハツキイチョウは神社や寺に多くあり、たいがい何かしらの天然記念物に指定されている場合が多い。

すでに、イチョウの葉が落ち始めているので、探してみると…
正常に成長していませんが、葉っぱに実を付けているオハツキイチョウを見つけました。
e0035757_210048.jpg

戒長寺を出て、山部赤人の墓と伝えられている所から、バス停への山道をブラブラ歩いていたら、なんとツチアケビを見つけました。
e0035757_2102191.jpg

こんな所にツチアケビがあるとは!

この山は、いろいろな動植物がいるようなので、再び訪れたいところです。
by kou_shino | 2009-08-19 21:10 | 奈良県(58頁) | Comments(4)
Commented by はーしぇる at 2009-08-22 08:17 x
キセルガイ・・・なんてものがいるのをはじめて知りました。
面白い生き物がいるんですね。
粘菌は凝りだすと、きりが無いほど奥深いし。

そういえば、先日モウセンゴケなど食虫植物をまとめて見る
ことが出来ました。あれも興味津々の生き物。
これから、私ももう少しまじめにフィールドワークします・・・・。

枝雀さん、刺激的で面白かったですね。
DVD探そうかな。
この夏、枝雀さん生誕70年、ビル・エバンス生誕80年。
Commented by kou_shino at 2009-08-22 21:38
はーしぇる さん
貝殻がキセルのような形をしているのでキセルガイです。
小さなキセルガイや貝殻のみは時々見ますが、大きいのはあまり記憶がありません。
日帰りできるようなハイキングコースでも様々な生き物が見られますよ。

ビル・エバンスも昔、ライブで聞いたことがあります。
アルバムでは、スコット・ラファロがベースの時代が最高に良いですね。
Commented by はーしぇる at 2009-08-23 01:19 x
エバンスのライブを聴いたことがある、という方に初めてお会いしました。
私も、「LIVE IN TOKYO」というアルバムが録音された年に聴きました。
同じ時に体験したのでしょうか・・・・。
最後の一音がきっちりなくなるまで、しわぶきひとつ無いコンサート。
あれが唯一無二でした。
Commented by kou_shino at 2009-08-23 05:13
はーしぇる さん
私が聴いたのは、1978年のコンサートです。
サインをもらうため、5~6枚LPレコードを持って行きましたが、3枚以上は却下されてしまいました。
「JAZZ ABSTRACTIONS」というLPジャケットで、前にもらっていたジムホールのサインを見て、何か言っていたのを覚えています。


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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