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小笠原諸島 世界遺産登録決定

小笠原諸島が世界遺産に登録された、というニュースを聞いた時、4年ほど前に小笠原諸島の父島と母島へ行った時の事を思い出しました。
当時の事は、このブログでも紹介しているのですが、懐かしくなり、再び撮った写真を見返してみることにします。

今回の写真はなるべく、前回未使用の分を選びました。
(写真の点数が少ない分は、同じのもあります)

小笠原諸島父島へ行くには、東京から船(小笠原丸)で25時間かけて行くしか方法はありません。
朝10時に東京を出港して翌日の11時過ぎに父島に到着。

島に近づくとカツオドリが出迎えてくれます。
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父島に入り散歩をすると、そこらじゅうで、緑色のトカゲを見かけます。
外来種のグリーンアノール(イグアナ科)です。
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外敵もあまりいないようで、数を増やし、島の昆虫を食べつくすのでは、といわれていたトカゲ。

4年前も、ゴキブリホイホイのような、グリーンアノールを捕獲する罠が仕掛けられていましたが、当時は、こんなもんで数を減らすことができるのかいな、と思っていました。

しかし、かなりの効果があったというハナシ。
駆除した地域では、密度を4分の1以下にすることに成功したらしい。

グリーンアノールに食べられて、数を減らしたオガサワラゼミ。
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父島は数が少なかったけれど、すぐ北にある兄島にグリーンアノールはいないようで、オガサワラゼミの鳴き声はすごかった。

こちらは在来のオガサワラトカゲ。
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山の中でしか見られませんでした。

オオヒキガエルも多いようで、夜に散歩をしていると、オオヒキガエルが道の真ん中にいることも。
母島の山の中で見つけたオオヒキガエルの幼体
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オオヒキガエルは害虫駆除の為に、島に持ち込まれたらしい。

天然記念物のオカヤドカリもよくみかけます。
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夜行性ですが、山の中へ行けば、昼間でもウロウロしています。

ほとんどのオカヤドカリは、同じ巻貝を背負っています。
その巻貝は、外来種のアフリカマイマイの貝殻。
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アフリカマイマイは夜行性で、父島では見られませんでしたが、母島にいくと昼間でも見られました。

他の外来種としては、人間が持ち込んで、野生化したヤギ。
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こちらは、固有種の植物を食べるらしい。

野生化したノラ猫もいるようで、そのため、小笠原諸島に40羽程しかいないアカガシラカラスバトは父島で絶滅を危惧されています。

外来種は動物だけでなく、モクマオウやアカギといった外来植物も進出しています。
外来種が多くて、どうなるんだろう、と思いますが、ほとんどは人が住んでいる父島と母島に集中しているようです。

ホエールウォッチングでは、クジラは見ることができませんでしたが、ハシナガイルカの群れに出会いました。
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鼻息の泡がすごい。

小笠原には、アオウミガメも産卵に来るとか。
海洋センターのアオウミガメ。
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小笠原には、海亀料理の文化もあるようですが、この顔を見ると食べられません。

父島や母島の港でよく見る、イソヒヨドリ。
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父島、母島どちらも、たくさんのメジロが見られました。
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こちらは、母島でのみ、見ることができるメグロ。
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父島のメグロは絶滅したらしい。

小笠原固有という訳ではありませんが、光るキノコ「ヤコウタケ」
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小笠原では、グリーンぺぺとして有名です。

こうして見返してみると、昆虫の写真がほとんどありません。
2週間しか滞在していなかったので、小さな昆虫まで探す余裕が無かったのかな。

4年前から小笠原が世界遺産に登録されるかどうか、という話はありました。
世界遺産に登録されると、観光客が増え、ホテルや飛行場ができるかもしれない、という噂もありましたが、どうなるんでしょう。

世界遺産に登録されると、大きな開発は制限されるかもしれませんが、観光客は確実に増えるはずです。
初めて世界自然遺産に登録されたガラパゴス諸島は、観光客が増え、環境汚染などの問題が持ち上がり、危機遺産リストに登録された事もあります。

東洋のガラパゴスといわれる小笠原諸島。
世界遺産登録は、「おめでとう」なのかな?
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by kou_shino | 2011-06-26 00:43 | 小笠原(16頁) | Comments(2)

小笠原 母島の生き物 

母島で見つけた生き物たちを紹介します。

母島に到着した時、すでにコサギなどと一緒に浜にいたカモメ。
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朝夕しか見ていませんが、まったく飛ばずに、ただ歩いたりうずくまったりしていました。

母島最初の朝、食事の前に港まで散歩に行った帰り、宿の方が段ボール箱でカモを捕まえていました。
飼っていたカモが逃げたのか、と思いましたが、実は怪我をして飛べなくなったカモを保護していたらしい。

その日の夕方から、港に1羽のカモが現れました。
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怪我をしたカモなのか、そのカモの連れ合いなのかはわかりません。
遠くから飛んできたのでしょう。

南崎でお弁当を食べている時に、すぐ近くに現れたオガサワラヒヨドリ。
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食べ終わると、どこかへ飛んでいきました。

港への道沿いに生えているパパイヤ。
よくメジロが群れていて、熟した実に穴を開けて食べています。
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道路横の林に、普通にバナナが実をつけている。
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道路を歩いていると、道に何やら点々と跡がついています。
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おそらく、アフリカマイマイの這った跡だと思いますが、なぜ点々なのか…
父島では見られなかったアフリカマイマイですが、母島ではたくさんいるのが見られます。

木にくっついているアフリカマイマイ。
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交尾中のアフリカマイマイ。
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カタツムリと同様に、外来種のアフリカマイマイも雄雌同体なので、どちらも産卵します。

普通の姿をしたカタツムリが、葉の上で何かの花を食べている?
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これもカタツムリ?
乳房山の山道で見つけました。
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小笠原にはカタツムリが約100種近くいて、そのほとんどが固有種で天然記念物という話です。
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by kou_shino | 2007-11-25 00:22 | 小笠原(16頁) | Comments(0)

小笠原紀行12 母島 小富士へ

母島3日目は、日本最南端の郷土富士、小富士へ行きました。

集落から南崎への舗装道路をブラブラと歩いていると、道路横の垂直の壁をオカヤドカリが登っておりました。
カタツムリの殻を借りているようですね。
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万年青(おもと)橋の手前から、森に囲まれた遊歩道へ。

この遊歩道でも、周りを観察していると、メグロが多くいるのがわかります。

しかしここでもメグロは木の蔭から蔭へ。
メグロの姿を撮れそうなのに、なかなか撮れず…

やがてすり鉢へ。小笠原でよく見かける赤土が露出しています。
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メグロが飛び回っている木がありましたので、しばらく立ち止まりましたが、なかなかうまく撮れません。
ピンボケのメグロ。
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正面からみると、変な顔。
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もう1日母島に滞在できたら、と思いつつ、木陰のメグロを後にして前進。
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南崎からみる小富士。
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小富士への道を進み、最後に梯子を登ると、しばらく茫然と目を奪われてしまう風景が現れました。
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心地よい風が吹いて、もう素晴らしい眺めです。

振り返れば、乳房山が見えます。歩いてきた道は森の中に隠れてわかりません。
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南崎を見下ろす。
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しばらく放心したように風景を楽しんで帰路へ。

遊歩道を歩き終わった所に、アサギマダラが飛んでました。
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アサギマダラはかなりの長距離を飛ぶと聞きますが、本土から飛んできたのでしょうか。

再び舗装道路へ出て、宿へ戻るべく歩いていると、道路横の草むらに何か黒い生き物がいる。
黒いキジのようにも見えましたが、母島にキジがいるわけはない。

よく見るとニワトリです。真黒な野ニワトリ。
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おそらくどこかで飼われていたニワトリが逃げ出したのでしょう。
よく見ると、ヒヨコが10匹ほどいます。

ヒヨコの色は黄色ではなく、真っ白と真っ黒のヒヨコが各5匹づつほどいました。
母島に野ニワトリがいるとは知りませんでした。

夜、再びグリーンぺぺを見に行きました。

すると、2日前に1つしか生えていなかった場所に、5つも生えていた。
そのうちの2個。
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シャッタースピードを1分半にしたせいか、柄の部分もうっすらと見えています。
いっぱい群生していたグリーンぺぺは前のままで変化なしです。

グリーンぺぺを見た帰り、星空を見に旧ヘリポートへ。
これまた、唖然とする星の数。イルカ座も見えました。
父島ではちょうど満月で、月の明かりが強く星空があまり見えなかったのですが、母島最終の夜にようやく小笠原ならではの星空を見ることができました。
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by kou_shino | 2007-11-20 17:58 | 小笠原(16頁) | Comments(2)

小笠原紀行11 母島 乳房山へ

小笠原諸島の中で、一番高い山が母島の乳房山。(標高462.6m)
遊歩道があり、誰でも登れるように整備されているので、登ってきました。

山頂をはさんでぐるりと一周できるコースで、登りの距離が短い左回りが一般的なのですが、
最初に目についた登山口に猫がいたので、ついつい右回りで入山しちゃいました。

歩き始めると、足元にアフリカマイマイがいるわいるわ。
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父島では全く見られなかったアフリカマイマイがたくさんいます。
父島で見たこの貝殻はすべてオカヤドカリでした。

他にも何か黒くて小さいのがいる。
カエルです。オオヒキガエルの幼体でしょうか。
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小さなカエルもたくさんいます。

木々を見上げると、小鳥が飛んできました。
メジロに…ウグイスに…、メグロ!

足を止めてじっとしていると、メグロが木々の間を急がしそうに動き回っているのが見られました。

しかし、暗がりから暗がりへと移動するので、なかなか写真が撮れません。
シャッターチャンスがあることはあるのですが、なかなかものにできません。

メグロを探しながら、上をキョロキョロと見ながら登っていると、グシャと何か踏んづけた。
やってしまった!たぶんアフリカマイマイを踏んづけた模様。
なるべく踏んだ跡は見ないようにして、前進。

固有種シマホルトノキ(島名コブノキ)の板根。
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ある程度の高さまで来ると、アフリカマイマイとカエルの姿は少なくなりました。

メグロはたくさんいるようで、実が生っていそうな木の近くで、ジッとしていると、かなり高い確率で見られます。
おそらくメジロのように、何羽かのグループで巡回しているのではないでしょうか。

メグロはメジロに比べると、あまり囀らず、スーッと近くの木に止まるようです。
囀っている群れはメジロの場合がほとんどです。

ようやく近くに来た、と思って撮ってみると。
ハシナガウグイスでした。
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前日もそうだったのですが、この日も乳房山に雲がかかっており、山頂は真白で何も見えず。
宿で作ってもらったお弁当を食べて、早々に下山。

山頂付近の固有種マルハチ、
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同じく固有種のタコヅルの赤い実。
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山頂付近で多く見られたオガサワラトカゲ。
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下って行くと、巨大なガジュマルの木のトンネルが。
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この日、メグロの撮影を何度か試みたのですが、なかなかうまく撮れません。
小さな野鳥を撮るのは、難しいです。

ブレ写真ボケ写真を量産してしまいましたが、ましなものを2点ほど。
母島諸島にしかいない固有種のメグロです。
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メグロは見るだけでしたら、結構たくさん見られました。
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by kou_shino | 2007-11-18 18:17 | 小笠原(16頁) | Comments(0)

小笠原紀行10 母島 初日

いよいよ母島へ近づいてまいりました。
空洞がある岩の島。
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似たような岩場は、小笠原ではよく見ます。

港に着いたとき、目に入ったのが白い鳥。
コサギにダイサギでしょうか、3羽ほどいます。
カモメも1羽いました。
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こんな所にシラサギがいる~と思いましたね。
他にゴイサギやカモもいました。

母島へ上陸。父島とは少し雰囲気がちがう気がします。
父島より少し田舎といった感じ。

町中に、パパイヤやバナナが当たり前のように植えてあります。
パパイヤの実にメジロが群れていました。
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メジロではなくメグロがいてくれるとありがたいのですが…

メグロは母島列島にしか生息していない固有種です。
しかし母島には多く生息しているという話です。

宿に着いたあと、メグロを探しに月が岡神社へ。
メグロは木が繁っている場所に現れるという話ですが…
現れた小鳥はメジロがほとんど。
あとは、ハシナガウグイス。

小笠原には、丸くて白い花を咲かせる合歓木、ギンネムがたくさん生えていますが、ギンネムにメジロがたくさん集まっていました。
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この日は静沢の森遊歩道を歩いて展望台へ。
夕陽を見ようと思いましたが、雲が多く日が沈む前に夕日見物を諦めました。

ハスノハギリの実がなっていました。
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海岸に降りてみると、崖にはたくさんのアオノリュウゼツランが生えています。
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母島で出会った最初のニャンコ。首に鈴を付けているので飼い猫です。
ヒヨドリの動向に夢中のご様子。
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夜、宿の方に、グリーンぺぺを見に行かないかと誘われて行ってみる事に。
車で20分ほどの場所には、お~光ってる光ってる。
グリーンぺぺだ。
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グリーンぺぺは夜光茸(ヤコウタケ)と呼ばれるキノコの一種。
真っ暗な中で初めて存在がわかるキノコです。
日中はほとんどわからないごく普通の小さなキノコらしい。

シャッタースピードは1分程。
真っ暗な森の中に鮮やかに光っています。しかし1個だけ。

こちらは?
何かボーッと光ってますが…
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これもグリーンぺぺ???

懐中電灯で照らすと、グリーンぺぺがびっしり生えていました。
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地元の方もこれだけ生えているのは珍しいとの事。

父島に比べると、かなり接近で見ることができます。
翌々日にもう一度見に行く事になりました。
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by kou_shino | 2007-11-17 18:40 | 小笠原(16頁) | Comments(1)

小笠原 グリーンアノール オカヤドカリ ツノメガニ

母島へ移る前に、父島の生き物を再び掲載します。

まずは、外来生物で厄介ものあつかいのグリーンアノール。
腫れぼったい眼に特徴があります。
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父島はもとより、母島にも生息。
村の道端から山の中まで、もういっぱいいますね。
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手でつかんでみました、本土のカナヘビと同じような感じです。
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手の中で体色が緑色から茶色に変わりました。

次は天然記念物のオカヤドカリ。
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アフリカマイマイの貝殻を得て、大きくなったオカヤドカリ。
触覚が伸びていて、顔は結構複雑。
目がハートの形に似ています。
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うちあげられた魚の死骸を貪るオカヤドカリ。
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大村海岸のオカヤドカリです。

ジョンビーチ近くのオカヤドカリ。
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アフリカマイマイの殻ではなく、小さな貝殻にヤドカリしていました。
アフリカマイマイの殻だと、体がすっぽり貝殻の中に収まりますが。
これでは、体の大部分が貝殻の外に残ります。

朝夕、大村海岸で見かけたツノメガニ。
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眼の上にツノがありますが、横に倒すと体にすっぽり収まります。
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波が来ると、足を踏ん張り波に流されまいとしているようですが、時々耐え切れずひっくり返ります。
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小笠原父島でよく見かけた生き物たちでした。
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by kou_shino | 2007-11-16 17:51 | 小笠原(16頁) | Comments(0)

小笠原紀行9 父島最終日、母島へ。

父島8日目。

いよいよ、母島に移動する日になりました。
父島最期の日です。
ははじま丸出港まで、二見港近辺をゆっくり散歩。

大村海岸の公園で、いつも飛んでいるイソヒヨドリ。
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同じく、オガサワラヒヨドリ。
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そして、一番多いメジロ。
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父島のニャンコともお別れです。
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上を見れば、空は青空。オガサワラノスリが舞っている。
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下には、オオハマボウの赤い花びらが落ちています。
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ビジターセンター裏の、ザトウクジラのモニュメント。
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中の骨は本物なのでしょうか。

港のトックリヤシモドキとかの植物に、なにやらプラスティックのケースが付いています。
環境省グリーンアノール駆除事業と書かれています。
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中を覗くと、干からびたグリーンアノールが1匹くっついていました。
ゴキブリホイホイならぬ、グリーンアノールホイホイです。

こんなもので、グリーンアノールが駆除できるとは思いませんが、おがさわら丸に近づくグリーンアノールの数を減らそうとしているようです。

ははじま丸に乗り込み、いよいよ母島へ出港です。
父島から母島まで、約2時間。

父島を離れる時に、千尋岩が見えます。
250mの断崖絶壁ですが、赤い岩場がハートの形に似ているので、別名ハートロックと呼ばれています。
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では、カツオドリに見送られて、母島へ。
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by kou_shino | 2007-11-15 18:06 | 小笠原(16頁) | Comments(0)

小笠原紀行8 父島 宮之浜周辺

父島7日目。

25時間かけての船旅の疲れもとれぬまま、睡眠不足で島内をグルグルと歩き回ったせいか、疲れがどっと出てまいりました。
このままでは、母島に渡った後ぐったり疲れて動きが取れなくなる。

ということで、この日は軽めに歩いてきました。

宮之浜への道の途中に、釣浜への遊歩道があるので、そちらに足を運びます。

昨日の雨のせいか、遊歩道沿いにキノコが多い。
マシュマロみたいな白いキノコ。ほこり茸の仲間でしょうか?
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小さな小鳥もチュンチュンと近づいてくるので、見ていると。これはオガサワラハシナガウグイス。
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メジロ程ではありませんが、結構近くまで寄ってきます。

この宮之浜近くの山には外来植物のモクマオウがすごく多く繁っています。
モクマオウの実。
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地面にはモクマオウの枯れた葉で一面覆われています。

釣浜展望台から、海の色はどこもすごくきれい。
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葉っぱの裏側が赤っぽいアカテツ。
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小笠原の森によくある木。この木があると、なんとなく紅葉しているように見えます。

トンボや蝶も飛んでいましたが、バッタもいました。
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目玉が飛び出ているような感じ。固有種なのかなあ?

ちなみに、父島で見た蝶はナミアゲハだけです。ナミアゲハはよく見かけました。

坂を下りて、宮之浜へ。
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モクマオウの木に、トックリ蜂の巣でしょうか。
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宮之浜の海岸。
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今回父島で、いちばん人が多かった海岸です。約6~7人かな。
シュノーケリングやサーフィンをしていた方は。

海岸の変わった植物。タコの足みたい。
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そういえば大村海岸にもありましたねえ。
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by kou_shino | 2007-11-14 18:19 | 小笠原(16頁) | Comments(0)

小笠原紀行7 父島 小港からジョンビーチへ

父島6日目。

朝から小雨が降る中、村営バスに乗って小港へ。
小港海岸の入り口から、中山峠への遊歩道に足を進めます。

小港海岸にそそぐ、八ツ瀬川の橋を渡り終わった所に、カギ付きの扉がある柵がある。
最初、新入禁止なのかと思ったら、野ヤギが海岸へ侵入しないための柵でした。

扉を越えて、山道を登ると、なんとなく獣の匂いが漂います。
かなり野ヤギの数が多い感じ。今まで見なかったハエが飛んでる。
「コーン、コーン」と音がするので見上げると、オスの野ヤギが2匹、角をぶつけ合っている。

野生化して風格さえ漂う、かっての家畜だった問題の野ヤギ。
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中山峠から見える山の上に野ヤギの群れがいるようだ。
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野ヤギは、ジョンビーチの近くにも多く群れており、遊歩道にも堂々と歩いている。
フンもかなり落ちている。

野ヤギに食べられた植物。
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硬そうな葉ですが、無残に食われております。

聟島は野ヤギのせいで草原化したので、すべての野ヤギを駆除したそうです。

中山峠まで登ると、小港海岸やコぺぺ海岸が一望できます。
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なんという美しいエメラルドグリーンの海でしょうか。

沖に岩場が見えますが、珊瑚礁になっているはずです。

反対側(ジョンビーチ方面)を振り向けば、これまた鮮やかなブルーの海が…
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奥の島は、南島です。

雨はやみましたが、空は曇り空。
これが晴天なら、もっと素晴らしい景色だったでしょう。

中山峠を下るとブタ海岸。
このあたり、メジロが群れをなして飛んでいます。

何でブタ海岸というのか不思議でしたが、聞くと戦後アメリカ兵が海岸で豚を飼っていたとの事。
もっと気の利いた名前をつけようという発想がなかったのでしょうか。

ブタ海岸に咲く、グンバイヒルガオ。ハマゴウも咲いていました。
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ブタ海岸を過ぎて、ジョンビーチへ。
ジョンビーチの手前にジニービーチへ続く崖があります。
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ロープを伝って下りる道ですが、荷物が多いのでジニービーチへは行きませんでした。

ジョンビーチに近づくと、足元をごそごそ這いまわるトカゲが多い。
オガサワラトカゲのようです。
それにブタ海岸にいたオカヤドカリは、アフリカマイマイの貝殻でしたが、ジョンビーチ付近で見つけたオカヤドカリはアフリカマイマイの殻ではなく普通の貝殻が多いよう。
偶然でしょうか。

ジョンビーチの海岸。
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砂浜と波の間に岩場があり、小さな魚やカニなどがいます。
岩場で食事中のカニ。
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砂浜に転がっていたヒロベソカタマイマイの半化石。南島にはたくさんあるらしい。
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1000年ほど前まで生息していたという、今は絶滅したカタツムリの殻です。
結構ちゃんとした形で残っているものですね。
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by kou_shino | 2007-11-13 18:24 | 小笠原(16頁) | Comments(0)

小笠原補足 おがさわら丸 深夜の出港

小笠原紀行、本日は休む予定でしたが、昨日の11月11日(日曜)ヤフーニュースに“航行中の「おがさわら丸」貨客船内で不審火5件”とういうニュースが流れました。

それで、「おがさわら丸」のちょっと珍しい深夜出港の事を思い出したので、ここに記載します。

小笠原へ行くには、旅行者が勝手に2泊3日とか4泊5日とかでは行けません。
なぜなら、今の時期ならば6日に1回しか行く便がないからです。

夏やゴールデンウィーク、正月前後は便が増えるようです。

今なら東京を出発すると、その日は船で1泊し、小笠原に3泊して、再びおがさわら丸で東京へ行く船で1泊。
つまり船2泊小笠原3泊が1航海の旅になります。

2航海の旅は、船2泊、小笠原10泊です。私の場合はこれです。

おがさわら丸は、小笠原父島を通常午後2時に出港します。

ところが、私が小笠原滞在4日目に出港する予定だったおがさわら丸は、台風の影響で午後10時出向に変更されました。
台風自体は、小笠原と東京の間を抜けていった模様ですが、波が高くなったのでしょう。

宿の方に聞くと、深夜のおがさわら丸の出港は珍しいとの事なので、見送りがてらに見に行きました。

深夜出港のおがさわら丸。
コンパクトデジカメの夜景モードで撮影。
e0035757_1975683.jpg

1~2コマ撮ったときに、ポッ、ポッ、と雨が降ってきたなあ、と思った瞬間。
ザッワァ~~~~~、ドバァ~~~~~、ブゥワ~~~~~、
と、えらい大雨。

スコールですねこれは。

宿の窓に、出かける時は窓を閉めてください、この島独特のスコールがあります、と書いてありましたが、こんなところでスコールにあうとは思いませんでした。

おがさわら丸の待合室に入ろうと、走り始めた時点でびしょ濡れです。
待合室で困りはて、宿に携帯で迎えに来てもらうように電話しました。

小笠原ではドコモとauしか使えない模様。ソフトバンクは現時点では小笠原で使用できません。
確実なのはドコモです、実際に使っていましたから間違いありません。

幸いに、宿の方も見送りに来るとの事なので一安心。
しかし実際に出港する時間には小雨になっていました。

何故か、ポリネシアン風の踊りで見送る島民の方々。
e0035757_1912487.jpg


ブレブレですが、出港していくおがさわら丸です。
e0035757_19181068.jpg

今回の航海は、おがさわら丸で2泊できるようです。
日曜日の夕方に東京に着く予定の便が、月曜の朝7時に東京着との事でした。
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by kou_shino | 2007-11-12 19:26 | 小笠原(16頁) | Comments(0)


主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。


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