伊勢参道本街道その5 天理から大和朝倉
遅くなりましたが、7月12日に伊勢参道本街道の続きです。
近鉄天理駅から、商店街を通り、街道へ向かいます。
街道から、少し外れた所に神社が見えたので、早速寄り道しました。
神明神社の境内に生えていた、まだ若いケヤキ。
神社によく寄るのは、神社自体に関心があるからではありません。
そこに鎮守の森があり、古木巨木に出会えるかもしれないからです。
道なりに歩いていくと、道路に妙な建物がありました。
なんでしょう、これも新たな路上鎮座物件か。
これはかって丹波市が、市場町として栄えた名残のアーケードのような屋根掛け建造物。
暗渠が見られるので、川沿いに市場があったもよう。
おそらく、道路が拡張された結果、道の真ん中に柱が並ぶ状態になったのでしょう。
信仰心系のものではなく、歴史保存系の鎮座物件です。
近くに市座神社がありました。
市場神社のクスノキ。
境内には、古墳の石棺の蓋に使われていた、という長方形の大きな石があります。
市場神社を出て、街道を進むと、田んぼにスクミリンゴガイの卵が。
スクミリンゴガイは、ジャンボタニシともいわれ、南米ラプラタ川流域に生息する淡水巻貝の一種。
食用として日本に持ち込まれましたが、需要が無く、主に西日本で野生化し、奈良ではよく見られます。
南に真っ直ぐ伸びていた道が、芭蕉の句碑がある小さな公園で、一度東に曲がります。
ちなみに、句碑には、「草臥れて 宿かる比や 藤の花」の句がありました。
少し進んで、再び南に。
ヒシが浮いている池があったので、覗いてみるとカイツブリのペアがいました。
茶色っぽく盛り上がっているところは、鳰の浮巣と思われます。
いくつか池が並んでいて、神社の横の池には、カメが多くいます。
池にいたアカミミガメとクサガメ。
隣の神社は、大和神社(おおやまとじんじゃ)といい、日本最古の神社の一つらしい。
参道横に生えていたエノキ。
ご祭神は日本大國魂(やまとおおくにたま)大神で、戦艦大和の艦内神社に分祀されたことにより、戦艦大和ゆかりの神社として有名らしい。
大和神社を後にして、歩いていくと、水路沿いの石仏が並んだ所に、斜めに生えた老木がありました。
木の根元には、ナラタケと思われる、キノコがたくさん生えていました。
少し歩くと、黒塚古墳の標識があったので、すこし寄り道します。
黒塚古墳は33面の三角縁神獣鏡が出土された、前方後円墳。
展示館を見学しました。
展示館前の桜の木の根元にあった粘菌の子実体、ドロホコリの仲間では。
再び街道に戻り、歩き出します。
池に張ってある網にとまるツバメ。
やがて、こんもりとした森が現れました。
卑弥呼の墓ではないか、という説もある箸墓古墳です。
宮内庁管轄なので、外から眺めるだけです。
道なりに進むと、周囲の建物より高い鳥居が見えてきました。
三輪大社の大鳥居です。
高さ32.2メートルで、日本で二番目に大きな鳥居だとか。
初瀬川に突き当たると、東に方向を変えます。
道沿いに生えていた、メハジキと、
ユリアザミ。
こちらは、初瀬川に生えていたガマ。
初瀬川沿いに進んで、ようやく近鉄大和朝倉駅に到着です。
近鉄天理駅から、商店街を通り、街道へ向かいます。
街道から、少し外れた所に神社が見えたので、早速寄り道しました。
神明神社の境内に生えていた、まだ若いケヤキ。
そこに鎮守の森があり、古木巨木に出会えるかもしれないからです。
道なりに歩いていくと、道路に妙な建物がありました。
これはかって丹波市が、市場町として栄えた名残のアーケードのような屋根掛け建造物。
暗渠が見られるので、川沿いに市場があったもよう。
おそらく、道路が拡張された結果、道の真ん中に柱が並ぶ状態になったのでしょう。
信仰心系のものではなく、歴史保存系の鎮座物件です。
近くに市座神社がありました。
市場神社のクスノキ。
市場神社を出て、街道を進むと、田んぼにスクミリンゴガイの卵が。
食用として日本に持ち込まれましたが、需要が無く、主に西日本で野生化し、奈良ではよく見られます。
南に真っ直ぐ伸びていた道が、芭蕉の句碑がある小さな公園で、一度東に曲がります。
ちなみに、句碑には、「草臥れて 宿かる比や 藤の花」の句がありました。
少し進んで、再び南に。
ヒシが浮いている池があったので、覗いてみるとカイツブリのペアがいました。
茶色っぽく盛り上がっているところは、鳰の浮巣と思われます。
池にいたアカミミガメとクサガメ。
参道横に生えていたエノキ。
大和神社を後にして、歩いていくと、水路沿いの石仏が並んだ所に、斜めに生えた老木がありました。
木の根元には、ナラタケと思われる、キノコがたくさん生えていました。
黒塚古墳は33面の三角縁神獣鏡が出土された、前方後円墳。
展示館を見学しました。
展示館前の桜の木の根元にあった粘菌の子実体、ドロホコリの仲間では。
池に張ってある網にとまるツバメ。
宮内庁管轄なので、外から眺めるだけです。
道なりに進むと、周囲の建物より高い鳥居が見えてきました。
三輪大社の大鳥居です。
高さ32.2メートルで、日本で二番目に大きな鳥居だとか。
初瀬川に突き当たると、東に方向を変えます。
道沿いに生えていた、メハジキと、
by kou_shino
| 2015-08-16 16:59
| 伊勢街道(6頁)
|
Comments(0)
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