大阪府 万博記念公園 小鳥見散歩
ベアゴスティー二から「週刊 野鳥の世界」という雑誌が発売されました。
第一巻は、バインダーがついて290円とお得なお値段。
野鳥の知識を得るのに、ちょうどよいかなぁ、と思っていたら、なんと100巻まで出るらしい。
100巻というと、付いていたバインダー10冊分です。
う~ん、置く場所が無い。
日曜日、天気が良くなりそうだったので、万博記念公園へ小鳥見散歩に行ってきました。
まずは、梅林から。
ここでは、梅の花に集まるメジロを探します。
ここの梅林、毎年来ていますが、一眼レフカメラを持っている人たち、年々増えてきているような気がします。
今年は、レフ板みたいな、丸いモノ持ってい人、結構いました。
すごいなぁ、気合い入っていますねぇ。
メジロたちも、人の熱気にたじろいでいるのではないでしょうか。
あまり、人が近づけない梅に来ていましたよ。
梅林を退散してブラブラ歩き始めます。
スズメ、ヒヨドリ、ハクセキレイの他、地面を歩きまわっている、ツグミや、
シロハラなどがよく見られます。
カラスも多い。
ハシボソとハシブトが同じ場所で、集まっていました。
ハシブトガラスも鼻の穴を隠すように羽毛が生えています。
まるで、鼻毛のみたい。
カラスも事は、今まであまり興味がありませんでしたが、鼻毛の存在に築いてから、少し興味を持つようになりました。
空中観察路「ソラード」に行くと、なんと工事中。
仕方がないので、カワセミが見られる池に行きました。
池の前では、超望遠レンズをセットした人たちが、ズラリと並んでいます。
少し、待っていると、すぐにカワセミが現れました。
こんなに近くまで並んで、大丈夫なのか、と思いましたが、カワセミは案外平気で小魚を獲る為のダイビングを繰り返します。
何度か、カワセミがダイビングする撮影に挑戦しましたが、駄目でした。
カワセミが、移動したので、こちらも移動。
ツバキの森へ。
ツバキの森も、メジロたちが花から花へ、花粉まみれになりながら飛び回っています。
クチバシ周りから、喉にかけて花粉まみれ。
鳥の足をよく見ると、関節が後ろに曲がっています。
人の関節(膝)は前に曲がるので、一見異様な感じがしますが、鳥の足も人の足も、基本的には同じ。
骨格標本なんかで見ると、鳥の膝も人と同じで前に曲がっています。
では、後ろに曲がっている部分は何だ、というと、あれは踵(かかと)なんですね。
人もつま先立ちすると、踵の部分は後ろに曲がっているようになります。
鳥の場合、つま先から踵までが発達し、膝はお腹に隠れて見えません。
鶴やフラミンゴなどは、つま先から踵までが異様に長い、という事になります。
逆にペンギンはとても短く、人に近い。
ちなみに「人鳥」と書いてペンギンと読むのは、立って歩くさまが人のようだから、という事らしい。
鳥に限らず、多くの動物は、つま先立ち歩きをしています。
むしろ、踵を地面につけて歩いている動物の方が少ない。
ネコも犬もつま先立ちで歩きます。
なぜつま先立ち歩きをするかというと、その方が走るとき速く走れるから、といわれています。
弱肉強食の自然界では、速く走ることが生き延びる事につながる。
いついかなる時でも、すぐに走れる態勢にはいれるように、つま先立ち歩きに進化したようです。
しかし、ここで疑問がわいてきます。
飛べる鳥は、走る必要がないのに、なぜつま先立ちなのか。
これは、翼をもつ前の、鳥の先祖がつま先立ち歩きをしていた、という事ですかね。
つまり恐竜も、つま先立ちで歩いていた。
恐竜の子孫が鳥になった、というのが現代の定説で、恐竜と鳥の骨格に共通点が多いらしい。
「恐竜は絶滅していない、鳥に姿を変え、現在も繁栄している」という話をよく聞きます。
小鳥たちを見る時も、こいつら恐竜の子孫なんだ、と思いながら見るのも面白いかも。
万博公園で見た、他の恐竜の子孫達は…
よく囀りながら、木から木へ飛び回るシジュウカラ。
こちらはビンズイでしょうか。
公園内でよく見かけるコゲラ。
これは…、アトリのオスですかね。
十数羽で、木の枝にとまっていた、カワラヒワ。
帰りに、国立民族学博物館によるつもりでしたが、午後から急に暖かくなり、疲れがどっとでたのでやめました。
第一巻は、バインダーがついて290円とお得なお値段。
野鳥の知識を得るのに、ちょうどよいかなぁ、と思っていたら、なんと100巻まで出るらしい。
100巻というと、付いていたバインダー10冊分です。
う~ん、置く場所が無い。
日曜日、天気が良くなりそうだったので、万博記念公園へ小鳥見散歩に行ってきました。
まずは、梅林から。
ここでは、梅の花に集まるメジロを探します。
ここの梅林、毎年来ていますが、一眼レフカメラを持っている人たち、年々増えてきているような気がします。
今年は、レフ板みたいな、丸いモノ持ってい人、結構いました。
すごいなぁ、気合い入っていますねぇ。
メジロたちも、人の熱気にたじろいでいるのではないでしょうか。
あまり、人が近づけない梅に来ていましたよ。
梅林を退散してブラブラ歩き始めます。
スズメ、ヒヨドリ、ハクセキレイの他、地面を歩きまわっている、ツグミや、
シロハラなどがよく見られます。
カラスも多い。
ハシボソとハシブトが同じ場所で、集まっていました。
ハシブトガラスも鼻の穴を隠すように羽毛が生えています。
まるで、鼻毛のみたい。
カラスも事は、今まであまり興味がありませんでしたが、鼻毛の存在に築いてから、少し興味を持つようになりました。
空中観察路「ソラード」に行くと、なんと工事中。
仕方がないので、カワセミが見られる池に行きました。
池の前では、超望遠レンズをセットした人たちが、ズラリと並んでいます。
少し、待っていると、すぐにカワセミが現れました。
こんなに近くまで並んで、大丈夫なのか、と思いましたが、カワセミは案外平気で小魚を獲る為のダイビングを繰り返します。
何度か、カワセミがダイビングする撮影に挑戦しましたが、駄目でした。
カワセミが、移動したので、こちらも移動。
ツバキの森へ。
ツバキの森も、メジロたちが花から花へ、花粉まみれになりながら飛び回っています。
クチバシ周りから、喉にかけて花粉まみれ。
鳥の足をよく見ると、関節が後ろに曲がっています。
人の関節(膝)は前に曲がるので、一見異様な感じがしますが、鳥の足も人の足も、基本的には同じ。
骨格標本なんかで見ると、鳥の膝も人と同じで前に曲がっています。
では、後ろに曲がっている部分は何だ、というと、あれは踵(かかと)なんですね。
人もつま先立ちすると、踵の部分は後ろに曲がっているようになります。
鳥の場合、つま先から踵までが発達し、膝はお腹に隠れて見えません。
鶴やフラミンゴなどは、つま先から踵までが異様に長い、という事になります。
逆にペンギンはとても短く、人に近い。
ちなみに「人鳥」と書いてペンギンと読むのは、立って歩くさまが人のようだから、という事らしい。
鳥に限らず、多くの動物は、つま先立ち歩きをしています。
むしろ、踵を地面につけて歩いている動物の方が少ない。
ネコも犬もつま先立ちで歩きます。
なぜつま先立ち歩きをするかというと、その方が走るとき速く走れるから、といわれています。
弱肉強食の自然界では、速く走ることが生き延びる事につながる。
いついかなる時でも、すぐに走れる態勢にはいれるように、つま先立ち歩きに進化したようです。
しかし、ここで疑問がわいてきます。
飛べる鳥は、走る必要がないのに、なぜつま先立ちなのか。
これは、翼をもつ前の、鳥の先祖がつま先立ち歩きをしていた、という事ですかね。
つまり恐竜も、つま先立ちで歩いていた。
恐竜の子孫が鳥になった、というのが現代の定説で、恐竜と鳥の骨格に共通点が多いらしい。
「恐竜は絶滅していない、鳥に姿を変え、現在も繁栄している」という話をよく聞きます。
小鳥たちを見る時も、こいつら恐竜の子孫なんだ、と思いながら見るのも面白いかも。
万博公園で見た、他の恐竜の子孫達は…
よく囀りながら、木から木へ飛び回るシジュウカラ。
こちらはビンズイでしょうか。
公園内でよく見かけるコゲラ。
これは…、アトリのオスですかね。
十数羽で、木の枝にとまっていた、カワラヒワ。
帰りに、国立民族学博物館によるつもりでしたが、午後から急に暖かくなり、疲れがどっとでたのでやめました。
by kou_shino
| 2010-02-24 18:44
| 大阪府(75頁)
|
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主に関西の自然を散策しながら、出会った生き物や風景の写真と、ファーブルフォトで撮った顕微鏡写真のアルバムです。
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