大阪府 飯盛山から室池へ散策
日曜日に、大阪府東大阪の野崎から飯盛山~むろいけ園地を歩いてきました。
落語の「野崎詣り」や人形浄瑠璃の「お染久松」の舞台となった、野崎観音がある慈眼寺の本堂横がハイキングコースのスタート地点。
七五三でお参りに来ている家族連れを避けるように山の中へ。
所々に、赤く染まり始めている木もありますが、紅葉はまだまだこれから。
七曲がりの坂を過ぎたあたりに、コウヤボウキの花がチラホラ。
クルクル丸まった、細い花弁が面白い。
辻ノ新池の横を通り、FM局の送信所を過ぎ、楠木正行公の銅像が見えたら河内飯盛山です。
飯盛山山頂一帯には、南北朝時代に築かれた飯盛山城という山城があったらしいのですが、織田信長に攻められて廃城になったとの事。
楠公寺から、滝谷楠水の場を経由して、権現谷ハイキングコースへ。
谷沿いには、実を付けたヤブミョウガや、
斜面には、ヒメツチグリの仲間。
アザミの花も咲いていました。
キセルアザミかな?
権現谷ハイキングコースを進み、権現滝を過ぎてしばらく進むと、周囲が広がり室池にでます。
室池の手前にいた、派手な色合いをした30cm程のヘビ。
外国産のヘビか、と思うほどの体色です。
これは、ジムグリというヘビの子供、ジムグリは日本固有種です。
ジムグリ(地潜)というくらい、普段、地中や石の下に潜り込んでいるので、他のヘビほど姿は見られません。
見ていると、地面に開いた穴の中に潜り込んでしまいました。
派手な色は警告色かな、と思いましたが、ジムグリは毒を持っていません。
しかし、この色柄は触るとヤバイのでは、と思いました。
以前は、動物がもつ赤や黄色の毒々しい色を「警戒色」といっていましたが、最近は「警告色」というようです。
本来毒を持っていない生き物が、毒を持っているかのような警告色を持つ事を、べイツ型擬態という。
ジムグリの幼蛇はべイツ型擬態をしているのかな?
近くに咲いていた小さな花は、キッコウハグマ。
この花も、花弁の先がクルリと丸まって面白い。
一つの花にメシベが3つあるように見えますが、3つの花が集まって一つの花のように咲いています。
スズメウリもかなり多い。
カラスウリは、あちらこちらでよく見ますが、スズメウリを見るのは初めて。
実の大きさはスズメの卵くらいで、熟すと白っぽくなります。
室池の湿原にいた大きなアカガエル。
湿原はイノシシに荒らされて、見るも無残な姿。
室池からは、おおさか自然歩道のコース。
ふれあいの森から、ホタルがいると書かれたビオトープ田原の里山を抜けてバス停へ出ました。
落語の「野崎詣り」や人形浄瑠璃の「お染久松」の舞台となった、野崎観音がある慈眼寺の本堂横がハイキングコースのスタート地点。
七五三でお参りに来ている家族連れを避けるように山の中へ。
所々に、赤く染まり始めている木もありますが、紅葉はまだまだこれから。
七曲がりの坂を過ぎたあたりに、コウヤボウキの花がチラホラ。
クルクル丸まった、細い花弁が面白い。
辻ノ新池の横を通り、FM局の送信所を過ぎ、楠木正行公の銅像が見えたら河内飯盛山です。
飯盛山山頂一帯には、南北朝時代に築かれた飯盛山城という山城があったらしいのですが、織田信長に攻められて廃城になったとの事。
楠公寺から、滝谷楠水の場を経由して、権現谷ハイキングコースへ。
谷沿いには、実を付けたヤブミョウガや、
斜面には、ヒメツチグリの仲間。
アザミの花も咲いていました。
キセルアザミかな?
権現谷ハイキングコースを進み、権現滝を過ぎてしばらく進むと、周囲が広がり室池にでます。
室池の手前にいた、派手な色合いをした30cm程のヘビ。
外国産のヘビか、と思うほどの体色です。
これは、ジムグリというヘビの子供、ジムグリは日本固有種です。
ジムグリ(地潜)というくらい、普段、地中や石の下に潜り込んでいるので、他のヘビほど姿は見られません。
見ていると、地面に開いた穴の中に潜り込んでしまいました。
派手な色は警告色かな、と思いましたが、ジムグリは毒を持っていません。
しかし、この色柄は触るとヤバイのでは、と思いました。
以前は、動物がもつ赤や黄色の毒々しい色を「警戒色」といっていましたが、最近は「警告色」というようです。
本来毒を持っていない生き物が、毒を持っているかのような警告色を持つ事を、べイツ型擬態という。
ジムグリの幼蛇はべイツ型擬態をしているのかな?
近くに咲いていた小さな花は、キッコウハグマ。
この花も、花弁の先がクルリと丸まって面白い。
一つの花にメシベが3つあるように見えますが、3つの花が集まって一つの花のように咲いています。
スズメウリもかなり多い。
カラスウリは、あちらこちらでよく見ますが、スズメウリを見るのは初めて。
実の大きさはスズメの卵くらいで、熟すと白っぽくなります。
室池の湿原にいた大きなアカガエル。
湿原はイノシシに荒らされて、見るも無残な姿。
室池からは、おおさか自然歩道のコース。
ふれあいの森から、ホタルがいると書かれたビオトープ田原の里山を抜けてバス停へ出ました。
by kou_shino
| 2010-11-11 01:28
| 大阪府(75頁)
|
Comments(2)
主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
by kou_shino
ブログパーツ
- このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
検索
カテゴリ
全体接写(2頁)
ファーブルフォト(107頁)
小笠原(16頁)
山梨県(4頁)
石川県(4頁)
愛知県(6頁)
岐阜県(2頁)
三重県(14頁)
滋賀県(84頁)
京都府(117頁)
大阪府(102頁)
京都西山(45頁)
奈良県(66頁)
兵庫県(83頁)
和歌山県(9頁)
岡山県(2頁)
奈良盆地周遊型ウォーク(16頁)
京都一周トレイル(14頁)
おおさか環状自然歩道(25頁)
琵琶湖一周(18頁)
伊勢街道(6頁)
東海自然歩道(2頁)
猫(9頁)
花札(8頁)
干支(18頁)
その他(19頁)
タグ
昆虫(324)里山(237)
花・野草(237)
鳥類(197)
生物(117)
キノコ・粘菌(107)
実体顕微鏡(107)
哺乳類(88)
湖沼(86)
樹木(78)
風景(75)
公園・植物園(56)
河川(55)
植物(49)
海辺(38)
山(38)
シダ・コケ(29)
滝(29)
動物園・水族館(14)
森林(6)
最新の記事
武庫川から甲子園浜の野鳥 |
at 2024-02-28 22:16 |
奈良県 平城宮跡付近の野鳥 .. |
at 2024-02-14 23:45 |
三重県 安濃川河口のハマシギなど |
at 2024-01-31 23:19 |
三重県 安濃川河口のミヤコドリ |
at 2024-01-28 17:38 |
マクロレンズテスト 2 クワ.. |
at 2024-01-18 18:39 |
以前の記事
2024年 02月2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
more...
ブログランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
人気blogランキングへ
*****リンク*****
日の出日の入り
巨大動物図鑑
翡翠との出会い
大阪市立自然史博物館
滋賀県立琵琶湖博物館
骨董品買取・古美術やかた
-----------------------
掲載写真の無断使用はお断り致します。著作権放棄していません。
-----------------------
リンクはフリーです。
報告なしでもOK。
記事ランキング
フォロー中のブログ
琵琶湖から-3晴れ時々?日記
水・水・水 No.2
♪一枚のphotograph♪
ライフノート
SOLO*WALKER
銀色のピストルで
葦と棚田と自転車と、それ...
外部リンク
最新のコメント
川辺様 私もネット検索.. |
by kou_shino at 21:56 |
はじめまして. 庭のシ.. |
by 川辺孝幸 at 01:26 |
奈良公園 |
by 奈良公園 at 18:13 |
神尾美沙 |
by 北脇健慈 at 18:13 |
通りすがり様 コメント.. |
by kou_shino at 17:35 |
チュウサギ自体は珍しくな.. |
by 通りすがり at 14:41 |
佐伯勇 |
by 小笠原諸島 at 06:52 |
小笠原諸島 |
by 白川伸也 at 06:52 |
野洲川8 |
by 野洲川 at 18:38 |
阿部五郎 後藤祐乗 |
by 片山良庵 堀未央奈 at 18:37 |