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三重県 美旗古墳群散策

今回は、名張市の美旗地域に点在する、5世紀後半頃の古墳群を巡るハイキングコースへ、4月19日の日曜日に出かけました。

美旗駅を出て、正面の道を進むと、すぐにこんもりとした古墳が見えてます。
駅前にある前方後円墳の馬塚古墳です。

馬塚古墳の入り口に咲いていたシロバナタンポポ。
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この辺りは、シロバナタンポポ、カンサイタンポポ、セイヨウタンポポが混在しているもよう。

古墳に上ると、頂上にクヌギの木が生えています。

クヌギに花が咲いていたので見ていると、なにやら塊が付いています。
これは、虫こぶのようですね。
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左側の白っぽいのが、クヌギハナカイメンフシ。
右側の黒っぽいのが、クヌギエダイガフシかな。

クヌギハナカイメンフシは、クヌギハケタマバチが作った虫こぶで、クヌギエダイガフシは、クヌギエダイガタマバチが作った虫こぶ。
虫こぶの生態には興味深いモノがありますね。

馬塚古墳から来た道を戻り、初瀬街道を左に折れます。

初瀬街道は、古代からある街道で伊勢と大阪・奈良を結ぶ街道。
美旗は、新田宿とよばれた宿場町で、街道沿いに、屋号の暖簾が下がった古い家屋が並んでいます。

しばらく進むと、美波多神社の常夜灯があるので右に折れます。
参道はまっすぐで、正面に美波多神社の鳥居がありました。

鳥居の近くに咲いていたマツバウンラン。
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ランの名前が付いていますが、ゴマノハグサ科の帰化植物。

美波多神社の石灯籠にいたハエ。
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前脚が長い。

神社を後にし、水路沿いの小道を進みます。
歩き始めると、すぐに沼のようになった周濠を持つ、毘沙門塚古墳があります。

古墳の前の沼に自生している蒲。
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蒲の穂が、ぼろ綿のようになっていますね。

左手にいきなりソーラーシステムが現れました。
マップには草むらと書かれた所でしたが、いつの間にかメガソーラーパークができたみたい。

土手に咲くカンサイタンポポに、バッタの幼虫が。
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近鉄電車の撮影ポイントによさそうな跨線橋を渡ると、女良塚古墳があります。

道路を渡り、まっすぐ伸びた水路沿いの土手道を進みます。
土手道の横に、新しく車道ができるらしく、ダンプが往復してました。

ひび割れた田んぼ?
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土手道は、初瀬街道で途切れますが、常夜燈からしばらく桜並木が続きます。
桜はもう散り終わりましたが。

水路の記念碑から道路に戻り、滝川氏城跡からブドウ畑を抜けて、姥ヶ芝池に出ます。
池から車の少ない道路をくだり、国道の信号へ。

道沿いの白いスミレにモモブトカミキリモドキがいました。
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カラスノエンドウにはムネアカオオアリがうろうろしてます。
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国道を渡ると、福田神社跡へ。
ここは、猿楽師・観阿弥が初めて一座を結成した地、との事。

さらに進んで、横穴式石室がある赤井塚古墳へ。
赤井塚古墳を見た後は、もと来た道を戻り、小波田川沿いの道を進みます。

小波田の農家は、江戸時代から火縄銃等の火縄作りの専売権が与えられたらしい。
現代でも、上小波田で一部の農家が技術を受け継ぎ、農業の副業として火縄が作られています。

その火縄が、京都祇園の八坂神社の「おけら参り」使われる火縄なんだそうです。

小波田川沿いの道に咲いているカンサイタンポポにやってきたベニシジミ。
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田んぼの中にある、ひょうたん島のような貴人塚古墳を経て、再び初瀬街道に戻って、帰りました。
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by kou_shino | 2014-04-24 20:32 | 三重県(12頁) | Comments(0)

三重県 霊山 マメホコリとオハツキイチョウのギンナン

11月10日の土曜日に、三重県伊賀市の霊山へ行きました。
この山は、2008年の11月以来、4年ぶりです。

草津線柘植駅から南に歩くとやがて東海自然歩道の標識に出会うので、道標に従い進みます。
道路を歩いていると、前方から子猫がやってきました。
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そういえば、前回、4年前に来た時も同じ場所で猫を見ました。
あの時の猫と額の模様が似ています。あの時の猫の子供か孫か。

カメラを出そうとザックを開けようとすると、何か食べ物をもらえると思ったのか、子猫はこちらに近づいてきます。しかし、写真を撮りだすと、「なんだつまらない」という感じでどこかへ行ってしまいましたよ。

車道横にぶら下がっていたサネカズラの実。
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東海自然歩道の道標に従い、山頂まで続く舗装された林道をひたすら歩きます。
途中に咲いていたマツカゼソウ。
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ほとんど花は終わりかけ。はかなげな花です。

林道横に沢が現れ、沢の音が聞こえてきました。
巨大な岩盤を流れ落ちる沢。
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林道横に、ポツンと一本黄色っぽいキノコが生えていました。
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こちらは、マムシグサの実が。
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トウモロコシ状に付いた艶やかな赤い実。

コケの生えた朽ち木には、粘菌マメホコリが付いていました。
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前回のブログを見てもマメホコリがありましたね。

寒くなってきて、粘菌の姿を見る機会が少なくなっています。
粘菌は、冬になると粘菌アメーバーが、溶けたロウのように固まって冬眠するらしい。

さらに登って、山頂付近に広がるアセビとイヌツゲの群生地まで来ると、カエデの紅葉が見られました。
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ヒナウチワカエデでしょうか。

山頂まで来ると、風が強くやや寒くなりますが展望がいいのでしばらく見入ってしまいます。
空に流れる犬の横顔のような雲。
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風が強いので、見る間に雲の形は崩れてしまいました。

山頂は、前回も書きましたが最澄が創建した寺院があった山頂遺跡があります。
天正伊賀の乱で織田信長に焼き払われてしまったらしい。

下山は霊山寺方面へ。
下山道でも見つけた、松の倒木に発生した、粘菌マメホコリ。
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マメホコリが多いようです。

少し下ると緑色の鮮やかな甲虫が。
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森の宝石、ミドリセンチコガネ。

太陽光に反射したミドリ色の金属光沢が美しい。
11月なのに、まだ冬眠もせずウロウロしているとは。
もう少し南に行くと、ルリセンチコガネの生息域になります。

どんどん下山していくと、やがて山腹の霊山寺。
そして三重県天然記念物に指定されている、霊山寺のオハツキイチョウ。
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幹周り4.2m、樹高32m、樹齢300年。
まだ、天辺の方が黄葉しているだけです。

オハツキイチョウは、葉っぱから実が生る、非常に珍しいイチョウで、そのほとんどが天然記念物に指定されています。
国の天然記念物に指定されているのが8本、都道府県・市町村の天然記念物に指定されているのが32件あるらしい。

しかも、オハツキイチョウに指定されているイチョウのすべての実が葉に付くか、というとそういう訳でもありません。
一本のオハツキイチョウの木に、葉に実がくっ付いたオハツキイチョウの実はほんの一部しか出来ません。
ほとんどは普通のギンナンの実です。

ですから、なかなかオハツキイチョウの実は見つかりません。
地面に落ちているイチョウの葉っぱやギンナンの実も、普通のものが多い。

今回も、地面を見渡しながら探していると、一つだけ見つけました!
今まで見つけたオハツキイチョウの中でも、一番オハツキイチョウらしいオハツキのギンナンが。
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反対側から。
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しかも、ここのギンナンは普段見かけるギンナンに比べて、細長く大きいです。

オハツキイチョウは何故か寺の境内に生えているケースが多い、そして古いイチョウです。
寺に多いのは、イチョウの木が防火樹として火災時に役に立つということでしょうか。

オハツキイチョウは、葉に花や実が生らないと判別できず、しかも雄株は花が咲かないとわかりません。
しかも、全体の一部しかできないので、オハツキイチョウの雄株は数株しか確認できていないらしい。

葉がラッパのようなロート状になったラッパイチョウも探してみたいですね。
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by kou_shino | 2012-11-13 18:27 | 三重県(12頁) | Comments(0)

三重県 振り返る・赤目四十八滝05

左手を負傷して2週間、痛みも減り、指もだいぶ動くようになってきました。
しかし、ギブスをはずしたら、やはりまだ痛い。
さらに2週間のギブス生活を送ることになった、今日この頃。

今回は、2005年の2月5日に訪れた時の赤目四十八滝。
この時すでに、コンパクトデジカメから一眼デジカメに持ち替えています。

この年も、氷爆は見られませんでしたが、小さな所は凍っています。
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少し流れに勢いがあると凍らず。
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ただ、寒々とした滝が続くのみ。
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千手滝と、
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荷担滝。
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重なる流れは、幻想的にも見えます。
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突きささりそうな、氷柱の群れ。
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時間が止まったように氷結するも、小さな水滴が滴っていました。
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流れが速く、飛沫が飛び散っている所のツララ。
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飛び散る飛沫のせいか、先細りしないツララが並んでいます。

下の方が太くなってぶら下がるツララも。
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現在の赤目は、月・火の雨で、少し氷が解けたようですが、また寒波はくるようです。
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by kou_shino | 2012-02-08 18:16 | 三重県(12頁) | Comments(2)

三重県 振り返る・赤目四十八滝の氷02

厳しい寒波が続く今日この頃、おそらく赤目四十八滝もよく凍っていることでしょう。
怪我をしていなかったら、この週末に赤目へ行ったと思います。
(赤目四十八滝の公式サイトを見ると、赤目五滝がほぼ氷爆した、との事)

今までも、滝の氷爆を求めて、何度か赤目へ行っていますが、残念ながらそう簡単には凍ってくれません。
デジカメに持ち替えてから、2001年と2005年の2月に、2度赤目を訪れています。
今回振り返るのは、その2回の赤目四十八滝。

先ずは、2001年2月2日に行った赤目四十八滝の氷の世界。
当時は、銀塩一眼からデジタル一眼へ移行する過渡期で、コンパクトデジタルカメラを使用していました。
機種はニコンのCOOLPIX 950です。

(当ブログの画像は、2005年の夏に4カット掲載していますので、それ以外の画像を選んでいます)

赤目四十八滝の中でも、特徴のある千手滝。
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この時の千手滝は、全く凍っていません。

しかし、周囲の小さな水の流れは、けっこう凍っていました。
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足元も凍っている所があるので、アイゼンは欠かせません。

たまに、ティラノサウルスの頭部のような岩が・・・
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こちらも、牙のように見えます。
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流れのある所は凍りませんが、水が淀んだ所は凍ります。
でもその姿は、まちまち。

タイルを敷き詰めたように凍っています。
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白い部分は、水と氷の間に空気が入り込んでいるのか。
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水気の少ないところでは、直線的に凍っています。
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氷にも条件の違いで、さまざまな顔を持つようです。

水が滴る近くでは、飛沫による氷も。
コケや落ち葉、枯れ枝に付着して、氷が成長しています。
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飛沫の氷が成長すると、丸みを帯びて大きくなります。
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どんどんと成長する氷。
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こちらは卵のような氷。
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なんとも、不思議な氷の世界です。
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by kou_shino | 2012-02-05 17:45 | 三重県(12頁) | Comments(1)

三重県 高旗山 御斉峠~伊賀越え散策

最近、ガイドブックや登山地図などのエリアマップの他、国土地理院の地形図も持ち歩いています。
知らない土地に行く場合、情報量の多いエリアマップも必要ですが、地形図の方が現在位置がわかりやすい気がします。

国土地理院の地形図は、書店でも販売されていますが、インターネットからプリントする事も可能。
地形図をプリントするフリーソフトは、何種類かあるようですが、使い勝手は一長一短あるみたい。

今は、国土地理院地図閲覧サービス「ウォッちず」の地形図をプリントできる“Trekking Map Editor”というフリーソフトを使っています。


滋賀県甲賀市と三重県伊賀市の県境にある御斉峠(おとぎとうげ)は、徳川家康が本能寺の変の知らせを聞き、堺から岡崎に逃げ帰る途中、多羅尾光俊や服部半蔵の警護で峠越えをした事で有名。
高旗山は御斉峠のすぐ横にあり、地元の人たちには山菜狩りで有名な場所らしい。

信楽駅前からバスに乗り山の中の集落の茶屋出バス停で下車。
地形図で確認しながら、旧道を選び御斉峠を目指します。

集落を抜け、県道から旧道に入りトボトボと歩きます。
タラノメでしょうか、いくつか見られましたが、まだ少し早い感じ。
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ムラサキケマンがチラホラと咲いていました。
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葉に付いた水滴が面白い。
なぜこんな付き方をするのでしょう。
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これは、根から吸収した水分が余ってしまった時、葉の水孔から余分な水分を放出するから、だそうです。

しばらく進むと、道が荒れてきました。
ふだん、あまり使われない道のようです。

なんとか苦労して広い林道へ。

旧道を進むコースも道が荒れているらしく、迂回コースもあります。
最初旧道を進もうか、とも思いましたが、旧道を進むと、代官所処刑場跡を通る事になります。

処刑場跡を通るのは、ちょっと気が進まなかったので、迂回コースへ。

林道横に生えていたツクシ。
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ツクシは、1か月前に終わったと思っていましたが、この辺りでは、まだ見られます。

整備された県道に入り、ブラブラ歩いて行くと、やがて御斉峠。
峠周辺のサクラは満開でした。

ゴルフ場への道を進むと、横に高旗山登山口の標識があります。

整備された山道を登りきると、高旗山山頂へ。
伊賀市内を一望できる山頂で休んでいると、地元の方が登ってこられました。

その方は、山菜狩りの下見に来たそうで、何度もここに来るけれども、人に会うのは初めてとのこと。
あまり人気の無い山らしい。

しかし、山菜が多いので、山菜狩りに来る人は多いようです。
高旗山登山口の近くにも、タラノキが枝を伸ばしていましたが、新芽はほとんど摘まれていました。

スミレの花もたくさん咲いています。
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地元の方から、お土産にと、大きなタラノメを頂きました。
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御斉峠から、家康が峠越えをした時、村人が曲がり角に立って出むかえたといわれる、「四十八まわり」を下山。
旧道らしいですが、ほとんど山道。

途中に生えていた、キノコ。
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傘の直径が17~8cmと大きなキノコです。

山道を抜けると、西山の集落に出ました。

田んぼの畦に、ヘビイチゴの花。
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こちらは、カラスノエンドウ。
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テントウムシの幼虫がアブラムシを食べています。

車道をまたいで、国の天然記念物に指定されている、果号寺のシブナシガヤを見学。
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シブナシガヤは普通のカヤと同種ですが、種子の胚乳についている渋皮が全く無いか、あっても取れやすい特徴を持つ希少な植物だそうです。
シブナシガヤが珍しい植物だ、ということは、江戸時代にはすでに知られていたようで、江戸中期に編纂された「三国地誌」にその記述があり、小野蘭山の「本草綱目啓蒙」にも記載されている、との事。

国の天然記念物に指定されているシブナシガヤは、他に2本あり、そのうちに1本が1km程離れた高倉神社にある。つまり3本中2本が伊賀にあります。
せっかくなので、高倉神社にも寄りましたが、シブナシガヤは竹藪の中にあるらしく、よくわかりませんでした。

高倉神社の近くでひっそりと咲いていたヤマルリソウ。
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あとは、伊賀上野駅まで歩いて帰りました。
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by kou_shino | 2010-04-20 19:03 | 三重県(12頁) | Comments(0)

三重県 安濃川河口 ミヤコドリとユリカモメ

今年は「国際生物多様性年」ということで、2010年は生き物の多様性について考えよう、という年なんだとか。
何を今さら、という気がしないでもありませんが、何もしないより、きっといいことがあるんでしょうね。

国際カエル年(2008年)とか国際ゴリラ年(2009年)とかありましたが、何が行われているのか解らないまま、無情にも年は過ごさってしまいました。
こういう国際年は、世界中の多くの人が、何でもいいからその事を考え、人々の意識がちょっとだけでも変化すれば、地球の未来も少しずつ良い方向に向かうのかも知れません。

今年最初の自然散策は、安濃川河口のミヤコドリです。

JR津駅から、まずは志登茂川へ。
川沿いに来ると、オナガガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジなどのカモが休んでいます。

カイツブリのような鳥がいたので、撮って見ると。
ボサボサ頭のウミアイサでした。
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ハジロカイツブリは、何かミミズのような生き物を捕まえたもよう。
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ハジロカイツブリと一緒に潜っていたのは、ウミアイサのメスみたいです。
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河口まで来ると、カワウが10羽ほど羽を休めているだけ。
ミヤコドリを撮りにきた、という人たちがいましたが、周りを見渡してもミヤコドリらしき姿は見えず。

そのまま安濃川まで行くと、河口にたくさん野鳥が集まっており、対岸から何人かスコープや望遠レンズで覗いています。
これは、きっとミヤコドリがいるに違いない、と思って対岸へ急ぐも、橋が少し離れた所にありなかなかたどり着けません。

ようやく、対岸に着いても、カモやカワウはたくさんいますが、ミヤコドリの姿は無し。
周りの人の話によると、先ほどまで50羽ほどミヤコドリがいたが、オオタカが来て散ってしまった、との事。

双眼鏡で探してみると、沖の砂地に一羽だけミヤコドリがいました。
安濃川河口のミヤコドリは、10年前は2羽程しか見られなかったそうですが、年々増えてきているそうです。

カモの数は減っているらしいのですが、見た眼かなり多い。
しばらく双眼鏡で見ていると、ホオジロガモが河口を出たり入ったりしている姿を見つけました。
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どうやら、2ペアいるようです。

ミヤコドリが戻ってくるかどうか、わからないので海岸沿いに歩いて行くと、
河口から少し離れた海岸に、ミヤコドリが十数羽並んでいるのを見つけました。
が、しばらく見てると飛んで行った。

さらに海岸沿いに歩いて行くと、セグロカモメが10羽ほどいたので、双眼鏡で覗いてみると。
ここにもミヤコドリがいました。
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ニンジンみたいなクチバシのミヤコドリ。

時々飛び立つセグロカモメ。
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潮が引きはじめて現れた干潟で、貝やカニなどをついばんでいます。
群れで飛んできたハマシギと一緒に。
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時々、セグロカモメに追い立てられます。
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美味しそうな貝を見つけたら、スタコラサッサと場所を移動しました。
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近くの砂浜を見ると、海岸沿いにたくさん貝だまりができています。
見ていると、なかなか面白い柄の貝殻がいっぱい。
なんとなく水墨画のような模様の貝殻。
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これは、アサリの貝殻。
アサリの貝殻には、同じ模様が無く、非常にバリエーションが多い。

これは、遺伝的なモノなのか、それとも貝殻が成長していく過程で、ランダムにパターン化されるのか。
ちょっぴり、アサリの多様性を考えてみました。

ハスノハカシパンの殻は、2個しか見つけることができませんでした。
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砂浜の砂の中に、砂金のような砂粒がたくさん混じっています。
おそらく雲母だと思います。
波に舞ってキラキラ光る様子が、金粉のようでとてもキレイ。

再びミヤコドリを観察。
ミヤコドリにユリカモメが近づいてきました。
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そういえば、平安時代の伊勢物語や万葉集に出てくる都鳥(みやこどり)はユリカモメの事、と聞いたことがあります。そして、都鳥は、ユリカモメの事か、それともミヤコドリの事か、という物議もあるようです。
真相は不明ですが、なんとなくユリカモメの方が都鳥っぽい感じはします。

新旧ミヤコドリの対決。
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見ていると、いつもユリカモメの方からちょっかいを出しているような感じ。
ミヤコドリはひたすら貝を突いているのに。

再び安濃川河口まで戻ると、潮が引いて砂浜の様子が一変してました。
海岸散歩は干潮が面白いですが、野鳥を見る時は満潮の方が良いみたい。

潮が引くと、野鳥たちも遠くに行ってしまいます。
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いろんなカモに混じって、コクガンも3~4羽混じっているようです。

帰り間際に、ようやく河口に戻ってきたミヤコドリ。
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カワウに圧倒されてます。

しばらく、地元の方にお話を聞きながら野鳥観察していたら、散歩をしていた人が近づいたらしく、いっせいに飛んで行きました。
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by kou_shino | 2010-01-06 23:48 | 三重県(12頁) | Comments(2)

三重県 筆捨山から東海道五十三次関宿へ

オーバーホールに出していたニコンD200が新品のようになって帰ってきました。
かなり消耗していたらしく、交換部品も結構あり、思っていたより予算もオーバー。
今月は、連休返上覚悟で働く必要がありそうです。

今回は三重県亀山市にある筆捨山へ行ってきました。

その昔、画家の狩野元信が旅の途中でこの山を描こうと筆をとったところ、山の風景が刻々と変わってしまうことに絵を描くことをあきらめ、筆を投げ捨てたことから、筆捨山と呼ばれるようになったという。

筆捨山は、歌川広重の東海道五十三次にも浮世絵として残っており、江戸時代から名勝として知られていたらしい。

無人駅の加太駅から、踏切を越え舗装された林道をブラブラと歩き始めます。
駅周辺の田んぼの畦には、ヒガンバナがちらほら姿を見せていました。
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ススキの穂も太陽の光にキラキラ輝いている。
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風が吹くと、心なしか肌寒い感じがして、秋の気配を感じます。

林道沿いには、ヤマジノホトトギスの花がちらほら。
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まだ気温が低いのか、シジミチョウがダンドボロギクで翅を休ませていました。
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ダンドボロギクはツボミのような姿ですが、これで花が開いている状態。

林道の坂道を登り切ると、東海自然歩道と合流。
小柄な鹿に遭遇しましたが、気づいた時にはすでに逃げて行くところでした。

近くの草むらにいたザトウムシ。
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異様に長い脚を揺らめかしながら歩く姿は、SFに出てくる地球外生物のような不思議な感じ。

林業事務所過ぎ、工事現場を抜けると国道1号線へ。

工事現場の近くにいた、ミドリセンチコガネ。
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センチコガネの仲間は糞虫の仲間なので、迂闊には触れません。
しかし、美しい金属光沢なので、ついうっかり手が出そうになります。

関西のオオセンチコガネは、地域により色の差があり、京都から滋賀周辺に分布する緑色のミドリセンチコガネ、和歌山奈良鈴鹿周辺に分布する藍色のルリセンチコガネ、その他大阪などの地域には赤っぽいオオセンチコガネが分布するようです。

能勢の山でミドリセンチコガネを見たことがあるので、混じっている場所もあるようです。
ここは、滋賀にも近いのでミドリセンチコガネもいるのでしょう。

国道1号線の陸橋を渡り、茶畑横の細い道をたどり、案内板に従って、筆捨山を目指して山の中へ。
急な坂を登ると、鎖の手摺りが付いた尾根道が続き、再び急坂を登ると筆捨山の山頂に到着。

山頂近くに、転がり落ちそうな岩がありました。
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降りも急な坂道があり、標高280mと低い山ですが、山頂付近は尖っているようです。

ちなみに、歌川広重の東海道五十三次に描かれた筆捨山がこれ。
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奇岩がつらなり、名勝とされていた山ですが、今では木が多く茂って、周辺の山とあまり変わり映えしません。
写真を撮ろうと、ファインダーを覗きましたが、これといって絵になりそうな構図が見つからず、撮るのを諦めました。場所が悪かったのか、筆捨山ならず、写捨山となりました。

関への下山道を歩いていると、あちらこちらに森のエビフライが落ちています。
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リスがたくさんいるようですね。

羽黒山歩道分岐を経てしばらく進むと、今度はルリセンチコガネを見つけました。
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亀山市は、ミドリセンチコガネとルリセンチコガネが両方いるようです。

午前中はミンミンゼミの鳴き声も聞こえましたが、お昼頃になるとツクツクボウシがよく鳴いています。
夏の終わりを惜しむかのように、懸命に鳴くツクツクボウシ。
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木製の展望台があったので、ちょっと一服。
展望台から見える、大きな工場はシャープの亀山工場でしょうか。

展望台から降ると、ピラミッド型の関富士が見えてきて、公園のような所にでます。

道端で咲いているイタドリの雄花を覗くと、ツマグロキンバエが夢中で蜜を舐めていました。
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新池を渡り、観音山公園からまっすぐ進むと、まるで過去へタイムスリップしたような古い町並みが続く関へ。
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国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された、かっての東海道関宿。
約1.8キロの間に、江戸から明治にかけて建てられた古い町家が200軒あまり残っている、レトロ好きにはたまらない通りです。

町角に置いてあった、古い三輪車。
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関の山車(だんじり)は、これ以上贅沢ができないというほど立派な山車(だんじり)だった為、「精一杯の限界」の事を、「関の山」と呼ぶようになった、との事。

帰りに、駅前にあった鈴鹿亭で名物?の巻き寿司を食べて帰りました。
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by kou_shino | 2009-09-15 17:24 | 三重県(12頁) | Comments(0)

三重県 忍者岳~油日岳

柘植から霊山に登りに行った時、柘植駅前のハイキングコースの案内板を見ていて“忍者岳”という名前の山を見つけました。
“忍者岳”は、霊山コースとは別の油日岳コースにある山です。

新しいガイドブックを調べてみても、油日岳のコースに「忍者岳」と書かれているだけで、油日岳コースの中では最高峰にも関わらずあまり触れられておりません。
少し古いガイドブックには、油日岳付近に“忍者岳”という表記すらないのです。

これは滋賀県甲賀と三重県伊賀の県境にあった無名の山を、新しく“忍者岳”と名付けただけかも知れません。詳細は不明です。

油日岳は、聖徳太子が創建した、と伝えられる歴史ある甲賀の総社「油日神社」の御神体が祭られている山です。
また、油日(あぶらひ)とい名前は、日本にここだけしかない珍しい名前らしく、「アブラハム」からきているのではないか、というユダヤ来訪説まであるらしい。

“忍者岳”とは、何とも一度行きたくなる名前の山ではございませんか。
と、いうわけで、日曜日に忍者岳へ行ってまいりました。

県境の山とはいえ、カテゴリ的には滋賀県寄りな感じですが、出発地点が三重県なので、三重にしています。

柘植駅から踏切を渡り、霊山とは逆の方向へ向かいます。
すぐに最初に登るべき山、旗山が見えてきました。
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道なりに進んで行くと林道に入り、木々に囲まれひっそりとした熊鷹神社へ。
神社の裏手から山道を登り始めます。

薄暗い植林の山道を登り切ると、展望のある場所を経て、すっかり落葉した木々に覆われた旗山の山頂が現れました。
冷たい風が強いので、日が照っている方に移動すると、眼下に池が見えました。大仙池のようです。
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旗山からは、しばらくの間、見晴らしの良いササ尾根歩き。
伊賀と甲賀の里が一望できる。
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右側が甲賀方面で、左側が伊賀方面。
見晴らしが良い分、冷たい風をまともに受けることになりました。

アセビなどの低木が茂る坂を降りる途中で見つけたシダの仲間。
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ぞろぞろ峠から急坂を登りると倉部山山頂へ。
山頂から南方面の山々が見られる。
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目立つ鋭鋒は錫杖ガ岳か。

ぞろぞろ峠を過ぎて急坂を登る。
途中の朽木に黄色い菌類が付いていました。
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よく見ると数ミリの小さなキノコ。
ビョウタケだと思います。

急坂を登りきると三国岳山頂。
三国岳からの下りも急斜面なので、周りの木をつかみながら何とか坂を降る。
やっと終わったかと思うと、再び急な登り。

キツイ登りの途中で、御在所岳や鎌ヶ岳が見えました。
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三角の鋭鋒が鎌ヶ岳。白いのは雪かな。

急斜面に、普段使わない筋肉を無理して使うので、後で筋肉痛になるだろうとな、と思いながら登り終わると、ようやく忍者岳に到着。
真新しい標識が立つ、何の変哲もない、殺風景な忍者岳山頂。
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うーむ…

少し休息してから、次の油日岳へ移動。
忍者岳から油日岳までのやせ尾根は、風が強かったこともあり、一瞬“オッ!”と、たじろぐ場所もありましたが、なんとかクリア。

油日神社への分岐を越えると古びた社が建つ油日神社の山頂に到着し昼食。
再び分岐に戻り、油日神社方面へ下山。

こちらの下山道も急斜面が続きますが、補助ロープがあるのでかなり楽。
大きな岩がゴロゴロ転がる植林地をひたすら下る。
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植林を抜けると、林道へ出る。しばらくは、平坦な林道歩き。

林道横に流れる沢に、モミジの落葉がクルクル…
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林道を抜け、田畑が現れた所で、先ほど登ってきた油日岳を振り返る。
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中央の山が油日岳。

油日神社に寄ると、滋賀県指定天然記念物、樹齢約750年のコウヤマキの巨木がありました。
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コウヤマキを見終わった後は、忍者と薬の町甲賀を歩いて、油日駅へ。
甲賀は薬で有名な町ですが、それは薬草に精通した甲賀忍者たちがいたからだといわれています。
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by kou_shino | 2008-12-01 17:54 | 三重県(12頁) | Comments(0)

三重県伊賀市 霊山

JR草津線の柘植駅に降りると、松尾芭蕉の生誕地と書かれた標識があります。

以前、伊賀上野へ行った時に、芭蕉の生家があったので、てっきり伊賀上野が生誕地と思っていました。
ネットで調べてみると、芭蕉の生誕地は赤坂(伊賀市上野赤坂町)節と柘植(伊賀市柘植)説の2つあるらしい。

芭蕉の両親が、芭蕉が生まれる前後に、柘植から上野赤坂へ引っ越した為、はっきりとわからないようです。

駅前から左に歩いてしばらく進むと、東海自然歩道の標識に出会うので、自然歩道に沿って歩きます。

伊賀の町で出会った猫。
伊賀のにゃん丸?
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標識に沿って道なりに進んでいくと、山の中へ。
山頂にNTTや国土交通省の中継所があるので、舗装道路が霊山山頂まで続いています。

垂直の土手に生えていたキノコ。
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苔生した切り株に生えている、オレンジの丸いものもキノコでしょうか。
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途中に沢に出会ったりしながら、コンクリートで舗装された坂をひたすら歩いていると、小動物の白骨が転がっているのを見つけました。
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頭蓋骨の大きさからみると、イタチくらいの動物の骨のようです。

NTT無線中継所のあたりから、イヌツゲとアセビの群生地広がります。
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下部分の樹皮がはがされているのは、シカに食べられたのではないか、と思われます。
地面にもシカのフンが落ちていました。

霊山山頂一帯が樹齢200年ほどのイヌツゲとアセビの自然林でおおわれており、三重県の天然記念物に指定されています。
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国土交通省の無線中継所横の坂を登ると、芝生を敷き詰めたような霊山山頂。
山頂は中央部分がへこんでおり、お堂があります。

山頂の案内板によると、霊山山頂は平安時代からの寺院があったようですが、織田信長の伊賀征伐で焼失したもよう。

山頂から伊賀平野方面の展望。
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しばらく休んでから霊山寺方面へ下山。
すぐに東海自然歩道と別れることになります。

下山途中で、小さな花やコケを撮っていると、ザトウムシが現れた。
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いきなり近くで見ると、驚きます。異様な足の長さに…。
何故か口から水滴を出している。

霊山寺の近くまで下ると、いきなり左の林から右の林へ、2頭のシカが逃げるように横切りました。
先週に続き、2周連続で野生のシカに遭遇して、ちょっとびっくり。

霊山寺のオハツキイチョウを見ようと境内に向かう途中で、羽がボロボロになった蝶が飛んでいた。
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なにやら白い物にとまりましたが…、これ何か動物の骨ですね。
何故、寺にこんな骨が…

オハツキイチョウに近づくと、銀杏独特の匂いがぷ~んと漂ってきました。
見ていると、たまにボトッとギンナンが落ちてきます。

霊山寺のオハツキイチョウ。まだ紅葉していません。
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オハツキイチョウも県の天然記念物に指定されています。

霊山寺から車道を通り芭蕉公園へ。
途中の空き地にススキとセイタカアワダチソウ。
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萬寿寺の横を通り福地城跡にある芭蕉公園へ。
公園で咲いていたフユザクラ。
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秋風が吹く時期に咲くサクラは寂しそう。

公園の入口にあった芭蕉の句碑は、

「蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな」

でした。
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by kou_shino | 2008-11-02 19:13 | 三重県(12頁) | Comments(0)

青山高原 奥山愛宕神社のブナ原生林

日曜日、ブナの新緑を見に青山高原へ出かけました。

コースは、近鉄のホームページからダウンロードできる、てくてくまっぷ「青山高原・四季のさとコース」です。

出発点の近鉄西青山駅は、無人駅。横に国道が走っている以外は山ばかりで、集落も見当たらず。
どうやら、いわゆる秘境駅のよう。

ハイカーは多いらしく、道標は大きく書かれているので、最初は国道横の林道を歩きます。

朝見た天気予報は晴れでしたが、空は雲で覆われ、しょぼしょぼ雨が降る始末。
周囲を見ると、あちらこちらに藤の花が咲いている。
e0035757_21174083.jpg

京都の藤の花は、すでに散っていますが、ここらあたりは開花時期が遅いようです。

林道を歩いていて気になったのは、所々に馬糞が落ちている。
なぜ馬糞?と思っていると、乗馬クラブがありました。
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雨の中、朝早くから乗馬を楽しんでいる方がいます。

乗馬クラブから国道沿いに出て、しばらく歩くと東海道自然歩道と合流し再び林道へ。

別荘地を通り抜けて、長い階段を登りきり、道の両端にツツジが鮮やかに咲いている道にでると、大きな鳥が横切りました。キジのようです。キジの写真は撮れず。
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ツツジを見ながら歩いていくと標高756mの三角点に到着。
雨はようやく止みましたが、風が強くて寒いくらいです。
見晴らしは良くて、伊勢湾が見えました。
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いったんコースを外れて、今回の目的地、奥山愛宕神社に向かいます。

朱色の鳥居をくぐり、ツツジのトンネルを抜けて、山道へ。
e0035757_21212269.jpg

杉林の手前にさしかかると、横の林がガサガサして、いきなり鹿が目の前を横切りました。
とっさの事で、またしても写真は撮れず・・・

おそらく鹿が木の皮を食べた跡だと思います。
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杉林が終わると、ようやくブナの原生林が現れました。
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細い山道を下ると、奥山愛宕神社に到着。
ブナ原生林に囲まれた、奥深い山の中の小さな神社で、妖怪が出てきそうな雰囲気があります。
e0035757_2134251.jpg

海抜640mのブナ原生林は珍しく、県の天然記念物に指定されています。
e0035757_2135593.jpg

ゆっくりしたかったのですが、東青山駅までまだ8~9キロ歩かねばならないので適当に切り上げ、帰路へ。
丸山草原で、たくさんの風車を眺め、アセビの丘から下山道をひたすら下ります。
途中の滝見台で、布引の滝を眺めて休憩し、四季のさとへ。
e0035757_2157158.jpg

途中の山の中に、でかいトンネルがあり、トンネルの中を行くハイキングコースもあるようです。

ネットで調べると、このトンネルは、旧二川トンネルといって、近鉄の廃線跡の名残との事。

トンネル横の階段を上がり、さらに歩いてようやく四季のさとに到着。
コース距離約15km。奥愛宕神社への往復約2km。合計約17kmのてくてく歩きでした。
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by kou_shino | 2007-05-21 22:26 | 三重県(12頁) | Comments(0)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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