滋賀県 伊香立から仰木 棚田と秋の小さな花
実は先週、金勝アルプスでカメラを岩にぶつけ、レンズの保護フィルターを破損してしまいました。
長い間使いっぱなしの一眼デジカメ(D200)本体も、小さな破損や汚れが目立ってきたので、この際一度メーカーに見てもらおうと、標準ズームレンズ共々オーバーホールに出してきました。
そんなワケで、今回はサブカメラを使用することになったので、原付スクーターで出かけることに。
スクーターで行くのは、嵯峨越畑から池尻へ行った時以来2回目ですが、実は8月始めにも能勢方面へ行っています。この時は、野間の大ケヤキで子育てをしているアオバズクを見る予定でした。
しかし、せっかく行ったのにアオバズクは巣立った後とみえて、1羽も見ることはできず。
地元の方に聞くと、1週間前まで親子6羽が枝に並んでいるのを見られたようですが、どうも今年は巣立ちがやけに早かったらしい。
仕方がないので、にほんの里100選に選ばれた黒川から長谷の棚田をぐるっと回って帰ってきました。
この時は、ほとんど写真は撮らなかったので、ブログには載せていません。
今回は、嵐山から北大路通りを経て、鯖街道を北上し途中トンネルの手前から滋賀県側へ。
すぐに山裾に広がる棚田が見えてきました。
近くの藪で、カラスウリのしぼんだ花がたくさん見られました。
カラスウリの花は、日が沈んでから咲きだし、日が昇るとしぼんでしまうので、なかなか咲いている状態を目にすることができません。
しぼんだ花に混じって、いくつかカラスウリの実もぶら下っていました。
たくさんしぼんだ花があるので、1つくらい咲いているのはないかいなぁと探してみると…
一つだけまだしぼみきっていない花がありました。
夜の間は、糸状の部分はもっとまっすぐに伸び広がっているようです。
この糸状の部分は、受粉の為に夜行性の蛾等を引き寄せる効果があるらしい。
今度、カラスウリの種を持って帰って、家で植えてみようかな。
畔で見かけた黄色いマメ科の花。
竜骨弁がねじれていて、花びらの形がどうなっているのか分かりにくい花です。
ノアズキの花もよく似ていますが、葉っぱの先端が尖っているので、たぶんヤブツルアズキの花。
ヤブツルアズキは、アズキの原種という説と、アズキが野生化したという説があるようです。
別の植物に巻きついているのは、ツルマメの花かな。
ツルマメは大豆の原種といわれています。
こちらは、あちこちでよく見かける、ヘクソカズラの花。
ヘクソカズラは、漢字でかくと「屁糞葛」
名前の通り、悪臭がしますが、これも昆虫を集めるためではないでしょうか。
悪臭を放つ花は他にもありますからね。
ちなみに、別名サオトメバナといわれているようです。
棚田の中をスクーターでトコトコ進んでいくと、たくさんのトンボが見られました。
畦に咲いていたアキノタムラソウ。
棚田の中を南下して行くと、いつのまにか仰木地区へ。
山沿いの道を進むと、どんどんと山の中に入ってしまうので、その度に後戻り。
山沿いの道で見つけた、ボタンズルの花。
仰木の棚田といえば、馬蹄形の棚田。
前回、歩いて訪れた時に見た風景を目安に、馬蹄形の棚田を探すも、なぜか同じ場所を何度もグルグルとまわり、なかなかたどりつけません。
まるで狐に騙されたように、4回同じ所を廻ってしまった。
ふと藪を見ると、ヘクソカズラに似た赤い花を見つけた。
どうやらこれは、ヘクソカズラの赤花というヤツではないでしょうか。
少し高い場所にあったので、匂いは嗅げず、というかあまり嗅ぎたくない。
棚田の土手には、他の草に埋もれるようにキツネノマゴが咲いています。
ようやく馬蹄形の棚田に到着。
しばらく休んでから帰路へ。
帰りは、さらに南下し、南滋賀から山中越を抜けて京都へ戻りました。
長い間使いっぱなしの一眼デジカメ(D200)本体も、小さな破損や汚れが目立ってきたので、この際一度メーカーに見てもらおうと、標準ズームレンズ共々オーバーホールに出してきました。
そんなワケで、今回はサブカメラを使用することになったので、原付スクーターで出かけることに。
スクーターで行くのは、嵯峨越畑から池尻へ行った時以来2回目ですが、実は8月始めにも能勢方面へ行っています。この時は、野間の大ケヤキで子育てをしているアオバズクを見る予定でした。
しかし、せっかく行ったのにアオバズクは巣立った後とみえて、1羽も見ることはできず。
地元の方に聞くと、1週間前まで親子6羽が枝に並んでいるのを見られたようですが、どうも今年は巣立ちがやけに早かったらしい。
仕方がないので、にほんの里100選に選ばれた黒川から長谷の棚田をぐるっと回って帰ってきました。
この時は、ほとんど写真は撮らなかったので、ブログには載せていません。
今回は、嵐山から北大路通りを経て、鯖街道を北上し途中トンネルの手前から滋賀県側へ。
すぐに山裾に広がる棚田が見えてきました。
近くの藪で、カラスウリのしぼんだ花がたくさん見られました。
カラスウリの花は、日が沈んでから咲きだし、日が昇るとしぼんでしまうので、なかなか咲いている状態を目にすることができません。
しぼんだ花に混じって、いくつかカラスウリの実もぶら下っていました。
たくさんしぼんだ花があるので、1つくらい咲いているのはないかいなぁと探してみると…
一つだけまだしぼみきっていない花がありました。
夜の間は、糸状の部分はもっとまっすぐに伸び広がっているようです。
この糸状の部分は、受粉の為に夜行性の蛾等を引き寄せる効果があるらしい。
今度、カラスウリの種を持って帰って、家で植えてみようかな。
畔で見かけた黄色いマメ科の花。
竜骨弁がねじれていて、花びらの形がどうなっているのか分かりにくい花です。
ノアズキの花もよく似ていますが、葉っぱの先端が尖っているので、たぶんヤブツルアズキの花。
ヤブツルアズキは、アズキの原種という説と、アズキが野生化したという説があるようです。
別の植物に巻きついているのは、ツルマメの花かな。
ツルマメは大豆の原種といわれています。
こちらは、あちこちでよく見かける、ヘクソカズラの花。
ヘクソカズラは、漢字でかくと「屁糞葛」
名前の通り、悪臭がしますが、これも昆虫を集めるためではないでしょうか。
悪臭を放つ花は他にもありますからね。
ちなみに、別名サオトメバナといわれているようです。
棚田の中をスクーターでトコトコ進んでいくと、たくさんのトンボが見られました。
畦に咲いていたアキノタムラソウ。
棚田の中を南下して行くと、いつのまにか仰木地区へ。
山沿いの道を進むと、どんどんと山の中に入ってしまうので、その度に後戻り。
山沿いの道で見つけた、ボタンズルの花。
仰木の棚田といえば、馬蹄形の棚田。
前回、歩いて訪れた時に見た風景を目安に、馬蹄形の棚田を探すも、なぜか同じ場所を何度もグルグルとまわり、なかなかたどりつけません。
まるで狐に騙されたように、4回同じ所を廻ってしまった。
ふと藪を見ると、ヘクソカズラに似た赤い花を見つけた。
どうやらこれは、ヘクソカズラの赤花というヤツではないでしょうか。
少し高い場所にあったので、匂いは嗅げず、というかあまり嗅ぎたくない。
棚田の土手には、他の草に埋もれるようにキツネノマゴが咲いています。
ようやく馬蹄形の棚田に到着。
しばらく休んでから帰路へ。
帰りは、さらに南下し、南滋賀から山中越を抜けて京都へ戻りました。
by kou_shino
| 2009-08-31 18:47
| 滋賀県(70頁)
|
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