ファーブルフォト ナナフシモドキの幼虫
大阪天保山へ、ツタンカーメン展を見に行きました。
黄金のマスクはありませんでしたが、黄金を施されたカノポスやスカラベの装飾品、黄金の短剣や象牙で作られた小型ゲーム盤などなど、興味深い展示がありました。
帰りにミュージアムショップで、装飾品のレプリカがないかと見にいったら、あまり気に入ったものがありません。仕方がないので、今回のツタンカーメン展とは関係がないようなスカラベのキーホルダーを一つ買っただけ。
ツタンカーメンメンという、袋入りのラーメンも売ってました。
インスタントラーメンにしては値も高く(315円)、こんなエジプトと何の関係もないラーメン誰が買うねん、と周囲をみたら、みなさんけっこう買っておられたようで…。
そんなワケで、週末は雑用でつぶしてしまい、何処へも行けなかった、今日この頃。
今月のファーブルフォトはナナフシモドキの幼虫です。
体長2cm程の茶色いエダナナフシ。
以前、エダナナフシの幼虫をファーブルフォトで覗きましたが、今回はナナフシモドキです。
とっても細くて、ヘナヘナと歩く姿がかわいい。
ナナフシモドキと、「モドキ」が名前に付いていますが、ナナフシのニセモノという意味ではなく、枝のニセモノという意味らしい。
よく似ているエダナナフシとの違いは、触覚の長さ。
エダナナフシは長いですが、ナナフシモドキの触覚は短いので、簡単に判別できます。
ナナフシモドキの体色は、緑色から茶色まで変異があるらしく、このナナフシモドキは茶色かな、と思ってました。
触覚が短いという以外は、見た目はエダナナフシとあまりかわりません。
自然界のナナフシモドキはほとんどがメス。
メスのみの、単為生殖で繁殖している昆虫です。
(ボルバキアとは、関係ないのでしょうか?)
幼虫の尾。
数日後、新鮮なサクラの葉っぱを与えると、よく食べはじめました。
葉を食べる所をアップで。
よく見ると、なんとなく緑色っぽくなってきたような。
緑の葉っぱにいるから緑色になったのかな。
この後、2週間ほどで一度脱皮をし、体色はさらに緑色になりました。
ナナフシモドキの幼虫は、葉の裏側でほとんど動かず、大変おとなしい。
たまに葉を食べ、フンをするだけ。
小さい時は、食べる量も少なく、葉がしおれてきたら交換するくらいで、スクスク成長します。
一度成虫になるまで見届けてみようかと、百金で買ったプラケースを改造して飼い始めました。
そして一ヶ月後。
体長も6cmを越え、そして完全に緑色に変わったナナフシモドキの幼虫。
あの小さく細く、たよりなかったナナフシモドキが見違えるようにたくましく育ってきました。
頭部にシワが入り、人相も変わってきた感じです。
幼虫の特徴でもある、脚の縞模様は残っていますが、頭部や体にあった黒っぽい模様は完全に無くなりました。
脱皮は、最初の一回しか確認していませんが、脱皮殻は食べてしまうそうなので、見落としていたのかも。
現時点の大きさから考えると、3~4回は脱皮しているはずです。
黄金のマスクはありませんでしたが、黄金を施されたカノポスやスカラベの装飾品、黄金の短剣や象牙で作られた小型ゲーム盤などなど、興味深い展示がありました。
帰りにミュージアムショップで、装飾品のレプリカがないかと見にいったら、あまり気に入ったものがありません。仕方がないので、今回のツタンカーメン展とは関係がないようなスカラベのキーホルダーを一つ買っただけ。
ツタンカーメンメンという、袋入りのラーメンも売ってました。
インスタントラーメンにしては値も高く(315円)、こんなエジプトと何の関係もないラーメン誰が買うねん、と周囲をみたら、みなさんけっこう買っておられたようで…。
そんなワケで、週末は雑用でつぶしてしまい、何処へも行けなかった、今日この頃。
今月のファーブルフォトはナナフシモドキの幼虫です。
体長2cm程の茶色いエダナナフシ。
以前、エダナナフシの幼虫をファーブルフォトで覗きましたが、今回はナナフシモドキです。
とっても細くて、ヘナヘナと歩く姿がかわいい。
ナナフシモドキと、「モドキ」が名前に付いていますが、ナナフシのニセモノという意味ではなく、枝のニセモノという意味らしい。
よく似ているエダナナフシとの違いは、触覚の長さ。
エダナナフシは長いですが、ナナフシモドキの触覚は短いので、簡単に判別できます。
ナナフシモドキの体色は、緑色から茶色まで変異があるらしく、このナナフシモドキは茶色かな、と思ってました。
触覚が短いという以外は、見た目はエダナナフシとあまりかわりません。
自然界のナナフシモドキはほとんどがメス。
メスのみの、単為生殖で繁殖している昆虫です。
(ボルバキアとは、関係ないのでしょうか?)
幼虫の尾。
数日後、新鮮なサクラの葉っぱを与えると、よく食べはじめました。
葉を食べる所をアップで。
よく見ると、なんとなく緑色っぽくなってきたような。
緑の葉っぱにいるから緑色になったのかな。
この後、2週間ほどで一度脱皮をし、体色はさらに緑色になりました。
ナナフシモドキの幼虫は、葉の裏側でほとんど動かず、大変おとなしい。
たまに葉を食べ、フンをするだけ。
小さい時は、食べる量も少なく、葉がしおれてきたら交換するくらいで、スクスク成長します。
一度成虫になるまで見届けてみようかと、百金で買ったプラケースを改造して飼い始めました。
そして一ヶ月後。
体長も6cmを越え、そして完全に緑色に変わったナナフシモドキの幼虫。
あの小さく細く、たよりなかったナナフシモドキが見違えるようにたくましく育ってきました。
頭部にシワが入り、人相も変わってきた感じです。
幼虫の特徴でもある、脚の縞模様は残っていますが、頭部や体にあった黒っぽい模様は完全に無くなりました。
脱皮は、最初の一回しか確認していませんが、脱皮殻は食べてしまうそうなので、見落としていたのかも。
現時点の大きさから考えると、3~4回は脱皮しているはずです。
by kou_shino
| 2012-06-17 20:21
| ファーブルフォト(105頁)
|
Comments(2)
主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
by kou_shino
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