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大阪府 高槻市原から摂津峡散策

4月2日の土曜日に高槻市の原から摂津峡を歩いてきました。

JR高槻駅からバスで原大橋で下車。
芥川上流沿いの道をぶらぶらと歩きます。

やがて、スサノオノミコトを祭神とする、八坂神社へ。
境内には地元の方が多くいて、春祭歩射神事(大蛇祭)の準備が行われていました。

境内奥にあった高槻の古木「ツブラジイ」
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幹内が朽ちていて、幹も途中で切られていますが、新たな枝も伸びていました。

拝殿前で咲いていたのは、ハクモクレンかな。
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もちろん境内のサクラも満開です。
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境内には、花崗岩をくりぬいた石槽がありました。
昔の風呂桶だったらしい。

神社を出て、歩いていると、田んぼのあぜ道にタンポポが咲いていました。
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ここのタンポポもカンサイタンポポとセイヨウタンポポが混在しているもよう。
アブラナには、モンシロチョウが舞っています。
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元々クロモンシロチョウだったのが、ややこしいのでモンシロチョウになったのだとか。
シロチョウ科の蝶の羽は、サナギの時の老廃物を色素として再利用しているらしい。

少し山手に入ると、ヤマネコノメソウの種子を乗せたさく果。
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雨が降ると種子が飛び散る、雨散布方式を採用した、ユニークな構造です。

近くに咲いていた、カテンソウの小さな花。
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小さくて見落としそうです。

原地域周辺の芥川は、釣り人が賑わうマス釣り場が多い。
なだらかな芥川も、摂津峡に入ると、古生層の固い岩で険しい渓谷となります。
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芥川の支流の白滝。
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ハイキングコースに向かうとタラの芽が。
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途中で道を間違えて住宅地に出てしまい、困っているとバスが来たので帰りました。

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by kou_shino | 2016-04-18 00:36 | 大阪府(79頁) | Comments(0)

兵庫県 保久良梅林と天井川のイノシシ

使用していたCRTモニタの電源が突然入らなくなるという事が起こり始めたので、ようやく液晶モニタに交換しました。
今までのCRTモニタは、Power Macintosh 7600を買った時に同時購入したiiyama製。
Windows XPになってからも使い続け、かれこれ16年ほど経ちましたが、とうとう年貢の納め時。
横幅よりも奥行きのあるディスプレイの終焉です。

バカでかいCRTモニタから、薄くてコンパクトな液晶モニタに変わりましたが、違いは形だけでなく、画面表示も明るくなり、今まで掲載してきた画像の濃度がやけに薄く感じられるようになりました。
そんなワケで、今回から画像濃度が少し変わると思います。

ウメやサクラの開花が遅れている今年、3月末のウメの開花予報を見ると、保久良梅林がまだ七分咲きとありましたので、4月1日に行ってきました。

阪急神戸線の岡本駅からブラリと天井川沿いに坂道を歩いていると、いるいる、川の中をネソネソ歩く二匹のイノシシ。
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保久良梅林の入り口にある公園まで来ると、川に高い堰があり、魚止めの堰ならぬイノシシ止めの堰となっていて、ここいらがイノシシ達のねぐらになっているのか。
ボロぞうきんのごとく眠りこけるイノシシのオス。
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計2匹のイノシシが眠っていました。

公園を抜けて、タチツボスミレの花が咲く坂道を登っていきます。
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やや開けたところに出ると、ここにもイノシシが。
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保久良梅林に入ると、ウメの花が、なんかさびしい。
全体的に、切りすぎではないか、と思われるほど剪定されていて、梅の花自体が非常に少ない。
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高い枝もなく、ツボミも少ないし、メジロも来ていない。
隣の斜面は、木やササヤブがすっかり刈られて丸坊主で、これではウグイスも寄ってきません。
しばらく、梅林に来ていた方と一緒にぼやいてました。

仕方がないので、アップで。
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白いスミレを見ながら横の斜面を登って上から見ると、
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スカスカの梅林です。
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これではいくら待ってもメジロは来ないだろう、とあきらめて、再びイノシシの川へ。

歩いていたイノシシ達と合流したのか、二匹ずつくっ付いて寝ています。
こちらは、交流状態で寝ているイノシシ。
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大きいので親かな。

そして直流状態のイノシシ。
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一回り小さく感じられるので、子供でしょうか。

見ていると、相手の寝床のほうが心地よさそうに見えるのか、お互いに寝床を取り合っています。
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急に起こされて怒っています。
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離れた所にも一匹寝ていたので、川の中にいたのは都合5匹。
大雨が降ったりしたらどうするんでしょうね。
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by kou_shino | 2012-04-03 18:15 | 兵庫県(71頁) | Comments(0)

京都府 松尾山林道でコケ見る散歩

日曜日に西芳寺川沿いの松尾山林道へコケ散歩へ行きました。
西芳寺川へ向かう途中、雨が降ってきたので厄介だなぁ、と思っていたら、西芳寺(苔寺)近くでやみました。

苔寺までは観光客が多いけれど、一歩松尾林道に入ると人気は無くなります。
西芳寺川には、両側の斜面から滝のように支流が流れる。
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林道沿いには、蘚苔類やシダ類、地衣類などがひしめいています。
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コバノチョウチンゴケ?
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薄汚い葉っぱ?よく見たら葉の上に生えるカビゴケ。
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生葉上苔類の仲間で、生きた葉の上に生えるのは珍しいらしい。
京都府では絶滅寸前種のようだけど、ここでは探せばよく見つかります。

胞子を出す朔(さく)が伸びているコケもありました。
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長く伸びたジャゴケの雌器托
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こちらはハリガネゴケかな。
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かわいらしい丸い朔のタマゴケ。
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丸い朔は、よく見ると目玉みたい。

この日の天候はよくわかりません。
雨が降ったと思ったら、晴れて暖かくなり、曇ってきて気温が下がったらミゾレが降ってきた。
これはかなわん、と前進するのをやめて折り返すと、いつの間にやら晴れている。
晴れると、川面を沿うように小さくて茶っぽい鳥が飛びました。
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ミソサザイかな?

コケ以外では、枯れ木に生えていたシダ類のノキシノブ。
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丸い胞子嚢が列になっています。

こちらは地衣類のツメゴケ。
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指のように伸びた先にツメ状の子器がついています。

これはいったい…
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なんだろうと思ったら、植物の種でした。
たぶん、テイカカズラの種。
今の季節、山に行くとよく見かけますね。
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by kou_shino | 2012-03-29 18:37 | 京都府(93頁) | Comments(0)

京都府 振り返る・鴨川の野鳥

野鳥を撮り始めたのは、一眼デジカメに変えてからで、300mmまで撮れる望遠ズームを使うようになってから。
その当時は、鴨川を何度か訪れてダイサギやユリカモメ等を撮ってました。
最初の5カットは、コンパクトデジカメで季節は夏から秋です。

五条大橋から四条方面を見た鴨川。
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よく見られる鳥は、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモですが、ゴイサギも見られます。
魚を狙うゴイサギ。
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堰からあふれる泡の中にいたコサギ。
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泡の中で魚が見えるのかな。

川の中には、アユなどのいろいろな魚やザリガニがいるもよう。
鴨川でよく見られる、50㎝程のコイ。
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ブロックがある所には、小魚がいっぱい。
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サギたちが集まるワケです。

後半の7カットは一眼デジカメ(300mm)で、季節は冬。
11月頃から、冬の使者ユリカモメがやってきます。
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堰の近くに、小魚がいるのかな。
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岩場のコサギ。
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こちらは、懸命に獲物を狙ってる。
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飾り羽がフワフワしていました。
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オナガガモのペア。
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他にいたカモは、ヒドリガモ、コガモ等。

カモ類を狙っているのか、トビも多い。
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この頃、鴨川にカワセミがいるということは、まったく知りませんでした。
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by kou_shino | 2012-02-14 18:16 | 京都府(93頁) | Comments(0)

三重県 振り返る・赤目四十八滝05

左手を負傷して2週間、痛みも減り、指もだいぶ動くようになってきました。
しかし、ギブスをはずしたら、やはりまだ痛い。
さらに2週間のギブス生活を送ることになった、今日この頃。

今回は、2005年の2月5日に訪れた時の赤目四十八滝。
この時すでに、コンパクトデジカメから一眼デジカメに持ち替えています。

この年も、氷爆は見られませんでしたが、小さな所は凍っています。
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少し流れに勢いがあると凍らず。
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ただ、寒々とした滝が続くのみ。
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千手滝と、
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荷担滝。
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重なる流れは、幻想的にも見えます。
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突きささりそうな、氷柱の群れ。
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時間が止まったように氷結するも、小さな水滴が滴っていました。
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流れが速く、飛沫が飛び散っている所のツララ。
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飛び散る飛沫のせいか、先細りしないツララが並んでいます。

下の方が太くなってぶら下がるツララも。
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現在の赤目は、月・火の雨で、少し氷が解けたようですが、また寒波はくるようです。
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by kou_shino | 2012-02-08 18:16 | 三重県(12頁) | Comments(2)

三重県 振り返る・赤目四十八滝の氷02

厳しい寒波が続く今日この頃、おそらく赤目四十八滝もよく凍っていることでしょう。
怪我をしていなかったら、この週末に赤目へ行ったと思います。
(赤目四十八滝の公式サイトを見ると、赤目五滝がほぼ氷爆した、との事)

今までも、滝の氷爆を求めて、何度か赤目へ行っていますが、残念ながらそう簡単には凍ってくれません。
デジカメに持ち替えてから、2001年と2005年の2月に、2度赤目を訪れています。
今回振り返るのは、その2回の赤目四十八滝。

先ずは、2001年2月2日に行った赤目四十八滝の氷の世界。
当時は、銀塩一眼からデジタル一眼へ移行する過渡期で、コンパクトデジタルカメラを使用していました。
機種はニコンのCOOLPIX 950です。

(当ブログの画像は、2005年の夏に4カット掲載していますので、それ以外の画像を選んでいます)

赤目四十八滝の中でも、特徴のある千手滝。
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この時の千手滝は、全く凍っていません。

しかし、周囲の小さな水の流れは、けっこう凍っていました。
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足元も凍っている所があるので、アイゼンは欠かせません。

たまに、ティラノサウルスの頭部のような岩が・・・
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こちらも、牙のように見えます。
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流れのある所は凍りませんが、水が淀んだ所は凍ります。
でもその姿は、まちまち。

タイルを敷き詰めたように凍っています。
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白い部分は、水と氷の間に空気が入り込んでいるのか。
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水気の少ないところでは、直線的に凍っています。
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氷にも条件の違いで、さまざまな顔を持つようです。

水が滴る近くでは、飛沫による氷も。
コケや落ち葉、枯れ枝に付着して、氷が成長しています。
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飛沫の氷が成長すると、丸みを帯びて大きくなります。
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どんどんと成長する氷。
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こちらは卵のような氷。
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なんとも、不思議な氷の世界です。
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by kou_shino | 2012-02-05 17:45 | 三重県(12頁) | Comments(1)

大阪府 水瀬川 若山神社の紅葉と乙女の滝

23日の勤労感謝の日に水瀬川に行きました。
この日も、昼から天気が崩れる、という予報だったので、傘を用意して出発。

JR島本駅から、若山神社へ。
若山神社では、ミニコンサートがあるらしく、小さな舞台設定と出店が3~4店準備中でした。

若山神社の紅葉。
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モミジがだいぶん紅葉し始めています。
特に赤いのを。
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「植物は不思議がいっぱい」という本に書かれていたのですが、
動物は体内に生じた老廃物を体外に放出するための排泄行動が可能ですが、植物には排泄する器官がありません。
植物は、葉っぱに老廃物を溜めこみ、年に1回落葉することで、動物の排泄行動と同じ事をしているというのです。
(常緑植物や針葉樹は、落葉がいっせいに起こらないだけで、少しずつ順番に落葉しています)

落葉寸前では、老廃物もかなりたまり、カロチン系色素が残っていると、葉が赤や黄色に色づくらしい。
まぁ、鮮やかに紅葉するかどうかは、日光や気温などの条件が必要らしいのですが、落葉樹が紅葉している状況というのは、葉の細胞に老廃物が溜まりすぎて、生命活動が不可能に近づいた末期状態だそうです。

つまり我々人間は、植物がトイレをしたくて限界に達した状態を見て、キレイだ、なんて言っているのですね。
落ち葉がいい堆肥となる、ということは、きわめて納得のいく話でした。

神社の隅に積まれた木に、粘菌マンジュウホコリの仲間か?
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神社を抜けて、おおさか環状自然歩道を進みます。
キクの花に集まっていた、ツマグロキンバエ。
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口吻が長くて、ゾウの鼻のように動いています。

クヌギの幹にびっしり密生していたのは、ニクウスバタケ。
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集落を過ぎて、水瀬川沿いの自然歩道へ。
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川沿いにいた、ハラビロカマキリ。
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彼女も産卵を控えているのか。

やがて、乙女の滝へ。
乙女の滝は何回か撮っていますが、いずれもおおさか環状自然歩道からでした。
今回は下に降りて、水瀬川川岸から。
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さらに、何かいないかと、ぶらぶら歩きながら探していると。
岩の間に、ジャガイモのようなキノコが。
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ジャガイモタケ?
よくわかりません。

黄色い花が一輪さいていました。
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キンポウゲの仲間かな。

白く菌糸に覆われたカミキリムシ。
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たぶんゴマダラカミキリ。
冬虫夏草かな、と思いましたが、カミキリムシの成虫に寄生する冬虫夏草はまだ未発見で、見つかれば間違いなく新種との事。
これは、ムシカビかなぁ。

自然歩道の落ち葉に、倒れるようにしがみ付いていた、ウラギンシジミ。
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つつくと動くので、まだ生きています。
寒さで、動けなくなったのかな。

ギロバチ峠への山道に入るあたりの木に、オレンジ色の毛のような生物が。
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あちらこちらで、よく見かけますが、スミレモです。
藻類の仲間で、いわゆる気生藻(地上に生える藻)。

スミレの語源は、花の形が、昔の大工さんが使っていた墨いれ(スミイレ)に似ていたから、ですが、スミレモはスミレの匂いがするから、だそうです。
とはいえ、スミレモを実験で培養していた時に匂ったらしく、自然状態ではほとんだ分からないそうです。

元来た道を戻って、再び若山神社へ。
境内では、ミニコンサートが行われていました。

ライブを聴きながらもう一度紅葉を眺めて帰途へ。
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ほんの少し小雨があったようですが、傘の出番はありませんでした。
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by kou_shino | 2011-11-26 17:31 | 大阪府(79頁) | Comments(0)

京都西山 谷沿い散策

妙な夢を見ました。
仔猫のミャーミャーと鳴く声が聞こえるのに、何処で鳴いているのか分かりません。

これか、と思う動物を見つけるのですが、その姿は仔猫じゃない。
懸命に探しても、鳴き声ばかりで姿が見えない。

そして目が覚める。

ところが、目覚めても、近くでミャーミャーと鳴く鳴き声は聞こえます。
ん、何処で鳴いてる?

しばらく探して分かりましたが、野良猫が縁の下から入り込み、床下で仔猫を産んだようで、階段の下から、しきりに鳴き声が聞こえてきます。
何年か前にも、床下で産んだことがあるので、入らないように蓋をしたはずでしたが、何処からか入り込んだもよう。

時々親ネコが出入りしているようですが、1日中ミャーミャーと鳴いていました。
親ネコが連れ出すまで、しばらく仔猫の夢を見続けそう、と思いながら、庭のエビネを眺める今日この頃。
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今回は、京都の小泉川源流付近を散策してきました。
阪急長岡京駅から歩いて西山山麓まで来ると、入口付近は京都第二環状道路の工事現場となっていて、その隙間から里道を通って山の中に。

道沿いには、カンサイタンポポ、カキドオシ、オオイヌノフグリ等々咲いています。
やけに白っぽいムラサキケマンも。
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黄色い花びらに、独特のテカリがあるウマノアシガタにキタヒメヒラタアブが。
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ウマノアシガタの八重咲きがキンポウゲというそうです。
ちなみに、ムラサキケマンもウマノアシガタも毒があります。

他には
ツボミが鹿子模様に似ているので名づけられたツルカノコソウ。
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それにアブラナ科のタネツケバナ。
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なども。

ネコノメソウは、種を付けていました。
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沢沿いの道を進むと、頭上にヤマザクラでも咲いているのか、花びらがチラホラと散っています。
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鳥の鳴き声と沢の音が心地よい道。
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シダ植物も多く、キヨスミイトゴケが風になびいていました。
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ひっそりと咲くサワハコベ。
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沢沿いの細い山道で何気なく目についた小さな朽木。
拾ってみると、何か小さなマッチ棒のようなモノが突き刺さっています。

ん!、これは?、なんだろう、ひょっとして、もしかしたら、

やわらかい朽木を割って見てみると…

出ました!!

冬虫夏草です。
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宿主は、ゴミムシダマシ科の甲虫、キマワリの幼虫のようなので、朽ち木生型冬虫夏草のヒメクチキタンポタケでは。

ヒメクチキタンポタケ、漢字では「姫朽木短穂茸」と書くのかな。
冬虫夏草ハンドブックによると、ヒメクチキタンポタケは長野県や京都府では普通に見られ、ストローマが大きく見つけやすいとの事。

このストローマはまだ未熟で、まだまだ成長するようです。
白い紙に置いて、裏表撮り並べてみました。
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いざ、写真を撮ろうとした時、年配の女性(身軽な姿なのでおそらく地元の方)がやってきた。
こちらは、いつものごとくやり過ごそうと、豆腐小僧の如くカメラを構えた状態で漫然と佇んだ状態に。

すれ違いざまに挨拶を交わした後、いきなりその方、確信をついてきましたね。
「なにか珍しいモノがありました?冬虫夏草とか」

ガッビーーンであります。
なぜ何のヒントもなしに、冬虫夏草という言葉が出るのでしょうか。

女性の勘は鋭い、という事は想定していましたが、こうも図星を当てられるとは思いませんでした。
山道で、カメラを持っていただけでは、普通、冬虫夏草なんて連想しませんよねぇ。

その方に冬虫夏草を見せると、なんとルーペ持参!
聞けば、この辺りには、他にも冬虫夏草を探している人がおられるそうです。
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by kou_shino | 2011-04-23 18:54 | 京都西山(20頁) | Comments(2)

兵庫県 加古川河口散歩

月と地球が19年ぶりに最接近する(スーパームーン)というニュースがありました。
差も遠い時と比べると、14%大きく、30%明るく見えるらしい。
節電でうす暗くなった日本をムーンライトで照らしてほしいのですが、あいにく天気が悪いです。

久しぶりの3連休は、日曜の午後から雨が降り祝日も雨でした。
去年から今年の2月末までの、約3カ月程に及ぶ東〇太秦映〇村での遺跡発掘作業も終わり、3月から土曜祝日も休めるようになったのに…。

晴れが確実な土曜日に、加古川河口へ行ってきました。

JR加古川駅からバスで大崎下車。
少し歩くと、加古川河口の相生橋に着きます。

相生橋の堤防付近から河川を見ると、さすがにカモ類の数は減っています。
ヒドリガモやカンムリカイツブリ、ダイサギ等がいました。
加古川に着水したのは、オカヨシガモかな。
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上空には、たまに猛禽やカモメが飛ぶ姿が見られます。
これは、ミサゴでしょう。
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木曜金曜と、京都では雪がチラつく寒い日でしたが、土曜日は一転春に戻った感じ。
堤防の土手に白い花が咲いています。
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アマナでしょうか。
アマナはユリ科の野草で球根を食べると甘いらしい。

他にもオオイヌノフグリやカンサイタンポポも咲いていました。
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よく見れば、ツクシも生えています。
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川沿いにいた野鳥は、たぶんイソヒヨドリ。
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青っぽくないのは、まだ若いオスだと思います。

ヒバリも上空で盛んに囀っていました。
スーッと地上に降りたところ。
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冠羽を立てています。

河口に向かって歩き始めると、8羽程のカンムリカイツブリの群れがいました。
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河口の方を見ると、何かたくさんの水鳥がいます。
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近くに寄って見るとスズガモの群れでした。
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白黒なのがオスで、茶色いのがメスです。
見ていると、沖の方から水上バイクがやってきました。
驚いて飛び立つスズガモ達。
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しばらく上空を旋回していましたが、河口が静かにならないようなので、何処かへ飛んで行ってしまいました。
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河口付近に砂浜があり潮が引き始めたので、しばらく砂浜散策。
野鳥の羽や哺乳動物の骨を見つけました。

テトラポットに付いていた小さな巻貝(マタキビ?)とフジツボ。
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巻貝は、並んだテトラポットの同じ高さ、同じ向きに、それぞれ集まっていました。
お気に入りの場所があるのですね。

再び相生橋まで戻ると、川の真ん中あたりに中州が現れ、あっという間にカモメ達が集まってきました。
大中小と数種類のカモメたち。
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小さいのはユリカモメ、大きいのはセグロカモメでしょうか。
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by kou_shino | 2011-03-22 18:14 | 兵庫県(71頁) | Comments(0)

大阪府 水無瀬渓谷散策 菌類とオオケマイマイ

今回は、大阪府島本町にある水無瀬渓谷を歩いてきました。

阪急水無瀬駅から若山神社を目指して進みます。
若山神社は、スサノオノミコト(牛頭天王)を祀った神社で、創建は701年というから平城京より少し古い。
若山神社から、おおさか環状自然歩道に沿って、水無瀬渓谷へ。

若山神社までは、結構暑くて、汗をかきましたが、渓谷に入るとスッと気温が下がって涼しい。
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渓谷沿いの散策道は湿度が高く、枯葉の合間からいろんな姿のキノコ達が顔を出しています。
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ホコリタケが並んで生えています。なんか顔みたい。
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どこかで見た事ある顔なんですが、何だろう。
カッパでしょうか、それともウッドペッカー?、スネ夫?

いろんな種類のキノコが生えていましたが、赤くてお皿型のキノコが目につきました。
これはニクアツベニサラタケでは。
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こちらは、ベニチャワンダケか、それともベニチャワンダケモドキか。
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外側が白っぽいので、ベニチャワンダケモドキかも。

最後に、これも真っ赤。
おそらく、ベニサラタケでしょう。
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ニクアツベニサラタケとベニチャワンダケモドキは、チャワンダケ科のキノコですが、ベニサラタケはピロマネキン科のキノコ。
まぁ、赤いキノコはよく目立ちます。

朽木を見ていると…、ありました、粘菌(変形菌)ウツボホコリ。
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こちらの白いのは、何でしょう?
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約1~2mmの小さな白い物体。
色が変わる前の粘菌の子実体のようにも見えるし、キノコの一種なのかもしれない。

よくわからない生命体は、他にもあります。
何でしょう、この赤いゼリーが潰れたようなモノは。
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粘菌(変形菌)の変形体が子実体に変わろうとしている過程でしょうか。
よくわかりません。

ミンミンゼミの死骸にカビのようなモノが、これは冬虫夏草のセミノハリセンボンか?
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と思ったら、違うようです。セミカビかな。

渓谷沿いの岩には小さなクモの巣も多い。
ゴミグモの仲間でしょうか、かくれ帯の形もそれぞれ違います。
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クモの巣で、頭を上にしている種類は、ギンナガゴミグモやギンメッキゴミグモ等数は少ないようですが、見たところ2匹のクモの姿はまったく違います。
右のクモのお尻は赤いですね。

大きさといい、模様といい、テントウ虫の仲間だと思っていたのがこの虫。
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しかし、体の質感がテントウ虫とは違うし、なんか目玉も大きい。
なんとこれは、ウンカの仲間のキボシマルウンカ。
テントウ虫に擬態しているといわれていますが、どうなのか。

見慣れぬ白い蛾もいました。
シロツバメエダシャクらしい。
e0035757_1682348.jpg

小さな尾状突起がついているので、ツバメの名前が付いています。

最後に、去年から見て見たい、と思っていた生き物をついに見つけました。
約1年ほど前に放送された、探偵ナイトスクープのガチャピンにそっくりな虫を探す、という回で、ちらりと姿が映った毛の生えたカタツムリ、オオケマイマイです。
e0035757_16203855.jpg


カタツムリと一口にいっても、実は種類は結構多い。
扁平な貝や、三角形にとがった貝、貝殻の色の違いなど今まで見てきましたが、キセルガイ以外は決め手となる違いが良くわからず、みんなカタツムリとして一括りにしていました。

でもこれは明らかに違いますね、なんたって貝殻に毛が生えています。
この毛は、毛状殻皮といわれているモノで、老生するとはがれていまうらしい。

何故毛のようになる必要があったんでしょうか。
ネットで調べても、毛の存在はよくわからないらしい。

私の想像ですが、このカタツムリは、他のカタツムリたちよりも、より多くの水分を求めていたのではないでしょうか。

オオケマイマイは、渓谷などの湿度の多い場所に生息しているといわれています。
もっと水分がほしい、でも陸上生活に適応してしまったので、もう水の中に入る事はできません。
では、どうすればいい?

朝露などを考えた場合、つるんとした貝殻よりも、毛の生えた貝殻の方が、より多く水滴を集める事ができます。オオケマイマイの「もっと水分がほしい」という意思が貝殻に毛をはやさせたのではないか、という気がします。
違うかな。
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by kou_shino | 2010-10-17 16:52 | 大阪府(79頁) | Comments(5)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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